平本 賢
第4技術部 / 2015入社
5月からプロジェクトマネージャーという新しいポジションで活躍されている平本さん。これまではシステムエンジニアとして設計、開発、テストを担当していたが、新しいポジションでの仕事には大変さとやりがいがあると言います。そんな平本さんにインタビューしてきました!
「この仕事は絶対に無くならない」と選んだシステムエンジニアの仕事。
ーー昔からエンジニア志望だったんですか?
中学生くらいの時に周りからは理系だと言われていました。それで漠然と自分は理系の人間なんだと思っていて。それで就職活動をする際も、理系の業界で検討していました。実際、理系の業界って、どういう仕事があるのか探してみました。どの分野も流行り廃りがあると思うんですが、「人の役に立つ」という部分でも「今後の業界の発展」という観点で見ても、この仕事が世の中から無くなることはないと思ってシステムエンジニアの世界に入りました。
ーー全く未経験のところから業界に入るのに不安はなかったですか?
もちろん不安はありました。学校でプログラミングの勉強などはしませんでしたし、全くの未経験で本当に出来るかなと思っていたんですが、入社後は先輩によるプログラミング研修があり、未経験なりに精一杯勉強しました!研修中は空いた時間に課題を出してもらったり、講義の復習をしたりと、先輩たちにはかなりサポートしてもらいました。
ーープロシードに入社後はどんな仕事をしてきたんですか?
今年で入社6年目になるんですが、2年目から今年の3月まではずっと電子決済のシステムを開発していました。プロジェクトへ参画した当初はシステムの評価を担当しました。評価を行うことで、システムの全体像がつかめ、自分が担当するサービスがどんなシステムなのか、どうやって使うのか、誰に使ってもらいたいシステムなのかが、だんだん理解することができました。サービスをリリースしてからは、新機能の設計、開発、テストを一貫して担当するようになりました。初めて経験することも多く、何度も何度も先輩に質問したり、フォローしてもらったのを覚えています。特に苦労したのは電子決済システムは今でこそ主流になって来てますが、その時はまだまだ普及する前という感じで、さらに、電子決済システムのバックヤードについては複雑な仕組みになっており、理解を深めるのに苦労しました。また設計や開発においても、プロジェクト特有のフレームワークを利用しており、使用するフレームワークの特色やサービスの概要を理解したうえで、バランスを保ちながらシステムを構築していくのも大変でしたね。
ーーどうやってそれを乗り越えて来られたんですか?
本当にコツコツ小さいことを勉強して覚えていくことでした。過去のドキュメントを何度も読み返したり、設計書や議事録など、残っている資料はかなり読み込みました。自分のわかる範囲で勉強進め、先輩やプロジェクトのメンバーに教えてもらって少しずつ理解を積み重ねていきました。最初は先輩におんぶに抱っこ状態でしたが、なんとかやっているという感じでした。気が付いた時には、教わる側から、教える側にいつの間にかなっていました。今までとは違って人に教える事で、自分の理解が足りない部分が解ったり、さらに深く理解できるようになりました。何事も本当に小さい積み重ねだったと思います。
それと、そのプロジェクトでは設計→開発→テストを担当していたので、その中でPDCAまわし、同じ工程でも前回の反省点を踏まえて進めることで、だんだんと力がついていったように感じます。
ーー力がついたと感じる時はどのような時ですか?
力がついたと感じたのは別のプロジェクトに参画した時ですかね。それまでは、同じプロジェクトに長く参画していたので、システムへの理解が深まっており、悩むことも少なくなってきていました。長く同じプロジェクトにいるので、そうなるのも、当然ですので、新しいプロジェクトへの参画は心配でもあり、楽しみでもありました。そうした中、新しいプロジェクトで、自分でも驚くほど、担当する作業がスムーズに進んだ際に「あれ?もしかして俺仕事できるようになった?」と感じました!
これまで他の現場数が多くはなかったので、自分の力量もどのくらいあるのかわかっていませんでした。ですが、その開発をやってみて、設計や、開発スキルだけではなく、クライアントとの打ち合わせの進行や調整、仕様の理解など、さまざまな力が身についてると実感できました。自分のスキルが通用したって感覚があったのはとても嬉しかったですね。
ーー今はどんな仕事をされているんですか?
5月から新しく証券会社のシステムに関わっているのですが、初めてプロジェクトマネージャーを任されています。現在は管理だけではなく、要件定義を進めているところです。これまでとは、ガラッと担当する作業も変わり、今めちゃくちゃ大変です(笑)
経験したことのない上に業界としての知識やルールを勉強していかないといけません。プログラミングを始めた時も大変だったので、まただんだん慣れていくだろうと思いながら頑張っています。
ーー平本さんから見てプロシードってどんな会社ですか?
プロシードはとにかくアットホームな会社ですね。社員同士でギスギスすることもないですし、偉い人が上から言ってくるということもありません。そう言った意味ではすごく過ごしやすい会社だと思います。僕は土日は野球をしているんですが、プロシードの先輩に誘われて人数合わせでいくなんてこともありましたよ。相手のチームに会社のメンバーが混じっていたなんてこともありました(笑)
ーー仕事のやりがいってどんなところですか?
そうですね。自分のつくったものが世の中に出て一般のユーザーが使ってると実感した時の達成感が何より嬉しいです!実際に自分が作ったシステムが世の中に出ると、良くも悪くも世間の人の反応が返ってきます。それを見て世の中に影響しているんだなぁと思うと達成感とやりがいを感じますね。
ーー最後に、今後のヴィジョンについて教えてください
今まで僕もたくさん先輩に教わって来ているので、今度は助けを求められたら引っ張っていったり助言を出来るような先輩になりたいですね。そうなれるように今も新しいポジションで大変な時期ではありますが頑張って行こうと思います。