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【2021年版】タイ就職/転職の最新事情(日本人現地採用の給料相場も公開)

サワディーカップ。

これからタイ就職/転職を目指そうと考えている方が「ココは抑えておいた方がいいポイント」について、タイでの日本人紹介歴8年の人材紹介会社アデコタイランドの前田さんに話を聞きました。

これからタイ就職/転職を目指す方は、ぜひ最新の動向をキャッチしておきましょう!

今回インタビューした人
前田さん
アデコタイランドの日本人部門マネージャー。タイでの日本人紹介1本で約8年間の経験を有し、アデコのグローバルアワードでも毎年表彰を受けるほどの実績を持つ。求職者一人一人に真正面から向き合うことをモットーとする。

目次

  1. なぜタイ就職/転職は日本人に人気なの?
  2. タイで就職/転職したら、日本人現地採用の給料相場はどのくらい?
  3. 実際タイで就職/転職できるの?(日本人現地採用の最新状況)

なぜタイ就職/転職は日本人に人気なの?

ー タイってずっと日本人に人気な国ですけど、これってなぜなんでしょうか?

前田:

現在タイ在住の日本人は7万5千人を超え、在留邦人数は世界で4位に位置しており、タイは長きにわたり日本人にとって住みやすい環境だといえます。(外務省:海外在留邦人数調査統計2019年版)

タイに住んでいる日本人と話をしていてる中で感じる理由は大きく二つあり、

一つ目は、文化/宗教の側面。

“微笑みの国” と言われる通り、おおらかでフレンドリーな国民性が最大の良さではないかと思います。外国人に対しても親切で、海外の文化にもオープンな国民性というのがあると思います。それに、ベースとしては親日国でもあり、日本に対しては良いイメージを持っている方が多いですね。

二つ目は、生活環境の良さ

近年のバンコクは、日本人が生活をしていく上で必要なインフラはほぼ整っていると言えます。生活に必要なものは基本何でもそろう、日本食含め食事のオプションも豊富。不便を感じるところは、交通渋滞と雨季の冠水といったところくらいではないかと思います。就職をする以前に、その国に住むわけですから、やはりこういった生活のしやすさをベースにタイを選ぶ人が多いのも頷けます。

ー なるほど。ちなみにタイに就職したい日本人ってどんな人が多いんですか?

前田:

シンプルに、「タイが好き、タイに住みたい」という方が多いですね。旅行などでタイに来たことがあり、国自体に魅力を感じている方が多いのではないかと感じます。

あとは、海外就職/海外キャリアの一歩目としてタイ就職を選ぶパターンも多いですよね。主に生活や文化面でのハードルの低いところもタイの魅力。漠然と海外で働きたい人が、まずは一歩目の起点をタイにし、海外キャリアを作っていくというのは良い選択だと思います。

タイで就職/転職したら、日本人現地採用の給料相場はどのくらい?

ー 海外で働く上で気になるのってやっぱり給与水準ですよね。ちゃんと生活していけるか不安な方は多いと思うんですよね。

前田:
日本からタイでの就職/転職となると、当然ながら給与というのは国の物価と比例するので、日本と比べると相場は落ちるのが一般的です。タイで日本人を雇用する際の最低給与額は5万バーツ(約18万円)というのが一般的です。

実際に見ていただくのがわかりやすいと思います。以下はアデコタイランドがまとめた日本人のサラリーガイド(2020年版)です。例えば営業や事務(バックオフィス)系のポジションだと、経験年数5年未満のスタッフレベルだとスタートは5〜6万バーツ(約18〜21万円)の求人が多く、そこに語学やプラスの経験やスキル、または会社の業態によって上乗せされていくイメージです。

©︎アデコタイランドサラリーガイド(2020年版)
©︎アデコタイランドサラリーガイド(2020年版)
©︎アデコタイランドサラリーガイド(2020年版)

ただし、これは現地水準で見ると低いかというと決してそんなことはないんですね。この金額はタイ人の管理職クラスの給与額であることが一般的です。仮にスキルや経験がなかったとしても、日本人というだけでこの給与が出ることを考えると、決して低いものではないという見方もできると思います。

それでも日本の水準と比べてしまう場合は、収入額だけではなく、「可処分所得」で見るという考え方もあると思います。例えば、日本にいる時と比べ収入は減ったけど、「生活の満足度は上がった」とか「貯金額が増えた」なんてパターンもよく耳にしますよ。

ー それ、よくわかります。貯金額だけでなく、生活の満足度も上がった気がしますね!

実際タイで就職/転職できるの?(日本人現地採用の最新状況)

ー 他の国と比較した場合の、タイで多い職業は?

前田:
前提として、年齢、語学力(英語/タイ語)、スキルや経験にもよります。

中でもタイで最もポジションが多いのは、法人営業ですね。そしてタイの場合、未経験であって採用される可能性が高いのがこの営業の仕事です。専門知識や営業経験がなくても、しっかり日本人とコミュニケーションが取れることが意外と大事なんですね。なので、人柄次第で採用されるケースも結構多いんです

あとは、経理や人事といったバックオフィス系のポジションも多いですし、IT系のエンジニア、あとはカスタマーサポートやオペレーターといったポジションもあります。

ー これからタイ就職した人に向けて、ズバリ、今のタイ就職/転職の状況はどうですか?

前田:
全体的にタイの景気はあまり良くなく、就職の難易度は以前よりも高くなってきたといえます。いわゆる「買い手市場」ですね。

ー でも、未経験での就職も比較的しやすくなっていると聞きますが?

前田:
はい。これは裏を返せば、スキルや経験よりも、人柄や、どれだけタイに順応しているかを重要視しているということでもあるわけです。そういった意味でも声を大にして言いたいのは、「まずは海外あるいはタイで働いたという経験を作ること」が非常に大切だということです。そうすることでこれからタイで転職する際も、別の国で就職する際も海外で働いた経験が有利になるからです。

ー 1回出てきたら選択肢が大きく広がるわけですね。

前田:
そうです。一方でタイや海外で働きたいけど、なかなか良い就職先が決まらず、転職活動が長期戦化したり、そもそも実現できない人も実はたくさんいます。その要因の一つとして、最初からあれもこれも求めてしまって、ハードルを上げてしまっていることがあります。

悩んでしまう場合は、仕事を選ぶ上で大切なことをいくつかリストアップして、順位付けしてみることをオススメします。

ー 優先順位をつけるのはなにごとにも大切ですね。

前田:
あとは、考えすぎる前に小さくてもいいから動いてみることが重要だと思いますね。

例えば、海外の人材紹介会社に登録してより具体的なイメージを持つ、海外経験のある人に話を聞いてみる、もしくは時間があれば実際に現地に足を運んで感覚を確かめてみる等、動きながら自分の五感を刺激することで、「海外で働くこと」の優先順位も自ずと見えてくるのではないかと思います。

ー 今日はありがとうございました!

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