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ケニアで社会課題に取り組む!国際協力とビジネスのアプローチの違いを学ぶ!【アクセルアフリカ インターン記 vol.1 】

アクセルアフリカはケニアを拠点に日系企業のアフリカ進出サポートや現地での事業開発のご支援をしています。

弊社では現在、ケニア現地で私たちと一緒に働いてくれるインターンを募集しています!

今回は初の試みでケニアでインターンとして活動してくれたこころさんにインターン記を執筆いただきました。

1.自己紹介

はじめまして!アクセルアフリカで10月から12月までインターンをしていました古川こころと申します。現在は大学を1年間休学して、海外インターンに参加しています。大学では、社会学や平和構築を学んでいます。

過去には、フィリピンでフェアトレード事業を進めているNPOでインターンをしていました。また、現在は、ケニアで職業訓練や刑務所内での社会復帰支援を行っているNPOでのインターンを並行して行っています。

2.AXCELでインターンを志望した理由

社会課題に対してビジネスの分野からどのように関われるのかを模索したかったからです。

これまではNPOでインターンをしていたため、支援という形で社会課題に関わっていました。しかし、そのアプローチでは、寄付や短期的な事業運営に依存するため、支援の持続性を担保するのが難しいという課題に直面しました。

また、その数年で現地の人が事業を持続的に運営できるようになることも難しく、目標達成には時間がかかることが多かったです。

そこで、現地の人々が定期的に収入を得ることができるビジネスのアプローチが、最終的には社会課題に対するインパクトが大きいのではないかと考えました。

ただ一方で、ビジネスが介入できない領域も存在するのではないかと考えています。そこで、社会課題に対するビジネス的な解決策と、支援的な解決策の違いについて理解し、より効果的なアプローチを見つけたいと思い、このインターンに応募しました。

3.担当業務

現在はコンサルティングサービスを担当しています。主に、ケニア市場への進出を目指す日本企業向けに事前調査を行ったり、イベントの運営補助をしたりしています。

インターン期間中は、特に、日本人が経営するファッションブランドが主催するコンペティションの準備に注力してきました。また、日本人向けにアフリカ関連のニュースをピックアップして発信する作業や、ケニアに関するフリーペーパーの作成も担当しています。

4.インターンを通して学んだこと

特に、仕事に対する取り組み方と、ビジネスで取り組むことができる社会課題に関する学びが深まりました。

まず、仕事に対する取り組み方について、代表の横山さんや先輩インターン生の方々から、“目の前のことに一生懸命取り組めない人間が遠い目標を語っても、ただの机上の空論でしかない”と教わり、常に目の前の仕事がどんな意味を持つのかを考え続けることの重要性に気づかされました。

2つ目のビジネスと社会課題については、ビジネスで関わることができる社会課題にはやはり限界があるということを実感しました。

例えば、紛争解決や紛争後の社会復興支援という領域では、ビジネスで解決することは難しい点があります。ソーシャルビジネスなどのアプローチは社会的な面とビジネス的な面の両立を求められ、そのバランスを保つのは予想以上に厳しいと感じました。

5.インターンに応募しようか迷っている方へ

アクセルアフリカのメンバーは、ケニア人も日本人もみんな優しくて、とても賑やかな人達です。自分から積極的に関わる姿勢があれば、学ぶことは無限にあります。

ケニアという今まで恐らく関わったことがないであろう土地に来るのは不安も大きいかもしれませんが、自分が思っている以上に得られるものは大きいです。

もし今迷っているのなら、是非一歩踏み出して応募してみてください!



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