未経験から始まったコンサルタントの道。「まずは知ってもらうこと」から始める、等身大の挑戦——Aさんインタビュー
人事評価制度やジョブ型雇用といった言葉を耳にする機会が増えてきた昨今。ですが、地方ではまだまだその意味が浸透していないのが現実です。そんな中、「知ってもらうこと」を第一に活動を続ける若手コンサルタント・Aさんにインタビューを実施。未経験からコンサルタントとしてのキャリアをスタートした彼女が、入社1ヶ月、2ヶ月、そして現在に至るまで、どのように仕事を捉え、成長してきたのか。そのリアルな声をお届けします。
Q1. まずは入社当初、どんな気持ちでこの仕事をスタートされたのか教えてください。
Aさん:最初はやっぱり不安でしたね。コンサルタントって、なんとなく難しそうなイメージがありましたので、自分にできるのかなってすごく思っていました。
ただ、今振り返ってみると、社内にカリキュラムのような明確な教育制度があったわけではないんですが、上司や先輩が本当に手厚くフォローしてくれて。案件に同席させてもらったり、実際のコミュニケーションの場面で気をつけることを教えてもらったり、そういった実践の場が多かったんです。
真似をしてみたり、フィードバックを受けて修正したりということを繰り返していく中で、いつの間にか自分もできるようになっていたな、というのが正直な感想です。
Q2. 入社して最初の1ヶ月はどんな業務をしていたんですか?
Aさん:大きく分けて5つあります。
1つ目は、上司や先輩からのレクチャーです。 業界のこと、サービスのこと、お客様のことなどをZoomや対面で教えていただく勉強会がありました。
2つ目は、営業の場に同席させてもらうこと。 最初は見ているだけでしたが、少しずつ話す機会ももらって、終わったあとには振り返りをして改善点を教えてもらうという流れでした。
3つ目は、既存のお客様との打ち合わせに同席すること。 事前に上司とすり合わせをして、お客様にどんなサポートが必要かを確認しながら進めていきました。
4つ目は、パートナー企業との関係構築。 「一緒に何かできませんか?」「こういう課題がある企業があればご紹介ください」といった形で、提携のきっかけをつくる活動をしていました。
5つ目は、過去に失注した企業へのアプローチ。 セミナー参加者や、以前アプローチして受注に至らなかった企業に再度コンタクトを取って、改めて話を聞いてもらうような営業活動をしていました。
この1ヶ月は、学びとOJT、そして実践を繰り返しながら、少しずつ自分の案件をつくっていく、そんな期間だったと思います。
Q3. 印象に残っているエピソードや、上司や先輩からのフォローでありがたかったことはありますか?
Aさん:入社前は「人事系のコンサルタントって、知識がすごく必要な仕事なんだろうな」と思っていたんです。
でも実際に入社してみると、もちろん知識は必要なんですが、上司や社長から「生成AIを活用して、効率的に仕事を進めていこう」というアドバイスをもらいました。わからないことがあればAIに聞いてヒントを得て、それをベースに提案を考えていく。そんなやり方もアリなんだと、目から鱗でした。
今では、学びの時間も大事にしつつ、生成AIを使いこなすことが習慣になってきました。これも、上司や社長の柔軟な考え方があったからこそですね。
Q4. 2ヶ月目以降、どんな業務に挑戦されていましたか?
Aさん:徐々に、自分でやる業務が増えていきました。
最初の1ヶ月は上司や先輩に付きっきりで教えてもらいながら動いていましたが、2ヶ月目からは自分なりに準備をして動けるようになっていきました。
たとえば、パートナー企業とのやりとりや、既存のお客様との打ち合わせ準備を一人で進めたり、過去の失注案件へのアプローチも、上司のアドバイスをもらわずにまずは自分なりに考えて行動してみたり。
少しずつ「自走する」という感覚が芽生えてきたタイミングでしたね。
Q5. これまでで印象的だった成功体験があれば教えてください。
Aさん:既存のお客様との打ち合わせで、私が準備した資料を褒めてもらえたことがありました。
そのお客様は「定着率を上げたい」「業務の効率を上げたい」という課題を持っていて、私はそれに対して「こんな評価項目を追加したらどうでしょう?」と提案したんです。たとえば、「時間の使い方」や「生産性」に関する項目ですね。
すると、「本当にそうなんだよね!」と共感していただけて、実際にその評価項目が取り入れられました。小さなことですが、自分の提案が形になった経験は大きな自信につながりました。
Aさん、ありがとうございました!
“まずは知ってもらう”から始まる信頼づくり
人事評価制度の必要性や仕組みを「知ってもらうこと」からスタートし、信頼を積み重ねていくAさんの仕事は、まさに“人と人とのつながり”そのもの。未経験からの挑戦だからこそ見えた景色や、柔軟な姿勢で仕事に向き合う姿勢は、多くの人に勇気を与えてくれるはずです。
これからも、地方からコンサルティングの可能性を広げていくAさんの活躍に注目していきたいと思います。