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【学会発表vol.2】学会発表までの道のり編

【学会発表vol.1】YCCもこもことは?編のつづきをお伝えしていきます。

最初に学会参加の話をもらったのは、YCCもこもこの3つ目の事業所が寝屋川市にオープンしたばかりの頃。わたしは、当事業所の管理者となり、今まで以上に「YCCもこもことは何か」理解を深めていく、そんな時期でした。

「放課後等デイサービス」での学習支援について、どのような視点からの研究を扱うか、どのような場で発表をするかなど、数々の課題点が脳裏に浮かんだことを覚えています。

学会とは即ち「学術大会」の略称であり、発表する内容には根拠【エビデンス】が必要不可欠です(補足:発表の有無に関わりなく、療育にはエビデンスは欠かせません!)。正直なところ、エビデンスのある実践報告を行うにあたり、当時のYCCもこもこには<足りないもの>が多かったように感じます。

安原ドクターや荒牧先生といった強力なお二人のお力添えは望めるとしても、社員歴1年ちょっとの私がYCCもこもこの看板を背負って発表することの不安は拭えませんでした。

数ある業務の傍ら、ふと学会発表について考えることもしばしばありましたが、本格的なプロジェクトの話は出ないまま、ここから2年が経過します。

その間、YCCもこもこは、様々な分野に長けたスタッフの採用、近藤先生をお招きした独自の勉強会開催による研鑽など、より質の高い療育の実現を目指してきました。さらには、マネージャーの尽力による広報活動や事業所の増加も後押しし、YCCもこもこは学習支援特化型の放課後等デイサービスとして多くの方々に認知されるに至ります。

( 上述した<足りないもの>がどんどんと少なくなっていくことが実感できる時間でした。)

―2020年

満を持して、再び学会発表の話が浮上します。

発表形式はシンポジウム。

安原ドクター、近藤先生、荒牧先生、弊社代表の稲葉という各方面の経験豊かな方々と現場スタッフからは児童指導員の笹野とわたしという構成です。( 緊張… )

時代は誰もが予想だにしなかったコロナウイルスの感染が拡大する世の中。学会の開催自体が危ぶまれましたが、Web配信で開催されることが決定しました。イレギュラーな形となり、各々が手探り状態の中、発表データの締め切りが迫ります。(Web配信のため、準備を急ぐ必要がありました)

逆境すぎる状況下で、わたし達の発表やいかに…。【第3部】学会発表&その後編 へ。

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