中途入社者へのインタビュー企画「Youは何しにjinjerへ?」の第三弾!
今回は、大規模な法人向けに営業をおこなうエンタープライズセールス部に中途入社した、小間(こま)さん、榎(えのき)さんにインタビュー。
お2人は、全くの別業界であったにもかかわらず、お客様との長期的かつ多面的なコミュニケーションが必要とされているエンタープライズのインサイドセールスへ配属されています。
そもそもの「転職しようと思ったきっかけ」に関してはもちろん、配属された後で「どのような苦労があるのか」「やりがいはどのような部分か」について、さまざまな視点からお伺いしてきました。
jinjer社では、セールスだけでもさまざまなポジションがありますが、その詳細について知りたいという方は、ぜひお読みいただけますと幸いです!
※「Youは何しにjinjerへ?vol.2」に関する記事はこちらから👇
まずはお二人のご経歴を教えてください!
小間さん:はじめまして、小間です!
私は、大手保険会社にて、3年間は個人向けの営業、2年間は法人向けの営業と、計5年携わっていました。
法人営業の際は、300名以下の企業様を対象に既存顧客・新規顧客両方を主に担当して、日々お客様と相対していました。
※小間さん
榎さん:はじめまして!榎です。私は、金融業界で3年間法人営業をしていました。
金融業界といっても総合リース会社に従事していて、最初2年間は、リース製品の中でもOA機器、PC、車、トラック、サーバー等の幅広い製品を扱う法人営業として携わっていました。
3年目は、扱う商品が医療関連機器(CT、エコー、MRI)に変わったことで、お客様先である病院へ出向いて日々営業をおこなっていました。
※榎さん
転職のきっかけを教えてください。
小間さん:転職のきっかけは主に2点あります。
1つは「お客様に対する直接的な貢献が見えにくい」、2つ目は「コロナの影響」です。
1つ目の「ダイレクトなやりがい」に関しては、個人・法人営業どちらにしても”保険”という商材が顧客価値につながっているのか?という疑問を感じるタイミングが多くありました。
具体的には、保険という商材の特性上、導入してすぐお客様の役に立つものではないと考えていたため「提供しているものが果たして本当にお客様のお役に立てているのか?」ということを勤務年数を重ねていくうちに思うようになりました。
この1つ目の理由と付随して、2つ目の「コロナの影響」があります。
2020年からのコロナの影響で働き方が大きく変わりました。そのタイミングが自分の今後のキャリアや働き方を考え直す機会となり、転職活動を後押しするきっかけとなりました。
榎さん:私の場合は「自社サービスを世に広めたい」という思いが強くなり、転職を考えました。
この思いが芽生えた根底のきっかけとしては、学生時代に企業と共同で商品開発をおこなうゼミにて『良い商品はあるのに資金力がない企業』を目の当たりにしたことでした。
その経験から『企業の可能性を広げ、もっと良いサービスを世に広げられる活動に従事したい』という思いが湧き、就職活動時はこの思いを一番近くで実現できそうな金融業界(前職)への入社を決めました。
ただ入社後のギャップとして、やりがいはもちろん感じていたのですが、自社で作ったサービスではなかったため、徐々に自社サービスを広げていきたい思いが強くなっていきました。
このような背景から、「自社サービスを世の中へ広められる企業」への転職活動をはじめました。
jinjerへの応募のきっかけは何でしたか?
小間さん:「設立したての新会社で幅広いスキルがつけられそう」というポイントでした。
活用していた転職エージェントがSaaS業界への転職に強いというのもありましたが、将来性や全業界と比較した”業界の新しさ”を鑑みた上で、SaaSへの転職を視野に入れて動いていました。
その中でjinjerへ応募しようと思ったのは、SaaSの中でも新しい会社であることが大きかったかなと思います。前職が大手企業だったので、シンプルに「設立したての会社はおもしろそう」という印象を率直に抱きました。
またSaaS業界が扱うサービスの中でも、人事総務部門の方へのご支援ができることにも興味がありました。
というのも、前職では人事総務の方々向けに福利厚生としての保険営業をすることもあり、その際のご担当者様の苦労を目の前で見ていたので、人事部門の業務改善がダイレクトにできるサービスというところにも魅力を感じ、応募しようと思いました。
榎さん:私の場合は2つあって、1つは「SaaSのビジネスモデルへの共感と将来性を感じたこと」。2つ目は「自分が付けたいスキルに集中できるセールス体制に魅力を感じたこと」です。
1つ目に関しては「自社サービスを世に広めたい」という思いにもつながりますが、売り切り型ではなくサブスク型で中長期的に顧客に寄り添い続けられるビジネスモデルであることに、大きな魅力を感じました。
2つ目の「自分が付けたいスキルに集中できるセールス体制」については、前職時代、7割が既存顧客のフォロー、3割が新規顧客開拓という割合で営業していた経験から「営業スキルを高めるなら、より新規営業に力を入れるべきだな」という気持ちを強く抱くようになりました。
新規営業をするためには、既存顧客対応がメインだった前職とは異なるセールス体制がある会社が良いなと思っていたところ、SaaS業界では有名な「ザ・モデル」という『セールスの分業体制(インサイドセールス、フィールドセールス等)』を用いているjinjerに惹かれました。
そのような背景から、より自分が高めたい営業スキルに対して集中的に伸ばしにいける環境に非常に魅力を感じ、応募に至りました。
他社と比較して、最終的に”入社への決め手”になったのは何だったのでしょうか?
小間さん:「スタートアップのエンタープライズ領域でチャレンジできる」という点が決め手でした。
前職だと、特定分野の領域で営業スキルを磨く、という感じだったので汎用的な営業スキルが身に付きにくい環境でした。
そのため、スタートアップでさまざまなポジションがあるjinjerに、今後のキャリアステップを考える上での魅力を感じました。
また、基本的に他SaaS企業におけるインサイドセールスだと、SMB規模(100名以下の企業様)から営業経験を積んだ上で徐々にエンタープライズ領域へシフトしていく、というキャリアステップを踏むことが多くある中、私の配属予定は最初からエンタープライズ領域でした。
率直に「ものすごいチャンス!」であると感じ、エンタープライズセールスのトップである本田さんと面接を重ねたり、採用サイトの記事を見たりしているうちに、志望度が上がりjinjerへの入社を決めました。
榎さん:私の場合は、「IPOを目指せる環境下に自分をおけること」が一番大きな決め手になりました。
IPOを目指しているSaaS企業で働けることに対して「貴重な経験である」とシンプルに思い、個人的には大変魅力に感じました。
またサービス面の魅力として、バックオフィスに関わるデータを1つのデータベースで提供し、そのデータを価値に変えていくという、「ジンジャーサービスの思想に共感」したことも、決め手の1つとしてあります。
バックオフィスシステムを幅広く提供しているジンジャーサービスだからこそ、多種多様な商材を通してお客様へ価値提供ができ、また自分自身の知見をさらに広げることができると思い、入社を決意しました。
実際に業務をしている中で「苦労ポイント」などがあれば教えてください
小間さん:「社内のキーマンを見つけること」は、インサイドセールスとして最も苦労しているポイントになります。
大手企業だと、先方社内で確認するべきポイントが多く、いち担当者だけではなかなかプロジェクト推進がなされない場合ほとんどなので、この辺りは今でも苦労しています。
また、世の中の企業割合的に見ても、大手企業と呼べる企業の社数が少ないからこそ、機会損失にならないようにインサイドセールス側でも細かく接点を持ち続けていく必要があります。
自分たちが担当できる企業様の数が限られるからこそ、お客様への架電やWEB会議1つとっても重みを感じて日々対応しています。
その際に提供する情報がきっかけで、いずれ本格検討する場合もあるので地道かつ重要な仕事をしているなと実感しながら仕事をしています。
この点は、エンタープライズのインサイドセールスならではの苦労ポイントとも言えますね。
榎さん:営業スキルを高められている実感はあるものの、新規営業で初めてお客様とコミュニケーションを取る場面では、お客様から厳しいお言葉を頂くこともある分、メンタルが落ち込むことも少なからずあることです。
また、そんな中でお客様と関係を築いていくには相当な時間がかかるので、初回コミュニケーションからご検討いただくフェーズまでしっかりと関係構築をしないといけません。
ここは、大変さもありながら同時に試行錯誤する楽しさを感じています。
どの職種でもそうだと思いますが、壁に当たる数が多い分、指示を待つのではなく自分たちで主体的に考え、行動していくことに、苦労と成長両方につながるとポジティブな気持ちをもって業務に励んでいます。
苦労の中での「面白味・やりがい」はありますか?
小間さん:プロジェクト推進にあたり数多くの関係者と関われることです。
先述した内容とも被りますが、大手企業の場合、プロジェクト1つ推進するにも、さまざまな関係者を巻きこんで、前に進めていかなければいけません。
その中で「今を変えていきたい」という気持ちのあるキーマンの方含め、多種多様な考えを持つ関係者の方々とお話し、プロジェクト推進のためにあらゆる視点から動いていくことには、とてもやりがいを感じます。
またフィールドセールスをサポートするという観点でも、担当者の方と会社の方向性が異なる場合もあるので、ヒアリングした内容が「担当者のご意向なのか?」「会社としての方向性であるのか?」などを見極めるようにしています。
この点は、「お客様の状況を正しく把握しにいくこと」が、お客様とセールス側がスムーズにプロジェクトを推進することにつながるので、常日頃心がけていることであり、楽しさを感じている点になります。
榎さん:担当する企業様のプロジェクトが前に進んでいるのを目の当たりにしたときです。
自分をきっかけに、名の知れた大企業様との関係が生まれ、ジンジャーサービス導入までプロジェクトが推進されていく様子を見ると「お客様の社内が良い方向に変化していくことに貢献できている!」と嬉しくなります。
また、セールス観点としては、「どうしたらこの企業様と接点を持てるか?」という視点で頭を使い、マーケ側やフィールドセールス側と協力して新規開拓を進めることに、とても面白味を感じています。
関わる企業数が増えるごとに業界研究をするので、自身のノウハウがスピーディに積みあがっていくことには、大変ながらも楽しさを感じています。
最後に転職活動中の方々へ一言お願いします!
小間さん:今jinjerでもどんどん中途入社者が入社しています!
一緒に会社を大きくしていけるフェーズにかかわれるので、ぜひ一緒に働きましょう!
榎さん:未経験からの異業種転職でも、入社すぐに研修してくれる環境があるので、安心してください!
成長していきたいと思うなら、マッチする会社だと思うので、一緒に会社を大きくしていきましょう!
大きな壁を越えに行く、エンタープライズセールスの魅力
今回は、エンタープライズ インサイドセールスへ配属された2名へお話をお伺いしました。私自身、上記部署で働いていたこともあるので、個人的な思い入れが詰まったインタビューになりました‥!
大手企業様のご検討を前に進める上で、お客様の社内情報をインサイドセールスが主体的にキャッチアップすることが最も重要な役割になります。
中長期で関係構築をしていく中で、「どんな情報を聞いておくべきか?」「どの担当者とどのタイミングでつなげていただくべきか?」「会社としての方向性に変わりはないか」等、お客様からお伺いする情報が、今後のプロジェクト推進のスムーズさにも関わってきます。
上記経験は、セールスだけでなく、私自身が採用マーケへ異動してからも、役立っていると素直に感じています。
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