専門学校で開発を学ぶ Iさんが、YUZURIHAでの1ヶ月間にわたるインターンシップに参加。未経験の技術でアプリ開発に取り組み、最終日にはエンジニアへのプレゼンテーションに挑みました。学生の視点からさらにレベルアップして、「チーム開発」「メンテナンス性」というプロの視点を学んだリアルな体験談、そして今後の具体的な学習目標をレポートにまとめました。これからインターンシップに参加する方にも読んでいただきたいストーリーです。
🗣️先生からのアドバイス 「不安 > 期待」 で始まったインターンシップ
就職担当の先生からYUZURIHAの話を聞いたとき、「レベルが高く、とてもハードなインターンシップになる」と聞かされていたので、初のインターンシップへの不安と、「今の自分のレベルでついていけるだろうか?」という不安でいっぱいでした。
ですが、実際に顔合わせをすると、メンターや社員の方々がとても優しく接して下さり、親しみやすい雰囲気だったので、すぐに緊張がほぐれました。メンターの方とは席も隣で、いつでも質問できる理想的な環境でスタートを切ることができました。
📋インターンシップ プログラム
- X(旧Twitter)クローンアプリの作成
- エンゲージメントカード(自己理解 / 価値観)
- No,1ベーカリー(経営を学ぶゲーム)
❗️挑戦の連続❗️未経験技術でXクローンアプリ開発に挑む
今回のインターンシップの目標として掲げていたのは、「新しい技術を学び吸収すること」でした。学校で学んでいるPythonやC言語ではなく、Docker、AWS、Laravelといった初めて触れる技術での開発に挑戦しました。インターンシップ参加前に書籍を貸していただくなど、事前サポートを受けながら準備しましたが、いざ開発が始まると、分からないことだらけで詰まってばかりでした。
Laravelは使用するファイルが多く、どこに何を書くのかがわからなかったり、基本的な部分はPythonに似ているものの PHPの書き方がわからず、まずは自分で調べたり、それでもわからないことはメンターの方へ質問をしながら開発を進めました。
特にDockerやAWSの環境構築は難航しましたが、メンターの方は親身にサポートしてくださり、参考サイトや進める手順を丁寧に教えてくれました。さらに、作成したコードをレビューして、プロの目線での具体的な改善ポイントをフィードバックしてもらえたおかげで、計画より前倒しでプロジェクトを進め、追加機能の実装にも挑戦できました。
また、今回はCSSのフレームワークとしてTailwind CSSにも挑戦。「メンテナンス性の向上」というプロの視点を学び、実践を通して「挑戦と失敗を繰り返し、少しずつ理解を深める」という貴重な1ヶ月を過ごしました。
✨エンゲージメントカードで自分の軸を知る
プログラムの1つとして、自分が大切にする価値観を明らかにする「エンゲージメントカード」も体験しました。最終的に選んだ5枚のカードは
【努力】【信頼】【経験】【支援】【礼儀/礼節】
新しい技術を吸収しようと質問し、よく学ぼうとする姿勢が良いとメンターの方にも褒めていただき、まさに【努力】の価値観に当てはまっている、自分の強みを活かせていたことを実感しました。
🥐No,1ベーカリーで経営を学ぶ
その他にもゲームを通して経営が学べる「No,1ベーカリー」を社員の方といっしょに体験。仕入れから販売、マーケティングまで、経営の仕組みをわかりやすく学べたことも新しい視点をもらえる機会だったと思います。
ベテランエンジニアとの交流🔥社内BBQイベントに参加🍖
ちょうどインターンシップに参加していた時期に開催されたBBQイベントにも参加させていただきました。このようなイベントは定期的に開催されているそうで、業務以外のつながりも大切にする社風を実感できました。
10年〜20年以上の経験を持つベテランエンジニアの方々とも交流させていただき、仕事中とは違うリラックスした雰囲気で、仕事のことからプライベートなことまで気軽に話しかけてもらえました。インターンシップの挑戦とは異なる楽しさがあり、会社の風通しの良さを知る貴重な時間となりました。
🧑💻プロフェッショナルへの第一歩!「プロ」に向けて行うプレゼンテーション
最終日には、開発成果のプレゼンテーションを行うことになっていて、最終日の2日前から本格的な練習を開始しました。パワーポイントの資料作成は学校でも行っていましたが、学生じゃなくプロの方(社会人の方)に見ていただくのは初めての経験でした。
いざ話そうとすると、資料と内容が十分ではなく、どう進めようかと悩む場面もありましたが、プレゼンテーションのストーリーづくり、資料への反映、話す内容の整理、プレゼンを行うにあたってのデモ画面の用意など、様々な準備が必要であることに気付かされました。発表前の準備の段階からメンターや人事の方が付き添ってくれて、アドバイスをもらえたことで、1つずつ着実に進めることができました。
当日は社員のほとんどが参加してくださり、「堂々として落ち着いて発表できていた」というコメントや「新しいことに挑戦し、計画性をもって努力する姿勢」を高く評価していただけたことが励みになりました。
アドバイスを通して気づいたのは、「動けばいい」という学生の視点から、さらに先にある「メンテナンス性」や「チームでの開発」の重要性です。
インターンシップを終えた今思うこと
この1か月間のインターンシップは、今の自分の実力と、今後の目標を明確に知る最高の機会になりました。特に、「動けば良い」という学生の意識から、「チームで開発をする」「メンテナンス性を高める」というプロの視点を学べたことが価値ある体験だったと思います。今後の開発すべてにおいて、以下の2点を継続し、着実に成長していきます。
💡今後の学習目標
- 基礎設計の習慣化
設計段階を入念に行い、実装後の手戻りを防ぐ習慣を身につける - チーム開発作法の徹底
Git運用やドキュメント整備を通じ、常に相手を意識した開発作法を習得する
受け入れ担当者からのメッセージ
「新しい技術を学び吸収すること」という目標通り、常に学ぼうと積極的に課題に取り組んでくれていました。疑問や不明点もまずは自分で調べて解決しようと動き、何がわからないのかを整理してから質問をする姿勢も素晴らしかったです。アドバイスやレビューに対する反応も早く、次までにしっかり直してくる、だからこそ計画以上の成果を出すことができたんだと思います。Iさんの積極性、努力、成長意欲を武器に、これからプロの世界でますます成長してほしいと応援しています!