【無料開催】デザイン思考を高めるワークショップで発想力に革命を! | 株式会社コムデ
――デザイン思考ワークショップはこんな方におすすめ◎企画、商品開発、サービス設計――あらゆる場面で求められる「デザイン思考」でも、いざ考えようとすると「なにから始めればいいの?」「発想が広がらな...
https://www.wantedly.com/companies/commude/post_articles/990252
今回お話を伺ったのは、デザイナー/デザイン事業部マネージャーの村田健介さん(通称ムラケン)です。
ムラケンさんは、Xでは26,000人超のフォロワーを持つ人気デザイナー。
国内外での講師経験も豊富で、企業研修やワークショップも数多く手がけてきました。
そんなムラケンさんにこれまでのキャリアやコムデ入社の経緯、今後のビジョンまで隅から隅まで語っていただいています!ぜひ最後までご覧ください
――ムラケンさん今日はよろしくお願いいたします!最初に、これまでのキャリアについて教えてください。
ムラケンさん(以下、村田): とにかく絵を描くことが好きで「将来は漫画家になりたい」と思っていました。幼稚園の頃から毎日のように絵を描いてましたね。
――では、そこから美大や芸大へ進学したんですか?
村田:美大って学費が高いし、就職率は他学部と比べて著しく低く、大丈夫?って正直不安定なイメージがあって。現実的な進路を考えて、大学では経済学を専攻しました。でも、大学に通いながらも「自分が本当にやりたいことって何だろう?」と、ずっと考えていましたね。
――大学卒業後は、どのような道に?
村田: 地元の銀行に内定をもらっていたのですが、「仕事は本当にやりたいこと軸で選ばないとつづけられないんじゃないか。そう思ったら銀行は無理だな…」ってなって辞退しました。その後、教えることが好きだったので家庭教師のバイト経験を生かす形で塾講師に。
――教育の現場で得た気づきなどはありましたか?
村田:
大きな気づきがありました。生徒たちに「将来何になりたいの?」と聞くと、ほとんどが“公務員"と答えるんです。もちろん、公務員や安定した仕事を否定するつもりはないです。でも、多くの場合それは「親にそう言われたから」という理由で、自分の意思ではないんです。つまり、“夢”として語っているわけではない。それが、周囲の期待や安定志向に流された結果だとしたら。……
それってどうなのかな?と疑問を感じました。
それと同時に「そう言う自分はどうなの?夢持ってるの?追えてるの?」って。
その違和感は、自分の進路とも重なって「やっぱりもともと夢だったクリエイティブな仕事がしたい」と思うようになりました。その後は地元のフリーペーパーの会社に転職しました。
――その後、地元のフリーペーパーの会社に転職しここから、“つくること”を仕事にする人生が動き始めたんですね。その会社では何を?
村田: フリーペーパーの会社でDTPやWeb制作に携わるようになり、そこからデザインの世界に入っていきました。なんとなく3年くらい働いたものの「代わり映えしない地元の景色で、このまま終わっていくのかな」と危機感を感じて、、視野を広げるためにまずは 環境を変えることを決意しました。そこからフィリピンで英語を学び、その後ベトナムで就労することになりました。
――かなり思い切ったチャレンジですね。
村田: ベトナムでは、現地のデザイナーのレベルがとても高くて驚きました。しかももっとびっくりなのが技術だけでも負けかけているのにさらにコストまで安いんです。まともに勝負しても勝てないと感じましたね。 だからこそ、“自分自身”のアイデンティティをどう活かしていくかが大事なんだと実感しました。SNSを活用して、自分の作品を発信することでSNSのフォロワー数を伸ばしベトナムで漫画を出版する機会を得て、結果知らないベトナム人のフォロワーが30000人くらいつきました(笑)
――デザインに対する考え方にも変化が?
村田: そうですね。特に、フィリピン・セブ島でデザイン教育に関わったことが大きかったです。それまでの自分は、デザインのポテンシャルはまだそんなに信じていなかったんです。例えばですけど、「エンジニアや医者などいわゆる社会インフラを整備する仕事をしている人たちの方がよっぽど価値が大きいじゃん。デザインって本当にいるの?」って思っていました。ただ、実際のデザインの役割はもっと根本的な部分—— “伝えるための仕組みや体験全体を設計すること” なんだと気づかされました。
――「装飾」だけではなく「体験の設計」だと。
村田: まさにそうです。デザインとは仕組みや体験から考える、もっと根本的なものということです。そう思うと、デザインとはあらゆる領域に根付いており、とても重要な武器なんだと理解しました。それ以来、デザインをビジネスで必要な“手段”であり”基礎的なビジネス教養”であると捉えるようになりました。
――そこから、教育活動に力を入れるようになったと。
村田: はい。「デザインって面白いし、誰にとっても役立つものなんだ」と思って、YouTube、SNSでの発信や、企業向けの研修などを始めました。
――非デザイナーにも学んでほしい内容ということでしょうか。
村田:
そうです。デザインって、特別な人だけが扱うものじゃなくて、今はもう “基礎教養” のひとつだと思っています。仕事でも日常生活でも、「伝える・考える・つくる」場面は多いので、誰にでも必要な視点なんですよね。
――現在は「デザイン思考」のワークショップを開催されていますね。
村田: はい。ユーザーの潜在的なニーズを見つけたり、問題を違う角度から捉えたりする手法として「デザイン思考」はすごく有効です。 実際のワークを通して、「こんな見方があるのか」「こうすればいいのか」と気づいてもらえる機会になればと思っています。自分の認識の幅を広げるいい機会だと思います。講師をしている自分ですら、毎回新たな発見をしているくらいなので。
――どういった方におすすめですか?
村田: デザイナーはもちろんですが、ビジネスパーソン、管理職の方など、「自分はもちろん、誰かの課題や事業課題を解決したい」と思っているすべての方に体験していただきたいですね。
▼ワークショップ情報
村田が講師を務める「デザイン思考」を学べるワークショップは企業さまを対象に開催中
ただいまの時期に限り無料にてサービスのご提供が可能です。ぜひお早めにご相談ください!
ーー今回はインタビュー記事前編をご覧いただきました。
後編ではコムデ入社のきっかけ、葛藤や転機、今後の野望などこちらも盛り沢山の内容となっています!気になる方はぜひ後編もご覧ください!(※8月後半公開予定!おたのしみに♪)