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【社員インタビュー#8】大切なのは自分の意志で人生をデザインするという選択

こんにちは!コムデ人事課の森です。

デザインチームから初登場!年内最後のインタビューはこちらの方です。

西川 和宏( kazuhiro nishikawa )

[ 出身大学 ]岡山県立大学情報工学部卒業後→→東京デザイナー学院
[ 出身 ] 岡山県
[ 趣味 ] 野球、映画観賞(将来的にはショートムービーを作ってみたいです)
[ 好きな食べ物 ]マグロ(トロでも大トロでもなく赤身派です!)

ー前職の仕事内容を教えてください!

某自動車メーカーに勤務していました。

その為に、大学を出てから求人のある専門学校に進学したわけですが、専門学生時代は、カーデザイン専攻でも、ほとんどの授業は、プロダクトデザイン科としてのカリキュラムを受けていたので、大元からデザインを考えて作り上げるという流れを経験しました。

その為か、自分の力で1から生み出したモノを世の中に出してみたいという欲が湧いてきたので、学生時代からビジネスをやっていけないか考えていくつかやってみてました。ただ、会社を起こせるほど生計を立てられなかったので、一旦、1社目の自動車メーカーに就職をすることにしたんです。

ただ、結局大きい企業って役割が細分化されてしまっていて、将来組織を統括して、クルマの大元から変えられるポジションになるにも、近くの上司を見ている限りでは30年くらい月日がかかりそうな印象を抱きました。であれば、「一生に一度の人生、若いうちから荒波に揉まれながらも自分で経験し学んでいき、自分でモノを一から作り上げる」そんな生き方をしていきたいと思ったんです。それで、入社1年足らずでその自動車メーカーを退職しました。

その後は「自己実現」のために今やるべきことを思考し、人生を再設計していきました。まず、第一段階として3DARのキャラクターを作ることが目標だったので、独学以外でエンジニア技術を身につけるべく企業に入り、実務経験を身につけていきました。直近Unityを扱っている企業でアルバイトとして働いていたのですが、そこが倒産してしまったのを機に、そこからUnityのフリーランスエンジニアとして働き始めました。

ーフリーランスとなって以降3DARのキャラクター作りのためにおひとりで1から動きを作っていったのですか?

3DARキャラクターの開発自体は、カーメーカーを退職してから行っていて、起業メンバーとして他に2人いましたが、ほとんど自分で企画→デザイン2D/3D→設計→実装まで行っていました。
大学では情報工学を専攻していたためエンジニアの仕事にはある程度馴染みがあったのもあり、自分で色々進めることができたっていうのもありますね。

ーそういったことだったのですね!でも0から自分の力だけでやるのってかなり難しそう...。

はい、結構苦労しました。。
実際にやってみて、ARのキャラクターに求めていた会話をうまく成立させるというところになかなか至らず..手詰まり感を感じていました。どうしてもペッパーくんやロボフォンのような形に留まってしまっていたんです。初めは新しいテクノロジーでインパクトはありますが、廃れてしまうようなプロダクト体験ですね。それは自分たちが目指すものとは違っていたので、ARで物語を体験させるような、脚本から考える必要があるやつからパッケージング化できないか検討をしていきました。具体的にするためにより専門的な知識を身につける必要があったので、勉強に熱を入れていきつつも、とはいえ奥の深い業界なのですぐにどうこうっていう話にもならず、一旦保留として別の道を模索することになって。。
そうなったときに、どうせ人生の時間を使ってキャリアを積むなら、やっぱりデザイナーが良いと考えました。インダストリアルデザインに強く興味があったので、その分野で就職活動をしていきました。ただ、内定をいただいたもののコロナで内定取り消しになっちゃったんですよね..。

プロダクト×未経験の求人はほぼないため、いろいろ考えてこれまでの経験を生かす道を選択し、Web/UIデザインの求人を探すようになり、今に至りますね。

ー紆余曲折あったわけですね。ちなみにその時は、コムデ以外にも何社か受けていらっしゃったんですよね?

フリーランスで行けないかなとか、自分で独立してしまった方が早いよなとか思っていたので、正直正社員で探してはいなくて。ただ、自分のレベルではまだその位置にないなってのも自覚としてあったので、色々模索した中でコムデでデザイナーとして働くことに決めました。

面接時では、Webのみならずアプリなどのデジタルコンテンツを普及していきたいなど、今後「コムデがどうなっていきたいか」社長自ら構想を語られていました。自分としては、媒体にとらわれずデザインしたい気持ちがあったので、アプリやサイネージなど取り組みの幅が広いという点について魅力的と感じられたのも入社を決めた一つの動機にはなりましたね。

ーちなみに"独立"を実現するためにこれまでも活発に動いてきたようですが、そもそもそこまで情熱を向けられるのは何故なんでしょうか。

自分がやったことで、その業界やモノをあるべき形に変化させて、世の中に貢献できるようなことがしたいっていう、少し欲深いんですけど、そういった欲から来ていると思います。

最近では、Amazonで商品を販売したりしていて、黒字化には至らなかったのですが「これやってみるといいかも」っていうことにはチャレンジをするようにしています。OEM商品で自分がやったことは、ブランディングぐらいだったんですが、ユーザーがAmazonに好評なレビューを書き込んでくれていたりするのを見ると、それでも嬉しかったですね。

自分が考えた商品で、「この人の生活を少しは良くできたんだ」って感じれて。

ーへえ。すごい!成し遂げたいことに近づくために着実に前進してこられたのですね!

ー今やデザインチームやDOTチームのマネジメントにご尽力されているかと思いますが、現状でチームマネジメントを行う上で工夫していることなどはありますか?

今のコムデって果敢にチャレンジして変化していくみたいなタイミングだと思うんですけど、その中で、あくまでその流れは維持しつつも今いるメンバーへ共感をしたり、フォローをした上で引っ張って行く、女性が多いからなのか、結果的にデザインチームでは、そういった部分を意識していますかね。

対してDOTチームについては、能力があるメンバー同士なので、仕事の取り組み方云々というよりは、自由度を持たせながら、向かう方向を整える。そんな方法でメンバーと向き合うようにしています。各々が責任感を持って取り組んでくれているので心配していないんです。信頼しているからこそできるやり方ですね。
また、これはマネジメントだけの話じゃないですが、チーム内でもチーム外の人と関わるときも、相手の意図を理解していないうちって、何となくで相手とのやりとりが上手くいかずギクシャクしてしまって、正しい方向に向かうのに時間がかかることがあると思います。

だから、マネジメントシーンでは、相手が「どうしてそう思っているのか」を正しく知ることやこちら側の意図やビジョンを正しく把握してもらった上で動いてもらうことを大切にしていますね。

今は同じ立場でチームを管理している清水さんと、過渡期の組織をどう成長させていくか、適応してもらえるようにするにはどうすべきかみたいなところはよく話し合うようにしていますね。清水さんと意見交換をしていると「あーそうきたか」と自分の頭にはなかった考えを得ることができるので仕事がしやすいですし、とても助かってます!

ー清水くんともお互いにリスペクトし合って補い合って、、まさに理想の形ですね!マネジメントにおいても、人によって違う温度や気質などを理解する、とても大事な事のように思います。

ーでは、今後の西川さんの目標を教えてください。

そうですね、いずれは作りたいものを作るために自分で会社を立ち上げたいって思っています。それを実現するためには必要な能力を身につけなければと思っているので、現在任されているマネジメントにも前向きに挑戦させてもらっていますね。

現在はデザインチーム、DOT事業部とそれぞれがどうしたらもっと良くできるかなと考え悩みながらも前に進めているような状況です。また、独立についても、ただお金を稼ぎたいというのとは違って、あくまで良いモノを作り上げたいというのが根底にあるんです。もちろん収益性も大事ですけど、そもそも作ったものが良いモノだったり社会に必要とされているものであれば、自然とお金も入ってくるようになると思っているんです。

だからこそ、大事にしたい部分はやっぱりぶらさずやっていきたいんですよね。

ー自己実現に向けて常にストイックに向き合ってこられているって素晴らしいですね!

見方によってはストイックなのかもしれないですね。自分で自分の出来ている事を承認してあげられたらいいんですけど、僕の中ではまだ満足できていないところがあるというか、もっとやれるのになって常にやるせない気持ちがどこかにあるんです。自分に満足できるようになるためにももっとできる範囲を広げていきたいですね。

ーそれでは、自身の目標達成に向けて今後身につけていきたいことを教えてください。

身につけるというか”広げる”ですけど、最近考えているのは、人脈ですかね。今、社会人野球をやっていて、そこで出会った方達の中に自分でビジネスをやられている方が何人かいらっしゃって、その中でも、絡み合いながらビジネスが生まれているのを見て、刺激を受けたんです。

これまで、ほとんどワンマンで個人でやっていたので、今後一緒にビジネスにチャレンジしてくれるような人との出会いや繋がりが手に入れられたらいいなって思っています。そういった環境を利用して人との繋がりをどんどん作っていきたいですね!

ー現状に満足せず自己成長の機会を掴んでいく、西川さんの素敵な一面を見れたところで、最後に今後どんな方と一緒に働きたいか教えてください!

簡単にいうと人好きで共感度が高い方ですかね。

事あるごとに「人ってこういう感情になるんだ」って思考に至れない人だと、本質的なモノづくりは、始まらないかなって。更にいうならデザイナーは課題解決思考がなければいけないと思うんです。そのために世の中を捉えてよく考えていける人じゃないといけないし、自分のこだわりや表現したいことだけではなくて、世の中に本当に必要なものは何か、そこに目を向けられる人が合っているんじゃないかなって思います。ただ、そんな大変さがありつつも、デザイナーってコンテンツのメイン部分を考えられるなど、重要な部分に携われるっていうのが醍醐味だと思うんです。

未経験の方にもそういったチャレンジができるのでそのような経験がしたい方はぜひお待ちしています!!

デザインチームとDOTチームを牽引する西川さん

取材を通して、私自身共感するところや新しい気づきなどたくさんの発見がありました!

コムデでは西川さんと一緒に働いていただけるデザイナーを大募集しております!

我こそはという方からのご応募お待ちしております。

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