クライアントに安心を届けるQAチームのこれまでとこれから
ラボ開発を検討する際、多くの企業が気にするのは「品質は大丈夫なのか?」という点。
弊社には、その不安を払拭し、プロジェクトを裏側から支える専門チーム
――QA(品質保証)チームがあります。
現在3名体制で活動しているQAチームは、開発の最終チェックを担う “最後の砦”。
社内から見てもまだまだ新しい組織ですが、ラボ開発を支える上で欠かせない存在です。
今回はそんなQAチームのメンバーに集まってもらい、日々の業務からやりがい、今後の展望までをざっくばらんに語ってもらいました。
この記事から、ラボ開発を安心して任せていただける理由を少しでも感じていただけると嬉しいです!
メンバー紹介
長宗
「長宗諒です。QA事業部のリーダーをしています。前職でもQA業務をしていましたが、ゲーム分野だったので今とはジャンルが異なります。前職でもリーダーをしていましたが、さらに上に上司がいる体制でした。今は自分がチームをまとめ、プロジェクトと直接向き合っています。入社のきっかけは、同僚の小倉さん(人事)からの紹介です。」
齊藤
「齊藤茉莉生と申します。QAチームでテスターとして働いています。前職は革製品を扱うアパレルで接客業をしていました。転職活動中にディレクター候補の募集に応募したのですが、家庭の事情もあり、面接でQAチームを紹介していただきました。楽しそうだと感じ、現在はテスター業務を担当しています。」
川越
「川越麻莉菜です。QAチームでアルバイトとしてテスター業務をしています。これまでは飲食店で接客業をしてきましたが、別の業界で挑戦してみたいと思っていたところで、縁あって入社しました。」
“最後の砦”はどう動く? QAチームの仕事の流れ
長宗
「QAチームの主な業務は品質管理です。商品に不具合がないか、顧客にとって不利益にならないかを検証します。
1.PM陣から案件の相談を受け、リソースを確認
2.QAとPMでミーティングを行い、要件やクライアントの要望を整理
3.チェックリスト作成
4.検証開始
といった流れです。案件規模によっては1人、または2人で対応する場合もあります。
検証時には「エビデンスを残す」ことを徹底しており、スクリーンショットや数値の記録を残すのはもちろん、報告時に一目でわかるように赤枠や比較画像を用いたり、チェックリストも複数人で同時進行しても迷わないように工夫しています。
また、不具合報告は憶測を避けて事実のみを簡潔に記載し、修正後の期待結果も明示することで開発者が混乱せず対応できるようにしています。仕様が曖昧な場合には質問シートでPMやクライアントに確認を依頼し、都度すり合わせています。少しの違和感も見逃さず、独断で判断せずに相談・共有を徹底すること。それが品質を守るうえで最も大切だと考えています。」
森(インタビュアー)
「テスターってプロジェクトの最後の最後に入るイメージでしたが、相談段階から関わっているんですね!」
長宗
「本来であれば、クライアントへのヒアリング段階から関わるのが理想です。ですが現在は、まずPMが要望をまとめ、それを私たちQAが整理したうえで検証に臨む形をとっています。
さらに言えば、業務は検証で終わりではありません。不具合を見つけたら報告し、開発者による修正後に再度確認。それでも期待通りになっていなければ再報告し、再修正を経て、ようやく『OK』が出せます。この一連のサイクルを丁寧に繰り返す必要があります。
もし期待通りに修正されていないのに見逃してしまえば、大きなトラブルにつながりかねません。だからこそ『絶対にミスを逃さない』という強い覚悟を持って、日々の業務に向き合っています。」
QAがいるから信頼される――品質管理の本当の意味
長宗
「一番大きいのはクライアントとの信頼関係です。QAを通さず納品するのは、例えるなら『味見をせずにお客様へ料理を出すようなもの』。一見きれいに盛り付けられていても、味や中身に問題があれば信頼は一瞬で失われてしまいます。だからこそ、品質を確認するプロセスが欠かせないのです。確認を徹底することで1つ1つ信頼を重ねていくことが、継続的に案件を任せてもらえる基盤になると思っています。」
齊藤
「顧客満足度や会社の信用に直結するので、品質管理は実はとても重要ですよね。この仕事を始めてみなかったら気付けなかったかもしれません。」
川越
「同感です。地道で大変な作業ではありますが、先方の満足度と信頼関係を守る意味では絶対に欠かすことができない大切な業務だと実感しています。」
ズレを見逃さない! QAの介入がトラブルを防ぐ
長宗
「開発は主にベトナムで行っていますが、日本人の感覚とは微妙にズレが生じることがあります。例えば日本語の誤用や、文法的に違和感のある表現など。細かな違和感でもクライアントにとっては“品質への不信感”につながりかねません。QAが間に入ることで、そのズレを調整し、トラブルを未然に防いでいます。」
森
「一人で任される時、不安はありませんか?」
川越
「もちろん不安はあります。1回のチェックだけでは見落としが出る可能性もあるので、個人的にも2度3度と確認を重ねています。それでも不安が残る時は、最終的に長宗さんにダブルチェックをお願いするようにしています。自分のチェックが必ずもう一人の目に触れるという安心感は大きいですね。」
齊藤
「私も同じです。QAは“最後の砦”という責任の重さがあるので、常に真剣に取り組んでいます。ただ経験が浅い分、自分の判断に不安を感じることもあります。そうした時に長宗さんに支えてもらえるのは本当に心強いですし、少しずつ自分もその役割を担えるように成長していきたいと思っています。」
森
「長宗さんのプレッシャー!」
長宗
「確かに責任は大きいですね(笑)けれど、クライアントに不利益になるような間違いは絶対にあってはいけないので。だからこそ、お客様の手に渡る前に必ずダブルチェックを徹底し、“ミスを見逃さない仕組み”をチーム全体で作っています。最終的に安心して納品できる状態を整えるのが、QAの最大の役割だと思っています。」
背中合わせで支え合う。3人チームの連携術
長宗
「案件の進行管理やタスクの割り振りは自分が行っています。チェックリストの作成や検証依頼など、状況に応じて振り分けるようにしています。小さなチームだからこそ、一人が抱え込みすぎないようバランスを取るのが大切なんです。
席の配置も、実はこれまでに3回変えました。どうすれば一番スムーズに話せるかを試しながら工夫してきました。今は背中合わせで座っているので、『ちょっと見て!』とすぐ画面を見せ合えるのが便利ですね。」
齊藤
「以前の向かい合わせの時は、お互いにPC画面が隠れてしまって“話すたびに立ち上がる”という小さなストレスがありました(笑)。今の配置は、声をかけるハードルが低くなったので気持ち的にもラクです。」
川越
「日常の小さなやりとりの積み重ねが、結果的に大きな安心感につながっていると思います。ちょっとした工夫が連携を円滑にしてくれているんですよね。」
社内QAだからこそできる“安心”のつくり方
長宗
「他社QAだと会議や調整に気を使う場面が多いですが、社内QAだからこそフラットにコミュニケーションが取れるのは強みです。必要な時にすぐ声をかけられるので、スピード感も違いますね。さらに、ベトナムのQAとも協力し、言語や文化の違いによる“見落とし”を補えるのも大きいです。」
齊藤
「QAは“最後の砦”。どんなに小さな違和感でも拾い上げることで、品質を保証する存在です。私たちがチェックを重ねていることが、クライアントや社内メンバーにとって安心材料になればと思っています。」
川越
「例えば私たちが商品を買うとき、『この会社の製品なら間違いない』と信じられるかどうかって大事じゃないですか。それと同じで、不具合の少ない成果物を届けることは、“この会社に発注してよかった”という信頼につながります。」
長宗
「また、チェックリストを作成して“どこを確認したか”を可視化できるのも安心材料のひとつです。早期に不具合を発見できる体制はチームの強みだと思います。今後はGoogle拡張機能やCSSチェッカーなどの軽いツールも導入し、効率的に質を担保できる仕組みを整えていきたいですね。」
基盤づくりから未来へ。QAチームが目指すこれから
長宗
「QAチームは発足してまだ1年ほど。今は基盤をしっかり整える時期だと考えています。教育用マニュアルも体系立てて整備し、新人でも安心して学べるようにしたいですね。将来的には、チームの誰もが“一人で案件を完遂できる”レベルに成長できるよう、段階的にスキルを高めていきたいです。」
齊藤
「現状は長宗さんに頼る場面が多いので、早く自分も同じ目線で支えられるようになりたいです。そのために日々勉強しながら、少しずつできることを増やしています。」
川越
「私も異業種からの挑戦なので、まだ知らない用語や知識も多いのですが、だからこそ“どう学んでいくか”を意識しています。お二人の負担を減らしていけるよう、自分なりに努力してチームに貢献していきたいです。」
さいごに
QAチームは、見えないところでクライアントの安心をつくり、ラボ開発を陰で支える存在です。
まだ小さなチームですが、その役割は大きく、これからさらに進化していく可能性を秘めています。
「品質に懸念がある」という企業様にこそ、私たちのQA体制を知っていただきたいです。
ーーラボ開発を安心して任せられる理由が、ここにあります。
コムデでは新しい仲間を歓迎しています。ぜひ気軽にお話ししましょう!