みなさんこんにちは、株式会社Cominkaです!
今回は、CominkaのBubbleエンジニアの職についてまとめていきたいと思います!
ぜひ最後まで楽しんでご覧下さい!
【今回のインタビュイー・西奥洋平さんの紹介】
- 名前…西奥 洋平(にしおく ようへい)さん
- 役職…株式会社Cominka 取締役CTO
- 生年月日…1988年5月6日
なぜ「Bubble」?ノーコードで開発されたSEOツール「yoriaiSEO」の開発戦略
< まずは今回、Bubbleで開発する「yoriaiSEO」というサービスについて、ご説明をいただけますか?>
西奥さん:「yoriaiSEO」は、弊社が開発しているSEO支援ツールで、シンプルな機能と感覚的にわかりやすいUI設計になっているのが特徴です。
< なぜこの「yoriaiSEO」を始めようと思ったんでしょうか?>
西奥さん:SEO支援ツールみたいなところでいうと、有名どころは結構海外のツールが多いのですが、海外のSEO支援ツールは日本人にとって使いにくいうえに、オーバースペックなところがあるんです。
だから、海外のSEO支援ツールを使いこなせている人もそこまで多くない。
そこで、日本人向けにもっと使いやすくてリーズナブルなSEO支援ツールを提供できれば、という思いで開発したのが「yoriaiSEO」なんです。
< 使いやすさを探求した結果生まれたのが「yoriaiSEO」なんですね!ちなみに、開発にはなぜBubbleを採用されたんですか?>
西奥さん:前提として、開発当時Cominkaには自分も含めてエンジニア出身のメンバーがいませんでした。
なので、非エンジニアの人間でも開発できるツールとなったら、必然的にローコード(※2)かノーコードになってくるんですよね。
それで、サービスの拡張性やユーザビリティの開発が進んでいくにつれて、網羅的で柔軟に対応できるツールが必要になってきたんです。
< それがBubbleだったんですね。>
西奥さん:そういうことです。
※1 ノーコードツール…プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップやマウス操作でWebアプリケーションやシステムを開発できるツール
※2 ローコードツール…最小限のコーディングでWebアプリケーションやシステムを開発できるツール
Bubble開発で求められる思考とは
< 西奥さんは、元々Bubbleの使用経験は無かったんですよね?どのくらいで使い方をマスターされたんですか?>
西奥さん:そうですね……全くの未経験から始めて、「yoriaiSEO」のアプリをある程度形にできるまでに3~4か月くらい、ほぼマスターしたなと実感できるまでに8か月くらいかかったかな。1日8時間くらいBubbleを触ってましたね(笑)。
< 1日8時間!それだけ触っていても、マスターするまでに8か月もかかるんですね。やはりBubbleでアプリを作るのと、しっかりプログラミング・コーディングしてアプリを作るのとでは必要な知識など違ってくるんでしょうか?>
西奥さん:Bubbleはコードを書く必要が無いだけで、設計や仕組みについて考えるときにサーバやデータベース、フロントエンド、バックエンドといったITの基礎的な知識が必要になるのは同じですね。
私の場合はAIを活用していたので、知識不足で困ったことは特になかったです。強いて言えば、AIが導き出した選択肢の中からどれを選ぶかというところが迷ったかな。
< AIを活用する方法もあるんですね。>
西奥さん:そうですね。コードを書かなくても開発自体は可能なので、開発に関する知識はそこまで必要じゃないな、と思っています。
どちらかと言うと、SEOまわりの情報や知識の方が必要だな、と。
ちなみにこのSEOの知識に関しては、入社いただいてからしっかりお教えします!
あとは、UI・UXを組むときに、どこをどうすればSEOが難しいと感じている人に使いやすいと思ってもらえるか、という考え方や感性、センス……そういったものが不可欠だと日々感じてますね。
西奥さんが語るBubbleエンジニアの魅力
< 西奥さんが考える、Cominkaの中におけるBubbleエンジニアの役割はどういったものでしょうか?>
西奥さん:開発、リリース、改修……といったアプリに関する全ての責任が乗ってくる、責任重大な役割です。なにしろ1つ1つのアクションがユーザーや会社全体に影響するので。
でも、責任重大だからといって守りに入ってしまうと、いいアプリは作れない。責任感を持ちながら、ある程度挑戦もしてみる、このバランスがおもしろいんですよね。
< お話している西奥さんを見ていると、本当に楽しんでいるんだなというのが伝わってきますね。西奥さんにとってのBubbleエンジニアのやりがいってどこにありますか?>
西奥さん:やりがいはいろいろありますよ!たとえば、AIと壁打ちして出てきた機能のアイディアをBubbleに実装するときに、経験したことのない実装の仕方をすることも珍しくないので、新しい知識が増えていくのは単純におもしろいなと思います。
あとは何といっても、実装した後にユーザーからのフィードバックで喜びや感謝の声が頂けると、やっていてよかったなと感じます。
< ユーザーの評価がいいと、努力が報われた気がしますよね!>
西奥さん:そうなんですよ。既存の枠にとらわれず、自分が思う最適解を形にしていった結果がお客様に受けたらめちゃくちゃ楽しいですね!
▼お客様に寄り添った開発を続けていった結果、yoriaiは下記のような評価もいただいています。
CominkaのBubbleエンジニアに向いているのはどんな人?
< そんなやりがいあふれるBubbleエンジニアというお仕事なんですが、西奥さんはどんな人が向いていると思いますか?>
西奥さん:困難を楽しめるタイプの人は向いていると思います。「yoriaiSEO」に関して言えば、AIを搭載したツールなのでバージョンアップのようなベースの部分の更新がとにかく多いんですよ。
なので、世の中に合わせてその都度機能改善をしていかないといけないんですけど、そこに決まった説明書は当然無いので、そういったものが無い方が楽しめるタイプであれば適性はあるんじゃないでしょうか。
< 0から何かを作り出すのが好きな人は向いている、という感じなんですね。だとすると、Bubbleの知識よりもAIの知識の方が必要になってくるんでしょうか?>
西奥さん:AIに対する知識はそこまで必要ではないですね。もちろんあるに越したことはないですけど、1年後どうなっているか全く想像もできないものですから。基本的には使って使ってひたすら使いまくる。私もそうして試行錯誤しながら開発にあたっています。
< とにかくAIに興味関心があって、考えるよりも手を動かせる人、ですね!西奥さんがそうであるように。>
西奥さん:そうそう(笑)。私も毎日半端じゃないくらい調べながら開発してますから。イメージとしては、説明書のないレゴブロックをAIと相談しながらはめていく感じを想像してもらえればいいかと思います。
< わかりやすい例えですね。SEOに対する知見の有無を気にされる人もいるかな、と思いますが、いかがでしょうか?>
西奥さん:SEOの知見もあった方がいいですけど、仮に無かったとしても、逆に先入観の無い状態でSEOに不慣れなユーザーと同じ目線に立てるので、それはそれで強みになるんじゃないでしょうか。
それよりも大事なのは、ユーザーからのフィードバックをもとに、どんなアプローチで実装すれば1番課題解決度合いが高いか、といったところの判断力ですね。
それから、課題を分解して再構築する能力、これも必要になります。
西奥さんが考える、Bubbleエンジニアの”裁量”と”熱量”
< ちなみに、Bubbleエンジニアとしてのお仕事は、どれくらいの範囲までのお仕事を任せられるものなのでしょうか?>
西奥さん:そうですね、基本的には既存機能の改修に当たっていただくので、少し先の話になるかもしれませんが、「yoriaiSEO」はそもそも設計図やロードマップが無いので、何か機能を作るとなったらそのときに考えるんですね。やり方が決まっていないから、基本的には自由だし、裁量は大きいと思います。
ただ、自分のアイディアがサービスにダイレクトに反映される可能性があるので、その分責任は大きい、というのは先ほどお話した通りですね。
< お話を聞いているだけでこちらもわくわくしてきますね!>
西奥さん:ありがとうございます!あとこれは開発をやっていて思ったんですけど、最終的にものをいうのは、熱意とか情熱の差なんだな、と思うので、これからもそういったものを忘れずにアプリ開発に取り組んでいくのも大事だなと思います!
情熱があるなら、挑戦できる環境がここにある。
< いろいろお話を伺わせていただきましたが、最後に西奥さんから求職者の方に向けてメッセージをお願いします!>
西奥さん:この仕事は、自分が作ったものを愛せる人でないと続けられないと思ってます。仕事内容も、何もないところから生み出していかないといけないので、正直に言って困難の連続です。
ですが、お伝えしている通り、アイディアや試行錯誤した結果がそのままユーザーの喜びにつながる可能性があるという点では、非常にやりがいのある仕事でもあります。
だからこそ、一緒に働く方には情熱を求めています。
困難を楽しめる方、新しいものを作ることに喜びを感じる方、ユーザー目線に立って「何が必要とされているか」を考え続けられる方は、ぜひ私たちと一緒に頑張りましょう!
いかがでしたでしょうか?
今後は、他のいろんなトピックに関する記事も追加予定です。
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