みなさん、こんにちは!CodeFox(コードフォックス)採用担当です。
今回は、実際にCodeFoxで働くメンバーのインタビューを通して、メンバーや社内の雰囲気や文化などをお伝えしているインタビューシリーズとして柳浜万里さんにインタビューしてきました。
実はこの方、CodeFox創業後に新規で採用された第一号なんです!
そして、すぐに万里さんの愛称でCodeFoxに馴染んでくださり、現在は新規プロダクト開発の中心として活躍するメンバーのひとりです!
万里さんのインタビューを見て、自分も近いかもと思ってくれた人はCodeFoxと相性バッチリかも!?
今までの代表、社員インタビューはこちらから
・代表進藤の創業ストーリー
・CTO永渕の社員インタビュー
・COO佐野のインタビュー
世の中に自分の価値を見出すために、数学、理学の世界からエンジニアへ
簡単な経歴を教えてください。
昔から数学が好きで京都大学の数学科に進学して、そのまま大学院に進みました。数学は楽しかったんですが、ある時、工学系の友人から「数学の研究をして世の中の役に立つの?」って言われて悶々としていました。確かに、数学って一部の天才が数十年後の未来を根底から変えることもあるけど、自分はそうじゃないなと。そしたら、世の中に自分の価値を見出すためには、現実的に人々に向き合い試行錯誤していかないととは考えていました。
そして、大学院では地震の研究を行うことになりました。その研究の中で、AIを地震に使えるのではないかと思い、教授に直談判してAIの研究を始めました。かなり遅くからですが、それが自分のエンジニアとしての始まりです。
その後、AI系の研究がかなりなされていて優秀なエンジニアが集まっていることから、新卒でDeNAに就職しました。ソフトウェアエンジニアとして入って、インフラ部門に配属され、1年程度働きました。
人気の配属先で、網羅的に多くのことを学ばせていただきました。一方で、大企業的な場所で自分の価値を見出すのは難しいのではないかと感じることもありました。
そこで、自分で考え自走できる環境を求めて、AI教育事業をしているスタートアップに転職しました。主に大手からの案件など受託開発を行いました。
その後、起業試したり、転職活動しながらフリーランスとして活動しました。
ブロックチェーンに興味があり、Web3エンジニアを目指し、転職活動を進めていました。そこで、Web3エンジニアに特化した求人媒体から、CodeFoxと出会いました。最初は2022年11月頃からフリーランスとして参画し、翌年の2月頃からは正社員として働き、現在に至ります。
ビジネス思考を併せ持つエンジニアでCodeFoxに欠かせない存在
CodeFoxではフリーランスから正社員という流れですが、どのあたりが万里さんに合ったんですか?
かなり特殊で特別なことをやっている会社ではあるということと、CodeFoxのメンバーは皆さん優秀で心地よかったです。あと雰囲気が合うなと思っています。また、やりたいことをやれているのも大きいです。現在、新規開発チームに所属しているんですが、自分はエンジニアだけでなくビジネスサイドもしっかりと見たいと思っています。
新規事業を企画する上でのこだわりや大切にしていることはありますか?
学んだことでもあるけど、なるべく早く作って、出す。です。
役割は、基本ずっと新しい社内プロダクト企画、開発する。そして、定例で皆さんに話してフィードバックもらうみたいな感じです。ここでよくあるのが、企画の段階からかなり作りこむケースです。良いプロダクトも時代やタイミングがあると思うので、ミニマムで検証したいと考えています。
あとは、強みをどう入れるか。数多あるビジネスの中でCodeFoxの強みを活かすことを考えています。ただ強みと言っても物理的なものだけでなく、代表の進藤さんの実体験からの想いやこだわりも強みの一つだと考えています。なので代表のこだわりを引き出すことも大切にしています。
エンジニアというより、本当に事業家みたいですね。そういった考え方がなぜ出来てたんですか?
エンジニアというと「ものづくり」みたいなところが挙げられると思うんですが、時々自分はものづくり思考はないかもなって思います。というのは、結局技術は手段として考えているからです。もちろん、物理的にものを現実に体現させるのがエンジニアだと思いますが、必ず先にはユーザーがいます。そのユーザー視点に立ちたい。という考え方が根底にあるのかもしれません。
なるほど。実は「万里さん、もう一人か二人欲しい!」みたいな声を社内でよく聞きます!笑 そういったユーザー視点の考え方含め、広い視野をお持ちだと感じます。
え、そうなんですか?笑 そんなありがたいお言葉、初めて聞きました!ありがとうございます。
確かに振り返って考えると、自分の価値もそのバランス性みたいなところにあるんじゃないかと思っています。
今までエンジニアの方とも多く仕事をしてきて、めっちゃコード書けるのに、伝えるのが上手くなくて結果仕事に影響出てしまうことも見てきたので。キャリア上、意識はしています。あとは、起業を経験したのも大きかったと思います。当たり前ですけど、ユーザーに価値を届ける大前提を一番大切にしたいという思いはありますね。
会社の事業以外でも成長の環境がある
実際、今SPARKNという新規プロダクト開発していますが、その前は折り鶴NFTも世に出しましたよね!
はい!その経験は自分の中でも結構大きくて、モチベーション高く、自分の納得した形で完遂できたと考えています。ビジネスサイドでマーケティングなどの観点で見れば、まだまだかもしれませんが、バックエンド側はやりきりました。自分自身、ちゃんとtoCのサービスとして世に出せたのが初めてだったので、ローンチしたときは本当に感慨深かったですね。
万里さんが最近、注目しているものありますか?
注目でいうとThirdWebとかCharmversとかですかね。ノーコードツール系でオープンソース。スマートコントラクトはそこで作れて、あとはフロントは自分でみたいな。世の中的にも根本的に書かなくていい方向性に進と思っています。かなり進化が早いので本当にすごいです。
でも、技術とかではなく最近は、原点回帰して数学を勉強してます。笑 あとは、Notionを使って、自分の知識データーベースを効率的に整えるのが気持ちよくて趣味になっています。知識だけでなく、概念群とかしっかりメモして、何か気づいたらすぐにメモしています。
今後は、どのように活躍していきたいですか?
今は、新規プロダクトのSPARKNに全力投球しています!新規事業の企画ではなく、エンジニアとして開発をすることの方が今は多いので、それもまたやりがいを感じています。プロダクト開発を始めてからまだ2ヶ月くらいですが、かなりのスピード感を持ってやれている感覚はあります。その分不安もありますが、これからユーザーに届けてから新しい課題も出てくると思うので、ひとつづつ着実に進めていきたいと思います。
また、プロダクト開発が少し落ち着いた時には、新しいメンバーとももっとコミュニケーションをとって会社を盛り上げたいと考えています。新しいメンバーがかなり増えてきているんですが、プロダクトリリース直前ということ、あとはアメリカでの商談を控えているためなかなか時間取れずにいます。少し落ち着いた時に、そこも注力していきたいです!