クリエイターズマッチは、全国のクリエイターネットワークを活かし、インターネット広告の企画・制作から、次世代を育てる教育事業、業界課題を解決する自社プロダクト(SaaS)の提供までを多角的に展開するクリエイティブ・プラットフォーム企業です。
現在、AIの台頭や企業のインハウス化など、業界全体が大きな変革期を迎える中、私たちが新たな柱の一つとして立ち上げ、急速に成長しているのが「thinc Agent」という事業です。自社の既存事業である広告制作事業と競合してでも、なぜ今この事業が必要なのか? 営業やディレクターの次なるキャリアとして、なぜこの場所が面白いのか? 代表の呉に、その熱い想いと事業の裏側を直撃インタビューしました!
自社の制作事業と競合するリスクを取ってでも、クリエイターを守りたい
── いま、クリエイティブ市場は「企業のインハウス化」や「生成AIの台頭」など、大きな変革期を迎えていますよね。その中で、「thinc Agent」を立ち上げた理由を教えてください。
結論から言うと、このままではクリエイターが生き残れないという強い危機感があったからです。
これまで当社は受託制作を強みとして全国のパートナークリエイターに仕事を発注してきました。しかし近年はAIの進化やデータ活用の容易さから、お客様自身が社内でデザイナーを抱える「インハウス化」が急速に進んできました。もし私たちが受託にこだわり続ければ、結果としてクリエイターの仕事が減ってしまう。だからこそ、お客様の組織へ直接クリエイターを紹介し、深く入り込んでいく「thinc Agent」を立ち上げました。
── とはいえ、自社の既存事業(受託制作モデル)と競合する可能性もありますよね?
ええ。社内からは「自分たちの仕事がなくなるのでは?」という葛藤の声も当然ありました。まさに諸刃の剣です。
しかし、世の中の流れがそこにあるなら、私たちが先頭に立って飛び込まなければ、クリエイターと共倒れになってしまいます。当社のミッションである「クリエイターが輝ける社会を創造する」ことを貫くために、この事業はどうしても不可欠だったんです。もちろん、会社として存続していく責任もありますから、そこは当社のもう一つの柱であるSaaS事業の強固な基盤があるからこそ、自信を持って踏み切れる勝負でもあります。
── 覚悟の上の決断だったのですね。実際に事業をスタートしてみて、既存事業とのバッティングは起きたのでしょうか?
案件単位で見れば、正直パイを奪い合う側面は確かにあります。 しかし、実際にthinc Agentという新しい領域にチャレンジしたことで、単なる競合という枠を超えた大きな気づきがありました。それは、私たちが長年培ってきた受託制作モデルの重要性と、そこで活躍する自社ディレクターの圧倒的な価値です。
thinc Agentでお客様の組織の深くに入り込むと、「曖昧な要件をプロとして定義し、クリエイターを束ねていく力」がいかに世の中から渇望されているかが浮き彫りになります。それはまさに、当社のディレクターたちが受託制作モデルの中で日々当たり前のように発揮してきた価値そのものでした。
── だからこそ、既存のディレクター陣の力を新事業でも活かしていくと。
その通りです。ただし、決して既存事業を縮小するわけではなく、大切な軸である受託モデルとして回し続けながら、thinc Agentの現場でも価値を発揮してもらう両輪の方針です。
実は最近、AI台頭への危機感から、社内のディレクターには「これからは現場の進行管理だけでなく、どんな環境でも上流から提案できるプロデューサーを目指していこう」という方針を打ち出しています。パイを奪い合うリスクを背負ってでもthinc Agentで上流に踏み込んだからこそ、彼らが培ってきた知見が、これからの市場でいかに強力な武器になるかを証明できた。この挑戦を通じて、クリエイターズマッチ全体の持つ価値の底力を改めて痛感しているんです。
![]()
「ただの人材派遣」ではない。インフラを創る真のエージェントへ
── 「thinc Agent」は、一般的な人材紹介や派遣とはどう違うのでしょうか?
私たちが目指しているのは、単なる人材派遣やマッチングではありません。イメージとしては、プロの選手が海外のトップリーグなど次なるステージへ挑戦する際、本人の価値を最大化するために裏方で徹底的に伴走する「スポーツエージェント」です。
── 具体的にはどのように伴走するのでしょうか?
いま、お客様が本当に困っているのは「単に人が足りない」ことではなく、「制作物の量が増えすぎてディレクションが回らない」「外部パートナーを束ねる人がいない」という組織体制の課題です。実際に、外資系化粧品会社や老舗日系ホテルといったエンタープライズ企業での導入が始まっており、まさにこの「社内のクリエイティブ課題」を根本から解決する点が、市場で高く評価されています。
企業が自社でクリエイターを採用しようとしても、スキルを正しく目利きできる人がいなければ、現場で機能するチームは作れません。当社には20年間培ってきたクリエイターネットワークと、確かな目利き力があります。だからこそ、お客様が実現したいチームづくりに上流から伴走できるんです。
営業とディレクター、双方の「モヤモヤ」を晴らす場所
──今回の募集では、どんな方に仲間になってほしいですか?
人材や広告業界などの営業出身の方、そして制作現場を知るディレクター出身の方、どちらにも大きなチャンスがあると思っています。
私自身、デザイナーとしてキャリアをスタートし、その後に営業マネージャーも経験してきました。だからこそ、両方の現場が抱える「モヤモヤ」がよくわかります。
──それぞれのポジションが抱えがちな「モヤモヤ」とは何でしょうか?
人材や代理店の営業の方なら、「複雑な社内調整の力はついたけれど、ただの御用聞きやマッチングになっていて、本質的な価値提供ができていない」というもどかしさですね。
一方、ディレクターの方なら、「現場で進行管理や要件定義のスキルは磨いたけれど、AIの台頭もあり、このままただ作るだけのキャリアに限界を感じる」という危機感があると思います。もしそんなジレンマを抱えているなら、当社の「thinc Agent」は次なるキャリアの最高の舞台になるはずです。
特にディレクター出身の方なら、これまで現場で培ってきた「制作要件を正しく理解し、それに合うクリエイターを適切にアサインするスキル」が、上流でのチーム体制の提案においてそのまま直結します。
営業としての「折衝力」も、ディレクターとしての「現場理解」も、どちらの強みも最大限に活かして、顧客の真の課題を見抜き、事業を創る側に回ることができます。
── 今このタイミングで入社するからこそ味わえる、ポジションの面白さは何でしょうか?
現在、thinc Agentのチームは少人数体制です。営業ノウハウを社内の資産として蓄積し、強固な組織を内製化していく「0→1」に近いフェーズだからこそ、自分で営業の型を創り、ゆくゆくは事業を牽引していく面白さが存分に味わえるはずです。
──最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!
転職の意思が今すぐ固まっていなくても全く構いません。「今の仕事になんとなくモヤモヤしている」「クリエイティブ業界の仕組みづくりに少し惹かれた」くらいの気持ちで大丈夫です。
スキル以上に「クリエイターへのリスペクト」というマインドセットを重視しています。少しでも共感していただけたら、まずはカジュアルにお話ししませんか?共にクリエイティブ業界の未来を切り拓ける方とお会いできるのを楽しみにしています。
![]()
▼ あなたの思い描くキャリアに合わせて、カジュアルにお話ししませんか?
【これまでの営業経験を活かして、事業を創る側へ転身したい方へ】
ただのマッチングではなく、顧客のクリエイティブ体制の課題を根本から解決する「真のエージェント」として、自ら事業を牽引していきたい方はこちら。
【ディレクターから、現場知見を活かした提案営業へ転身したい方へ】
今のキャリアにモヤモヤしていませんか?あなたが現場で培ってきた「要件を理解する力」や「クリエイター目線」は、上流の体制づくりを提案するソリューション営業において最強の武器になります。ディレクターから営業へキャリアチェンジし、事業を創る側に回りたい方はこちら。