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採用奮闘記・面談はバッティングセンターではなくキャッチボールです

こんにちは。西尾です。


先日Wantedlyでのご応募数だけで100人を突破し、その他媒体を合わせると僕が入社してからの3ヶ月半で1000人以上ものご応募をいただいております。

その中で多くの方と面談してきたのですが、今回はその中で一番気になっていたことをテーマにしていこうと思います。


ズバリ「面談の時はたくさんコミュニケーションを取ろう!」です。


いや、当たり前じゃん? って思う方も多いでしょうが、意外とこの「コミュニケーション」についてのすり合わせは必要だなと思うのです。


なぜか。


それは、、、「面談、ほぼバッティングセンター問題」です。


具体的にどんなことかというと、

・問われたことを短文で返す

・自分からの質問はほぼしない(しても一つか二つ)

・予想外の質問がくると沈黙


これはコミュニケーションでは無いですね。

多分、そこまで興味持ってもらえて無いんだろうなぁって思って自分の反省の材料にはするものの、せっかくなので、こらからご応募くださる方には是非これを読んでから来てもらえると嬉しいのです。

また、他社さんであっても転職を考えている人は是非気にしてみてください。


1・面接におけるコミュニケーションのありかた

2・面接で「嘘」が蔓延したのはなぜか

3・逆の立場で考えよう



まず「面談」とは「相互コミュニケーションの場」です。

なので、色々な背景から志向や大事にしているものをお聞きして、当社との相性を考えるのが非常に重要だと思っています。

質問が無い=相手に対して興味が無い

と受け取られ、もしこれが営業やクライアント様へのヒヤリングの場であった場合、たぶん即失注です。

「失礼だと思って突っ込んだ事聞くのが怖い...。」

という人がいますが、コンプライアンス違反にならない限りのことは答えます。

入ってから「え、こんなこと聞いてない!」となっても「え、なんで聞いてくれなかったの」となるわけです。

あくまでも個人的な意見ですが「ここまで突っ込んだ質問をするってことは会社に興味がある(入ってからの具体的なイメージを持とうとしてる)のかな」という印象を受けます。

お互いが質問を重ねていくことで、最もベストな選択肢だと思った時に採用/入社となるのがどちらにとっても長く幸せになるのではないでしょうか。


また、「嘘をつくことはやめましょう」

いや、これ凄く当たり前のことなんですが、なぜか就職活動では推奨されるんですよね。。。自分が入っている会社や部活やサークル、団体など何のコミュニティであっても嘘をついて入って来る人は嫌だと思います。嘘をついて入っても、突き通さないといけないことになってしまったら結局凄くしんどくなってしまうのではないでしょうか。

では、なんで嘘をつくことが推奨されるようになったのか考えてみました。

経緯としては「こういうことを言ったら受かる」とか「こんなエピソードがウケる」みたいな面接対策ノウハウがたくさん発信された結果、自分を曲げて内容を作っていく人が多くなったためであると考えられます。現在でも、多くの就活サイトでこの面接ノウハウが書かれていますが、実は今はこれあんまり採用担当者にはウケません。

現在人事や採用担当をやっている人の多くは就活氷河期の流れを汲んでいる人が多く、その当時は「どこかに入る」ために色んな言葉を用いて就職活動を乗り切っていたために「ウケる」ことに注力をしていたこともあったかと思います。しかし、今現在では多くの企業が生まれたことや景気の回復によって、就職活動で嘘をついてまで入らなくても、選択肢はいくらでも存在する時代となっています。

ある会社では、どうしても人がすぐに欲しくて採用者が嘘をつきまくり、就活生側も嘘で塗り固めて入社した結果、お互い何が起きているのか分からないまま一週間で退職してしまったという例もあります。絶対にやめましょう。


「自分が逆の立場ならどんな人と働きたいか」という視点があれば、面接のコミュニケーションはとても円滑になると思うのです!

「落ちる」ということを重く考えるからコミュニケーションエラーが起きるので、以下をちょっとご覧ください。

「素振りや走り込みは嫌いだし、基礎能力はないけどプロ野球球団に入りたい!」

「将来は野球選手になりたいけど、とりあえず卓球部に入ろうかな!」

「うち、サッカークラブだけど君の希望や努力次第でバスケもテニスも出来るよ」


・・・ということが世の中の面接には多すぎます。


入るべきところに入って、力をつけて、そしてさらに上を目指す。結局、正直に真っ当にやることが何事も一番の近道になります。

是非、皆さんが最も良い道に進めますよう。


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クラッチでは面接ではなく、面談を重ねることによって、最良の選択肢を一緒に探していきたいと考えています。その中でクラッチで活躍の場を提供することが出来、志向や軸が重なっていた時にご参加をお願いしております。

是非お気軽に遊びに来てください!

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