メタバースで新しい音楽体験の可能性を追求したい。プランナーの田中さんにインタビュー。 | クラスター株式会社
今回は、プランナーの田中さんにお話を伺いました。田中さんはラジオ局に約10年勤めた後、クラスターにディレクターとして入社。2024年1月にプランナー(営業職)にジョブチェンジをしています。このイ...
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今回は2024年下半期「加速賞」を受賞したプランナーの田中さんにお話しを伺いました。田中さんは、ディレクターからプランナーへと転身してまだ1年も経っていない中、現場重視の積極的な営業活動により、大手企業の案件も多く担当されています。今回は受賞を記念して、これまでの取り組みや今後の展望について語っていただきました。
プロフィール
田中 慧(タナカ ケイ)
クラスター株式会社 プランナー
神奈川県出身。大学卒業後、愛知、大阪のFMラジオ局にて番組・イベントのプロデューサーとして従事後、2023年7月クラスター株式会社に入社。その経験を活かし、ディレクターを担当。現在はディレクション経験をベースにクライアント様向けプランニング業務を担当。
メンバーの支えがあるからこそ安定して営業活動ができる
社内の連携体制が大きな強み
チーム全体で前に進んでいる実感がある
▼以前のインタビュー
ーこの度は「加速賞」の受賞おめでとうございます!率直に今のお気持ちについてお聞かせください
田中:ありがとうございます。今回の受賞は全く予想していなかったので、本当に驚いています(笑)
受賞を嬉しく思う一方で、これは決して私一人の力ではないということは、お伝えしたいです。テクニカルアーティストやCGチームにはいつもアイディアをいただき、ディレクターやバックオフィスチームには日々支えていただいています。また、広報チームや開発チームなど、本当に多くの方々の支えがあってこその受賞だと思っています。皆さんがいるからこそ、安定した営業活動ができているんですよね。この場を借りて、皆さんへの感謝の気持ちをお伝えしたいと思います!
ー田中さんはディレクターからプランナーに転身されて、まだ1年も経っていない中での受賞ですが、どのような取り組みが評価されたとお考えですか?
田中:日頃から「巻き込むこと」は意識していますね。わからないことは積極的に社内の皆さんに相談させていただき、案件を進める際も、単に契約を獲得するのではなく、全員が満足できる形、プラットフォームにとってもメリットのある形を目指しています。今回の加速賞では、そうした「全員で同じ方向を向いて進んでいく」という姿勢を評価していただいたのかなと感じています!
また、まだまだ知識や経験が不足している中でも、とにかく行動し続けてきた、その泥臭い努力も評価していただけたのかもしれません。
私がこうして積極的に動けているのは、clusterというプラットフォームに大きな誇りを持っているからです。実際、クライアントの方々からも高い評価をいただくことが多く、この素晴らしいプラットフォームを作ってくださっているチームの皆さんに、もっと還元していきたいという思いがあります。私たちエンタープライズ事業部が契約を増やすことで、会社全体の成長に貢献できると思うので、今後も頑張らなければという気持ちです。
ー田中さんが思うclusterの良さや強みはなんでしょうか?
田中:大きく2つあると考えています。
1つ目は、法人クライアント様のニーズに合わせて、既存の仕組みや機能を組み合わせた提案ができることが挙げられます。これは、開発チームが毎週のアップデートを地道に重ねてきた成果だと思います。
この努力によって、clusterは幅広い機能をバランスよく提供できているのが大きな強みです。そのため、クライアント様の多様なニーズに柔軟に対応することができています。
2つ目は、社内の連携体制の強さです。私が思いつかなかったアイディアでも、エンジニアや開発チームに相談すると、「それだったら、こういう方法でできますよ!」と別の提案をしてくださったりします。なので、クライアント様からのご要望に対して「実現が難しい」で終わることはほとんどありません。
各部署の対応も非常に早く、法務や経理などバックオフィスの方々も含めて、すぐにレスポンスをいただける環境が整っています。スピーディーにクライアント様とやり取りができるのは強みだと感じます。
また最近では、IT総務が主導して会社としてISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)という資格を取得したことで、公募案件やコンペティションへの参加がよりスムーズになりました。セキュリティチェックシートなどで資格取得が求められることも多いので、「取得しています」と言えることは、提案時の大きな強みになっています。
ークライアント様からのリアルな反応についても聞きたいです!
田中:メタバースに関心のあるクライアント様からは、clusterという名前を出した時点で「知ってます!」と反応をいただけることが多いです。clusterは、日本のメタバースプラットフォームとして認知度が高く、評価もいただいている実感があります。
特に代理店さんからは、「機能が豊富」「カスタマイズしやすい」という声をよくいただきますね。最近では、メタバースを通じて収益を上げたい、事業化していきたいというクライアント様も増えてきており、そういった方々には、clusterのマネタイズ機能の豊富さも評価いただいています。
ー良い反応をいただけているとのこと非常に嬉しいですね!前回のインタビューより進展のあった案件があれば教えていただけますか?
田中:前回お話しさせていただいたイオンリテールさんの案件ですが、その後ブラックフライデーとクリスマスの期間限定ワールドを展開させていただきました!夏のキャンペーンに続き、来場者数や滞在時間などの指標も好調で、エンゲージメントの高さを実現できたと思っています。特に嬉しかったのは、イオンリテールさんのファンの方々が着実に増えてきているなと実感できた点ですね。
また、新規案件として、JR西日本グループさんと大きなプロジェクトを進めています!広島駅のビルをリニューアルするタイミングで、cluster上にバーチャル広島駅および駅ビルを使った空間を構築する予定です。今まさに空間のコンセプト構築や、具体的な施策の検討など、様々な議論を重ねている段階なので、これからが楽しみです!
ー前回のインタビューから、ご自身の成長や課題についてどのような変化を感じていますか?
田中:嬉しいことに、これまでの活動が少しずつ実を結んできています。例えば、地方での営業活動で築いた人脈を、チームメンバーにも紹介できるようになってきたり、自治体の公募案件に応募する際に、一緒に取り組んでくださるパートナー企業さんが増えてきたり。チーム全体で前に進んでいる手応えを感じています。
一方で課題もあります。前回もお話ししましたが、世の中のビジネスモデルについての理解はまだまだ浅いと感じています。クライアント様がどういうビジネスモデルで収益を上げているのか、その業界ならではの課題は何なのか。そういった知識をもっと増やして、より良い提案ができるようになりたいですね。
ありがたいことに、こういった課題に対しては、チームの皆さんが本当によくサポートしてくれます。先輩のプランナーさんたちが過去の提案資料を共有してくれたり、部長が考え方のヒントをくれたり、チームに支えられているなと日々実感しています。
ーありがとうございます。最後に、田中さんの今後の目標について教えてください!
田中:2025年は、今までのclusterになかった新しいセールスメニューの開発をしたいと思っています。従来のようなワールドを構築して何かをするというだけではない、新しいメタバースの活用方法を提案していきたいですね!例えば、clusterの特徴であるUGC(ユーザー生成コンテンツ)の豊富さを活かした広告モデルや収益モデルの構築を検討しています。
また、最近はAPIも充実してきて外部システムとの連携がしやすくなってきたので、先端技術と組み合わせた新しいコンテンツの開発にも挑戦していきたいです。まだまだメタバースには可能性があるということを、社内外の皆さんに感じていただけるような提案をしていきたいと考えています。
あとは、引き続きチーム全体の活性化にも力を入れる予定です。より楽しく、明るい雰囲気づくりを率先してやっていきたいと思います!売上はもちろん大切ですが、日頃のコミュニケーションを大切にして、メンバー一人一人がclusterの可能性を実感できる、そんな環境を作っていきたいですね。
今後もチームメンバーへの感謝の気持ちを忘れずに、チーム一丸となってclusterの可能性を広げていけたらと思います!
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