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無意識バイアスの中で生きていく

どーも。堀内です。

先日の2022年9月30日は、弊社では年に2回(たまに3-4回)お決まりになっている、社内研修の日でした。

以前は夏と冬に合宿をしていたのですが、ご時世的に難しくなったり、子供を持つメンバーも増えてきたりでいろいろとやり方が変わってきました。

クラベス夏合宿2019 in 芦ノ湖


今回はオンライン開催でもなく、研修室をかりて全員で行う研修でした。 また改めて、私じゃないメンバーが書いたブログが上がると思います。

↑9月末に行われた研修の様子


と、その中で私が感じたことなんかを書いていこうかと思います。
今回は、その中であった

「無意識バイアスワークショップ」

メルカリ社が実施していて、それを我々のような無関係な会社でも研修が実施できる形で公開しているものを、利用させていただきました。

"バイアス"と言ってみなさんが同じイメージをもてるかわからないので伝えておきます。 偏見、先入観、前提知識によるもの、など色々な言葉に置き換えられますが、今回は"偏見"が一番しっくり来ると思います。

悪い意味だけではなく、みんな「無意識バイアス(偏見)」を持っているんだよ、それをちゃんと認識することで、お互いのイメージの違いや、コミュニケーションのとり方が変わってくるよね?という話です。

例えば、
・最近の若いモンは忍耐がない
・年配の方は機械音痴
・男性は話を聞かない
・女性は地図が読めない
なんてものがあげられます。

そもそもひとりひとり違うはずなのに、人の"属性"で判断しています。
東京モンは〜関西出身は〜地方出身は〜、 全部バイアスですw

日本人は〜外国人は〜背の高い人は〜太っている人は〜…もうあげだしたらキリがないのですが、 言葉に出さずとも、頭の中で勝手によぎっている人が多いのが事実です。


日本人じゃない見た目→英語で話さなきゃ!?みたいなものも親切心でやっていますが、それは無意識バイアスによるものです。 男性は女性に優しくしないといけない、見た目で判断できる範囲でしかできません。 お年寄りに席を譲る、良い行いだと思いますが、嫌な思いをする人もいます。

社会で生活していると、そのような無意識バイアスと日々生活しているのです。
身近な存在でコミュニケーションがたっぷり取れた人でも、兄は食わず嫌いが多いよね、弟は忘れ物多いよね、父は頑固だよね、母は怒りっぽいよね… だからここにゴミをほったらかしにしてるのは、「家族の中でそういうことをするのは、きっと弟だ!」みたいなこともあるんじゃないでしょうか?

これも社会の縮図と言いますか、似たような事が起きていると言えます。
◯◯ハラスメント、も関係していると思います。

推測と事実を混同しているのもその一つです。
自分がこう思っているから他の人もそう思っているはずだ、みたいな考えです。 とはいえ、全員の思いを全員に聞くことはできないですよね?

無意識バイアスどう付き合っていくかという話になりますが、 自分が考えていること、人の話を聞くこと、事実がなにか、推測が何かを正しく理解していくことが大事です。

自分が子育てしていくときに
「女の子だから女の子らしく」
「男の子だから男の子らしく」
というのはどうしても出てしまいます。

"常識"を形成していく上で切っては切り離せないとも言えます。
「日本での常識は海外では通じない」っていうのもその部分ですね。

仕事上では、常識や暗黙の了解ではなく、明示した"共通認識"を作っていくことで、スムーズな仕事ができるのだと思います。

大事なことは、 バイアスにかかってはいけない、偏見を持ってはいけない、ということではなく、 無意識バイアスというものがあるから、何が事実で何がバイアス(偏見)かを理解しながら生活や仕事をしていこうね!いうことです。

このワークをやるときに「下町のおじさんは無意識バイアス激しいな〜」なんて発言しましたが、 そもそも下町のおじさんは自分自身であり、属性で言っている発言が無意識バイアスにかかっているので、なんかもうダブルパンチをくらいましたw

ではまた。

2022.10.07 堀内文雄(もう1年が終わる…2022が令和4年って書くのに慣れてきたのにw)

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