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ヘッドレスの話をしよう

こんにちは。クラベスのデザイナーの川嶋です。
本日もう一つのストーリーは代表堀内によるヘッドレスについての記事です。以前にもヘッドレスコマースの記事をアップしたのですがもう1年も近く前のことでした。1年はあっという間に過ぎますね…

今回の記事ではヘッドレスについてもう少し細かく話しています。ぜひお読みください。

どーも、クラベス代表の堀内です。

ヘッドレスコマースの話をしていくと、

「何が良くなるのか、どんな悩みを改善するのかという部分がよくわからない」

という話を聞きました。


ヘッドレス◯◯みたいな話は、色々とあるんですが、 ヘッドレスコマース、ヘッドレスCMSのようなものを私達は仕事で実現しています。

そもそもヘッドレスというのは、 操作する画面や端末を持たないシステムのことでした。 専用の画面がないので、ネットワーク経由でコマンドやAPIを実行するようなものを指していました。

では、ヘッドレスコマース、ヘッドレスCMSなどは何が良いのか

既にヘッドレス化した仕組みがいいな〜と思っている人たちは全く問題ないのですが、 仕組みはわかったけど、何が良いの?っていう部分ですね。 あまりシステムに詳しくない方にもわかりやすくするのが、 私の努めだと勝手に思っているので解説します。

ヘッドレスコマースについては以前に話ししたこともあるのですが、 もう少し細かく。

ヘッドレスコマースって何?


ヘッドレス化することは、 フロントエンドとバックエンドを切り離しておけること、とお伝えしました。

そうすることで、 データ構造はこのままでいいのに フロントエンドでの問題を解消するために全部入れ替えなきゃいけない、 をなくせることが一つのメリットです。

3-5年位でシステムを乗り換えていくのを終わりにして、 長期的に付き合えるシステムを構築しながら、 フロントエンドや変わっていく部分は容易に変更・追加ができる仕組みにしたいというのが目的になります。

何度もシステムリプレイスを経験している方々は、 悪くない部分もリプレイスしなければいけない無駄を感じていると思います。 そこに対するアプローチだと思ってください。


例えるならば、建物や家における水道や電気などのライフラインの話に近いでしょうか?

昔から基盤としては張り巡らされていて、 どこにどのような家や建物ができても対応できる、 建物を作る際にそのルールに沿って作ってくれれば 利用ができ、大きな工事は必要ない。

ご自宅のインターネット回線などの話で工事が必要、 という話できても業者の方が来て、それなりに作業をしたら 「ハイ、できました〜」みたいな経験ありませんか?


もともと設計された電話回線、インターネット回線網をどのように使うか、 という対応をしているだけで、ゼロから線を引くことはしていません。

部屋のリフォームをしても どこから電源を取るのか、 水道の口を作るのか、 電話線やインターネット回線はどこから出すのかなど、 ある程度のルールはありながらも変更が可能です。

ヘッドレス化された仕組みというのは、 そのように基盤のものを作っておいた上で、 様々な新しい要望などがあった場合に柔軟に変更・追加をしていくためのものになります。


少しでもヘッドレスの仕組みについて、理解や興味を持ててもらえたら幸いです。

今後、このような仕組みを簡単に持てるようにする流れになっていきます。

その時にクラベスがお客様のベンダーの候補になっていたいです。

ではまた。

20220225 堀内文雄(オフィスがとうとう狭くなってきてしまった・・・)

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