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みなさま、こんにちは!
Classiのことをより知っていただく機会を設けたく、2023年1月からClassi便りをお届けしています。
ここでは、プレスリリースなどをメインに、Classiの動向を共有させていただきます。
気になったニュースがありましたら、ぜひ詳細もご覧ください!
Classiと熊本県多良木町が連携して、中高生にAIを活用した夏休みの学習プログラムを実施しました!
2023年8月1日から4日まで、持続可能な地域づくりを目的として熊本県球磨郡多良木町100%出資により設立された一般財団法人たらぎまちづくり推進機構(※1:以下たらぎ財団)と協働で、「中高生学び応援プロジェクト」を実施しました。
(※1)持続可能なまちづくりを実現するために多良木町100%出資のもと、2020年10月に設立されました。人材育成や地域資源のリブランディング、たらぎファンの創出などを目的に、様々な企業や大学と連携して事業を展開しています。
<実施の背景と狙い>
近年、少子高齢化と都市部への人口集中の進行に伴い、多くの地域で教育環境、特に塾などの学習環境の不足が深刻な課題として浮き彫りとなっています。熊本県球磨郡多良木町でも、同様のことを課題視しており、教育の質を向上させるための取り組みが求められています。
このような背景のもと、たらぎ財団とClassi株式会社が連携し、人吉球磨地域に在住している中高生を対象に、教育プラットフォーム「Classi」に搭載されているAI学習システム『学習トレーニング(※2)』を無料で提供する学習イベントを行いました。地域リソースとClassiがもつ機能を掛け合わせて「地域の教育力」を強化し、勉強に対する向き合い方の変化と学力向上のきっかけ作りを目指しました。
(※2)AI活用の「学習トレーニング機能」、機能リリース3ヶ月で利用者数が10万人を突破
<プログラムの目的と進め方>
▽目的
- AIにより提供される個別最適な教材で学習理解を深め、苦手科目でも成功体験に繋げる
- ICTによる学びの楽しさに触れる
▽進め方
- 生徒へヒアリングを行いながら教科、難易度を決定
- 上記を踏まえてテストを配信
- 課題結果を踏まえてAIが得意不得意を分析し、演習問題を出題
- 最終参加日に最も復習したい単元を生徒に選んでもらった上で再度テストを実施
<結果>
- 成績の変動
「最も復習したい単元」に関して、1回目のテストと2回目のテストの正答率は48%から80%と、32ポイントの上昇が認められました。
- 参加者の満足度
約90%の生徒が「大変満足」または「やや満足」と回答し、その理由として「学習理解がすすんだ/わかりやすかった」が最多、次いで「楽しく学習できた」が上げられました。
- 参加者のコメント
- タブレットを使って楽しく勉強することができた。また、最初と比べて正答率を上げることができたのでよかった。
- テストをして自分のレベルを知ることができたし、応用で難しい問題に挑戦できた。
- 問題の解説がわかりやすかった。
- 自分の苦手な教科をしっかりと振り返ることができ、自分の身に身についた。
- AIを活用した個別最適な学びを体験した印象
1.成績は伸びると思いますか
90%以上の生徒が「とても思う」または「やや思う」と回答しました。特に、「とても思う」を選択した生徒は、1回目のテストと2回目のテストの正答率が平均して【52ポイント上昇】しており(全体平均:32ポイント)、理解度の高まりが学習効果の実感に繋がっていることがわかります。
2.学習の習慣が身につきやすそうだと感じましたか
80%以上の生徒が「とても思う」または「やや思う」と回答しました。
- AIを活用した個別最適な学びに対する保護者の希望
「学校でAI学習教材を導入してほしい」が最多であり、次いで「自治体運営の塾でAI学習教材を利用できるようにしてほしい」、「家庭学習にAI学習教材を導入したい」と回答しました。
<過疎地域の学びにおけるニーズ>
今回のイベントを通し、少子化が進む地方の学びに関して、以下のようなニーズがあることが浮き彫りになりました。
- 学ぶ場とアクセス手段の必要性
- 地域内に自習スペースや塾が不足しており、また、移動手段も限られているため、環境整備が必要である。
- 学校内の学力格差に対応する必要性
- 多様な背景や目標を持つ生徒が在籍する学校環境では、一斉指導のみでの教育は難しい側面が増えてきており、個別最適な学びを可能にする手段の導入が求められている。
- モチベーションを上げるきっかけの必要性
- 人口減少に端を発する受験・就職の全入環境により学習にモチベーションをもつことが難しくなっている。
これらの必要性に対応し、生徒たちの将来の可能性を広げるためには、学校・行政と連携しながら「地域の教育力」を向上させていくことが不可欠です。地域全体での取り組みを促進し、より良い学びの環境を実現することが求められています。
今後ともClassiは学校や地域と連携しながら、生徒一人ひとりの可能性を解き放つような学習機会の提供に努めてまいります。
▼詳細はこちら
https://corp.classi.jp/news/3458/
Classi9月号は以上となります。
今後もワクワクするようなニュースを届けられるよう、定期更新を予定しています。
次回のお便りもお楽しみに!