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新卒でコピーライターになりたいなら知っておくべき名言:6選

「コピーライター」という職業をご存知でしょうか。

「キャッチコピーを書く人」というとわかりやすいと思いますが、広告などで読み手にサービスをわかりやすく伝える人たちのことですね。

今回の記事では、「その仕事、興味ある!」という方のために、コピーとしても極めて優れている名言や表現を6つまとめました。

「好きなコピーはなんですか?」と採用担当に聞かれた際は是非こちらを参考にして見てください。

1:NOVA


NOVAの有名なキャッチコピー。
中学国語でいうと、「対句」という表現技法をうまく活用したコピーですね。つまり、「駅前」という名詞に対して、通常繋がるはずのない「留学」という表現をセットにする事で違和感を読み手に感じてもらう技法。

他にも有名な対句を用いた表現は、「負けるが勝ち」などですね。せっかくなので、次もこの技法を用いた有名表現をご紹介します。

2:チャールズ・チャップリン


「喜劇王」としても知られているチャールズ・チャップリンの名言。
NOVAと同様で、対句を用いて表現を対応させていく王道の手法。こちらの文章では、「近く」⇆「遠く」、「悲劇」⇆「喜劇」という2点を対応させています。ちなみに、このコピーの中には、対句以外にも反復という技法も使われています。

反復には、単語の反復と構造の反復の2種類があるのですが、今回は文法上、「○○だと、△△」という構造の反復が用いられています。

次のコピーは、この反復に焦点が当てられたもの。

3:宮沢賢治


宮沢賢治の没後に発見された「雨ニモマケズ」という有名な遺作。
文法構造上の反復が特に印象的なコピーですね。なお、この詩の中には「寒さの夏はおろおろ歩き」といった対句表現もたくさん使われています。

4:寺山修司


「なみだ」を「ちいさな海」と言い表した、歌人、劇作家として有名な寺山修司の表現。
この表現技法は皆様がよくご存知の、「比喩」表現です。何かを他のものに例えるのは、コピーライティングを行う上で同じく王道の手法ですね。比喩や擬人がこれに当てはまります。

5:パブロ・ピカソ


画家として知られているピカソの名言。
表現技法としては、「断定調」である事に力強さが感じられます。当然ですが、明日のことなのでどうなるかなんて分からない。それでもピカソは「明日の絵が一番素晴らしい」と断言した。

こういった言い切る形での表現には読み手に対して、力強さを伝える効果があります。

なので好きな人に告白するときは、「あなたのことが好きだと思います。」ではなく、「あなたのことが好きです。」と言うべきです。(これも断定調)

6:北島康介


2004年のアテネオリンピックで、北島康介選手が100m平泳ぎで金メダルを獲得した時にでた名言。
ここでお伝えしたいポイントは2つ。1つ目は、「気持ちいい」という単語の反復が行われていると言うこと。

2つ目は「チョー」という表現。ここまで多くのコピーを紹介してきましたが、もちろん北島康介さんはコピーライターではありません。つまり、「表現したいものへどれだけの感情が乗っているか」が良い表現を生み出すために不可欠であると言うことがこの名言から学べますね。

まとめ

コピーを書く上で大切になる要素をいくつかご紹介しました。採用面接を受ける際はこういった事が出来ていると適性も上がっていくので、ぜひ、意識してみて下さい。

①対句
②反復
③比喩
④断定
⑤感情を乗せる

弊社ではコピーライティングや広報に興味のある学生さんを募集していますので、いち早く経験してみたい人は是非採用面接にエントリーしてみて下さい!

元記事はこちら→http://www.inden.ne.jp/dekiroute/archives/6062

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