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広告会社の若手の人に読んで欲しい私の体験談:「仕事を選ぶ」働き方のススメ

株式会社キャッチボールに入る前

◯自己紹介

私は2007年〜2012年まで大手広告会社で営業職をしていました。新卒で入社して6年間、制作営業と媒体営業の両方を経験させてもらい退職しました。

自分が優秀な営業職だったとは思いませんが、やる気はあったので、多くの仕事を抱え込み、慢性的な長時間労働の中にいました。広告会社を辞めた理由は「次にやりたいことが見つかったから」でしたが(これは本当です)、その決断の後押となったのは「インプットの時間が取れず、自分が出す企画やアウトプットがスカスカになってきている」と感じていたからです。

総合広告会社が業務過多になるのは次のような構造だと私は考えています。「儲かる媒体枠を扱う仕事をもらっているので、儲からない他の仕事も受けないといけない。受けることは契約であり、サービスでもある。」というビジネスモデルだからです。こう当時から理解していたし、だからこそ、広告会社にいる限り忙しい日々が終わらないと考え、ここらで降りようという考えに至ったのです。

現在

◯「仕事を選ぶ」キャッチボールとの出会い

私は現在、株式会社キャッチボールでメディアパートナー事業部(WEBメディアの総代理店役/営業)を担当してます。どういう会社か、どういう仕事かはWORKING INFOをご覧ください。

WORKING INFO | 株式会社キャッチボール http://catch-ball.co.jp/working_info/

私がキャッチボールの仕事をするようになって驚いたのは、とにかく「仕事を選ぶ」営業スタンスです。

・自分たちの強みが生きる仕事→受ける ・そうでない仕事→お断りする を徹底しています。

貧乏性の抜けない営業畑の私としては「内容的にはこなせるし、ちゃんと儲かる仕事を断るなんてもったいない……。」と思うことは何度もありましたが、上記方針は徹底しています。

なので今月はちょっと暇だなという時もあり、少し不安になるのですが、その時間こそが求めていた「インプット」の時間です。WEB PRの仕事に欠かせないのが、とにかくWEBのトレンドに詳しくなったり、媒体の特徴を理解したりすることです。少しだけ分析的な目を持ちながら、ネットニュースやYouTubeやTwitterを見まくることが、次の仕事へのインプットになります。

さらに、そのインプットを発揮するアウトプットの機会は、自分の強みが生きる仕事だけです。「十分なインプット」と「強みにマッチした仕事」を繰り返せるのは個人としては幸せな働き方だし、会社の業績にもきちんと反映されています。これが、「仕事を選ぶ」から生まれる好循環です。

株式会社キャッチボールについて

◯仕事を選べるのは「断る技術」があるから

もうひとつ、私がキャッチボールで学んだことは仕事を「断る技術」です。単純に「うちは出来ません」と突き放すのではなく、「そういう要件でしたら、◯◯とか◯◯の方が良いと思います」と提案含みで仕事を断る姿勢は、パートナー主義が徹底していると感じました。

「なんでもやります!」スタイルでクライアントに”貸し借り”をたくさん作り、信頼を積み上げ、関係値を深めていく。という私が広告会社で教わった営業スタイルも、もちろん機能する方法だと思います。でも、「強みが生きる仕事だけやります!」というスタイルでも、信頼を積み重ねていけることは、私にとっては目からウロコでした。

今後どういうことをしていきたいか

◯最後に

この文章は広告会社の「若手」の方に向けて書いています。どんな会社においても、若手が仕事を選ぶのは難しいことかと思います。前述の通り、契約的に難しいという場合もあれば、心理的・立場的に難しいこともあります。

しかし、世の中にはそれが可能な職場もあります。個人的には広告業界全体が良くなることを祈ってやまないですが、結局は自分の人生。まずは自分だけ、「なんでもやりますスパイラル」から抜け出してみてもいいのではないでしょうか。そんな職場を選んでみたい方は、ぜひ気軽にオフィスに遊びに来て下さい。

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