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「よろこびが循環する起点」の生み出しにまっすぐに。MVP受賞者の人事として成果をあげる秘訣に迫る

カジーで人事を担う香川裕美(かがわ・ゆみ)。人材業界でキャリアをスタートし、2021年にカジーにジョイン。CS企画・サービス企画部門を経て、現在は「カジーのビジョンをともに実現するメンバー採用」に携わる。プライベートでは3児の母。

未経験の人事に異動直後、同日に4人の入社を決める快挙を成し遂げMVPを受賞。成果に至るまでの背景と、彼女を支え続ける「ある経験」について聞きました。

亡き母の愛を実感したことが大きな転機となる

私の母は、私が1歳8か月のときに他界しているんです。母に愛された経験や思い出がない。でも、1人目を出産したときにこんな不思議な体験をしました。産後入院中のこと。私は、病室で生まれたばかりの娘を抱き、幸せな気持ちで彼女を見つめていました。そのときふと、同じように母が生まれたばかりの私を見つめている感覚になったんです。

こんな風に母も私を見つめ、嬉しかったに違いない。「あぁ、母は私のことをすごく愛してくれていたんだ」と感じ、感情がこみあげて涙しました。母が肉体として一緒にいられたのは1年8か月だったけれど、目に見えない母の愛やよろこびは、私にちゃんと届いている。母から受けた愛を、今度は私が娘につなげたい。私も、愛をよろこびを、つなげる人でいたいと思ったんです。

このエピソードをCaSyの選考過程で話したときに、「カジーが目指す世界と重なる」と言われました。

CEOの加茂は、「誰かのために生きる」と言います。

カジーを支えるキャストさん(家事代行スタッフ)は、お客様のために自分が持つ家事スキルを活かしサービスを行う。それが自分の収入になると同時に、誰かの“時間を創る”。時間を創ってもらった誰かは、その時間を使って、また誰かのために頑張る。それがまた誰かの時間を創って…。CaSyが創るのは時間価値や、よろこびの「スパイラルアップ(好循環)」。香川さんの志と似ているね、と。

それを聞き、「よろこびが循環する社会を一緒に創りたい。」と入社を決めました。

愚直にまっすぐに、等身大でできることを精一杯

入社してからは、CS企画やキャストさんの採用業務を経て、現在の部署に異動。そして人事3ヶ月目のときに、採用における成果をMVP表彰して頂きました。正直、私はずば抜けた天才肌でもなく器用でもないです。理想は、スマートに楽にコトを成すなんですが(笑)現実は愚直に、1歩1歩小さな歩みを進める毎日です。それでも、「あなたのために」を私の精一杯で伝えることには心を砕いてきました。候補者の方をよく知りたいし、考えや決断を尊重したい。だから面談では、カジーの魅力だけでなく課題も伝えます。カジーに入社してもらうことよりも、候補者の方が「CaSyがベストな選択だ」と感じ、ご自身で決断して仲間に入ってくれることの方が重要だから。

あるとき「この人はカジーだ!絶対にカジーに来てほしい!」と思った候補者の方の二次面接前に、「頑張ってください!」という思いをどうしても伝えたくなって連絡しました。その方は今カジーのメンバーとして大活躍してくださっているのですが、入社の決め手を「香川さんのメッセージから、自分は望まれて入社する。幸せだと思って、CaSyを選びました」と言って下さったんです。自分の行動には誰かを、会社を動かす力がある。「よろこびが循環する起点」になれたと感じ、とても印象に残っています。

MVP受賞式でCEOとの記念撮影

「よろこびの循環の起点」にコミットをしたら

話は変わりますが、私の大切にしている考えに”Planned Happenstance”というものがあります。「意図された偶然」とも訳されますが、私は「どんなときも前を向く・本気になって一生懸命になって取り組む、ことで見えてくるものやチャンス」と考えています。新卒で入社した会社ではずっと営業職でしたし、CaSyでも当初は別のミッションを担っていたため、人事は未経験。そんな私が新たなことに挑戦できているのもまさにPlanned Hapeenstanceです^^でもこれって、サイコロを振って出た目で人生を決めるような偶然ではないんです。「私はやるんだ」という主体性がベースとなる意思決定の積み重ねと行動によって、開かれる道。

その主体性の根源には「よろこび」や「幸せ」が存在する、と思っています。だから、人が歩む道を応援したいし、その始まりに「よろこび」を生み出したい。起点を見つめると、自ずと自分がやるべきことが見えてきました。

香川さん(右)の上長であるCHRO白坂さん(左)に話を聞きました。

白坂:彼女は、身構えることなく人を信じる、まず受け入れる。そんな人です。受入れることで、自分を無くしてしまうかもしれない、傷つくかもしれない、人間であれば誰しもが抱くそんな怖れを彼女は二の次にする。そうすると決めているのだと思います。 裕美さんの面談を経た応募者はみな、CaSyのことを「人を大切にする会社」「あたたかさを感じる」と言って下さるんですよ。それは彼女が応募者に最大限そう接してくれているからこそです。私は、候補者が最初に出会うCaSyの顔が裕美さんであることが得がたいことだな、ありがたいことだなと思っています。誇らしいです。

そして何より賞賛したいのは、変化と挑戦を楽しむ姿勢。自らに起きる出来事をも、まず受け入れることから始めるところです。実は、裕美さんは入社してからずっと事業戦略の変更の中で業務や役割、部署が変わる大きな変化の中にいました。でもいつもそれらを真正面からポジティブに捉え、いつも全力一心に成果にコミットしていた。人事への異動の内示をした時も「分かりました。私の可能性を見出して下さり、ありがとうございます!」って言ったんですよ。あれには参りました。裕美さんの強さ、善意を信じる力に涙が出ました。
数年前に子ども3人を連れ単身でアフリカに渡航。野生のゾウを見たことで、自らチャレンジし、体験することしか味わえない世界があることを知った。挑戦と経験を楽しむ、きっかけになった。

あなたのコンパスは何ですか?

カジ―は変化がすごくある会社だと思います。市場の8割が認知しているのに、使ったことのある人はまだ3.5%しかいないサービスであり、日本では「こうすれば家事代行サービスをあらゆる方がお役立て下さる」という勝ち筋を業界でまだ誰も見いだせていない。だからこそ、カジ―メンバー1人1人の成長と、答えをつくりに行くチャレンジが要求される。そこに私は、おもしろさや自身の成長の可能性を見出しています。

そうやって、よろこびをメンバーと分かち合う日も、不甲斐なさに泣ける日も、歯を食いしばって頑張る日々も超えていける。それは、「何に共感して、どんな人で在りたくて、私はこの会社にいるのか」、私の志がコンパスとして道を示し続けるから。

転職しようか、カジ―に応募してみようか気になっている方へ。
私も、カジ―に入社したメンバーもそうですが、採用面談に参加して下さったことで「人生とカジ―が交差」し、ミッション・ビジョンに共感しジョインしています。どこで、どう、つながっていくかわからない。「なんだか、おもしろそう!」と思ったら1歩踏み出して、私たちに会いに来てみませんか?


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