目次
はじめに
プロフィール
営業と開発、両方を知るからこそ生まれる価値。ディレクターとしての挑戦
入社を決めた理由と入社後のギャップ
未来の仲間へ。これから挑戦したいこととメッセージ
はじめに
今回は、新卒で入社し、営業職を経て現在はディレクターとして活躍する冨樫さんにインタビュー!文系出身でプログラミング未経験ながら、どのようにしてディレクターへとキャリアチェンジを遂げたのか。現在の仕事のやりがいから、当社のカルチャー、そして今後の展望まで、幅広く語ってもらいました。
プロフィール
冨樫(とがし):九州大学卒業後、YMSビザ(イギリス版ワーキングホリデー)で2年間ロンドンに滞在。帰国後、既卒生として2024年に入社。入社後は人材紹介と求人サイトの営業を経て、2025年1月からディレクターとして求人サイト・Lacottoの利便性向上にむけた施策、UIUX改善企画を担当。
営業と開発、両方を知るからこそ生まれる価値。ディレクターとしての挑戦
――まず、現在の仕事内容について教えてください。
弊社の「Lacotto」というサイトで、Webサイトやサービスの開発において、ディレクション業務を担当しています。簡単に言うと、営業サイドがお客様からいただく「サイトをこう改善してほしい」といったご要望や、ユーザーにとってより使いやすいサイトにするための施策を、エンジニアが開発できるよう仕様に落とし込み、プロジェクトの進行を管理する「橋渡し」のような役割です。
――もともとエンジニアの知識はあったのですか?
いえ、プログラミングの知識は全くありませんでした。正直、今でも自分でコードを書けるわけではありません。ですが、コードが書けることよりも「システムの仕組みを理解すること」が重要だと教わりました。
例えば、お客様から「求人情報に新しい項目を追加したい」という要望があった際に、具体的な作業内容は分からなくても、「既存のこの仕組みを応用すれば、実現できるのではないか?」と仮説を立ててエンジニアに相談する。そういったコミュニケーションで業務を進めています。
――未経験からの挑戦で、大変なことも多いのではないでしょうか?
そうですね。まだ知識が追いつかず、エンジニアに細かく質問することも多いです。また、多くのプロジェクトが同時に動く中で、誰にどの作業を依頼するのが最適かを見極め、スケジュールを管理することの難しさは日々感じています。
ただ、私はディレクターになる前に営業も経験していました。お客様が「なぜこれをやりたいのか」という背景を肌で感じてきたからこそ、開発チームにその想いを伝えられる。逆に、開発の事情を知っているからこそ、営業担当としてお客様と話す際にも、実現可能なラインを見極めた提案ができます。両方の視点を持っていることが、今の自分の強みだと感じています。
――特に印象に残っているプロジェクトはありますか?
あるお客様の案件で、最初は営業担当として関わり、途中からディレクターとして担当を引き継いだプロジェクトが印象深いです。関わり始めた当初は、開発に関する質問を右から左へ伝えることしかできませんでした。しかし、ディレクターとして知識がつくにつれて、「ああ、あの時の質問はこういう意図だったのか」「もっとこう聞けばスムーズだったんだな」と後から理解できたんです。
役職を変えながら一つのプロジェクトに関わったことで、それぞれの立場で何が必要かを深く理解でき、自分の成長を実感できた貴重な経験でした。
入社を決めた理由と入社後のギャップ
――IT業界を選んだ理由は何ですか?
私は大学ではITとは程遠い大学では哲学専攻でした。また、本も好きで、図書館員の資格も持っており、その道に進むという選択肢もありました。一方で、比較的「古いもの」や「権威あるもの」を好んできた私にとって、時代に置いていかれるのではないかというコンプレックスも実はありました。その時に、思い切って自分の好きなものとは逆で「新しい社会の動きに乗れる業態」であるIT企業に行こうと決断し、就職活動をしていました。
――その中でキャリアインデックスを選んだ理由は何ですか?
新卒でこの会社を選んだ理由としては、まず「私のような経歴でも新卒として受け入れてくれる」オープンさがあったことです。私は大学卒業後ワーキングホリデーとしてロンドンに滞在していて、帰国後に既卒生として就職活動を始めました。既卒でかつIT業界未経験でしたが、キャリアインデックスは受け入れてくれました。
また、「他の職種の人が何をしているかが分かりやすい」という点も挙げられます。大人数の大企業よりも、他者の業務が見えやすく、その中で自分が何をしているのか理解しやすい環境が、将来のキャリア形成において早期に判断できる点で魅力的だなと思い入社を決めました。
――入社前と入社後でギャップはありましたか?
これは嘘なしで、ほとんどなかったです。イメージ通りの会社でした。
――学生時代と社会人で最も変わったな、違うなと思う点はありますか?
学生時代と最も変わったと感じる点は、コミュニケーションの取り方ですかね。学生時代は性格や人柄が前提で話すことが多かったのに対し、社会人になってからは、プライベートとは分けて、ビジネスに必要なことを簡潔に話すことが大事であると思っております。
穏やかさとスピード感。メリハリのある社風と働きやすさ
――会社の雰囲気はどのように感じますか?
「穏やかだけど、仕事のスピード感は速い」というのが一番の特徴だと思います。人が穏やかで、理不尽に怒られたり、過度に気を使ったりするようなことはありません。一方で、「これは今月中にやろう」と決まれば、一気にプロジェクトが進んでいく。このメリハリが心地いいですね。
コミュニケーションも非常に取りやすいです。職種や役職に関わらず、「必要なことを分かりやすく伝える」という意識が根付いているので、スムーズに連携が取れます。
――ワークライフバランスはいかがですか?
休日に仕事の連絡が来ることはまずないので、プライベートとの両立はしっかりできています。有給休暇も、事前に申請すれば問題なく取得できます。オンとオフをしっかり切り替えられる環境ですね。
未来の仲間へ。これから挑戦したいこととメッセージ
――今後、挑戦してみたいことはありますか?
今はまだ、決まった形の開発業務に追われることが多いですが、今後は二つのことに挑戦したいです。
一つは、AIなども活用しながら、より定型的な開発業務を自分自身で完結できるようにすること。それによって、エンジニアにはより高度で専門的な開発に集中してもらえる環境を作りたいです。
もう一つは、自分自身でサービス改善の施策を立案し、プロジェクトを推進できるようになること。「もっと検索しやすいサイトにするには?」「どうすれば応募が増えるか?」といった課題解決を、主体的にできるようになりたいです。
――最後に、入社を検討している方へメッセージをお願いします。
私自身、既卒で入社しているように、当社は様々な経歴の人を受け入れてくれるオープンな会社です。IT業界と聞くと少しハードなイメージがあるかもしれませんが、穏やかな雰囲気の中で、実務を通してスピーディーに成長できる環境があります。
早くから実践的な経験を積んで成長したい、でも穏やかな人間関係の中で働きたい。そんな風に考えている方には、ぴったりの場所だと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。