当社のサービスはユーザーの皆様に「より使いやすく」「よりたくさんの機会」でご利用いただけるように細かい改善も含めて毎日のようにアップデートしています。今回は当社のサービスの根幹となるプロダクトの戦略や改善の責任者であるPdM(プロダクトマネージャー)の川合さんにお話しをお伺いしました!
1.プロフィール
~プロダクト事業部 川合さん~
2021年に東京農工大学大学院を卒業後、SIerとしてメーカーの販売管理システムの保守・開発に従事。2022年9月に当社にWebディレクターとして中途入社。「キャリアインデックス転職」のディレクションをメインに、スカウトサービスのリニューアルプロジェクトリーダーや転職メディアのフルリニューアルプロジェクトなど多数のプロジェクトを牽引し、2025年4月よりPdMに就任。
目次
1.プロフィール
2.モノづくり好きがWebの世界で歩むキャリア
3.PdMは「総合格闘技」自分の判断がサービスを動かす
4.キャリアインデックスの文化を体現するのが「PdM」
2.モノづくり好きがWebの世界で歩むキャリア
▍本日は宜しくお願いします!早速質問ですが、川合さんは元々Sierだったんですよね。そもそも新卒の就活でSierを選んだのはどんな経緯だったんですか?
元々ものを作るとか、自分の考えていることを形にするっていうことが結構好きで、それを使ってもらって人が喜んでくれる仕事っていいなと漠然と考えていました。実は大学時代は食品関連の研究をしていて「お菓子作り」に関わる仕事をしようと思っていたんです!でも、これからの時代は「IT×モノづくり」だと思い、エンジニアやSierを中心に就職活動をしていました。その会社では、メーカーのお客様の会社に常駐して販売管理システムを開発したり・保守運用を約1年半ほど経験しました。
▍当社にはWebディレクターとして入社しましたが、なぜ前職からキャリアチェンジをしようと思ったんですか?
前職ではお客様先に上司と数人だけで常駐して仕事をしていましたが、仕事自体も自分一人で黙々と進めることが多かったのと、目標に向かってチームで頑張ろうというよりは淡々と仕事をこなすような雰囲気が強かったです。私はチームで大きな目標に向かってみんなで頑張るような環境を求めていたのでちょっとギャップが大きくなり転職を決意しました。
転職活動の中で、PdM(プロダクトマネージャー)という仕事を知り、Sierとして得た経験と自分が好きなモノづくりを掛け合わせるとピッタリの仕事だなと思いました!PdMを目指す過程でディレクター職に一度チャレンジすることがキャリアのプラスになると思い当社に入社を決意しました。
▍Webディレクターとして入社されてからはどんなお仕事をしていたのですか?
最初は「キャリアインデックス転職」のCVR向上のためのUI/UXの企画・改善・スケジュール管理から始まり、Webディレクターとして基礎的なPDCAの回し方を学びました。その後、昔からあったスカウトサービスの大幅リニューアルプロジェクトをリーダーとして推進しました。企画・要件の設定から開発ベンダーの選定、プロジェクトの全体管理、P/L設計などディレクターとして初めて大規模なプロジェクトの0→1までを一通り経験できましたね!さらにサイトのフルリニューアルプロジェクトや履歴書作成サービスのリリースなど複数の大規模なプロジェクトを推進してきました。
3.PdMは「総合格闘技」自分の判断がサービスを動かす
▍実際にPdMに就任されて大忙しだと思いますが、現在はどんなお仕事をされていますか?
メインサービスである「キャリアインデックス転職」やアルバイト・派遣求人メディア「ラコット」のプロダクトに関するほぼすべての企画・要件定義・開発管理を行っています。また、後輩や他メンバーの教育やマネジメントも同時に行っています。
PdMという仕事は「プロダクトの全てを意思決定する責任者」です。総合格闘技みたいな仕事だと思っていて、意思決定をするためにエンジニアリング、マーケティング、クライアントなどかなり幅広い分野の理解を深めなければならない仕事です。周りから見るとすごく大変に見えるかもしれないですが、私自身は大きな目標やチャレンジをすることが好きなので、達成感ややりがいを感じる機会が多いです!
▍PdMとしてどんな価値観を大切にしているんですか?
まず一番大事にしていることは「自分が決めなければ進まない!」と考えてて、「人の手を止めるわけにはいかない」という責任感です!例を挙げると、1年ぐらい前に「レジュミン」という履歴書作成サービスをゼロから立ち上げることになったのですが、リリースタイミングが約1か月半先で決まっており、開発までフルスピードが求められるプロジェクトでした。実は元々「明確な根拠がないと自信を持って仕事が進められないタイプ」だったのですが、このプロジェクトは一つ一つに100%の根拠をつけていると到底間に合わないスケジュールでした。ある意味図々しく、「これで進めますね!」と確認だけ取ってどんどん進めていき、本当に超大変でしたけど無事に期日通りにリリースができました。このプロジェクトの経験でとにかく前に進める意識やその決断に対する責任を実感した経験でしたね!
4.キャリアインデックスの文化を体現するのが「PdM」
▍サービスの全てを決めるやりがいも責任も大きい仕事ですね...!川合さんが想う「PdMに向いている人」ってどんな人ですか?
PdMだけじゃなく「キャリアインデックス全体の価値観」だと思いますが、一つは「不確実性を受け入れられる人」。キャリアインデックスは常に新しいプロジェクトや新規事業が複数動いています。前例がないことに対し、リスクを正しく認識して「少しでも前に進める」ことはすごく大事です。
もう一つは積極的にメンバーを巻き込める人かなと思っています。具体的には、描いたビジョンを絵に描いた餅で終わらせず、現実のロードマップに落とし込みチームをそのゴールに向かって推進する力だと解釈しています。当社のPdMやWebディレクターは多くのステークホルダーと関わりますが、ビジョンと現状の間に存在するギャップを理解し、開発サイドやビジネスサイドとコミュニケーションを重ねられる人が、組織を強くすると思います。
※レジュミミ(レジュミンのマスコットキャラ)と髪色がピンク..!の川合さん
▍最後に、川合さんの今後の展望と将来一緒に働くメンバーにメッセージをお願いします!
一人目PdMになってから半年が経過しますが…(2025年10月現在)自分で問いを立てる力が求められていることを痛感します。事業を取り巻く環境が目まぐるしく変化する今、何に注力するかを見極め実行に移すことは日々意識し働いています。幸運なことに様々なプロダクトに関わらせていただいていますが、データと意思両面で事業成長をより牽引できる存在になりたいです。
当社は挑戦を後押しする会社で、努力すればやりたいことは大体できます。私は「手触り感」を大事にして転職活動を行ってきましたが、PdM/Webディレクターでありながらマーケ・エンジニアリング・デザインなど幅広く会得できるのは他社にはない魅力だと思います。何でも知りたい・やりたい人にぴったりの会社です!
我々プロダクト事業部のミッションは、優れたUXと事業の収益性を高いレベルで両立させることです。これは簡単な挑戦ではありませんが、だからこそ大きなやりがいがあります。 一緒にこの難題に取り組んでくれる仲間をお待ちしています!