【ランチ企画】勝手にRanking🍱キッチンカーがやってきた🌸 | 株式会社カーボンフライ
カーボンフライは2022年に創業した4期目のスタートアップ企業です。わたしたちは「夢の素材」と呼ばれるカーボンナノチューブとその製造装置の研究開発・生産・販売を手掛けています。カーボンナノチュー...
https://www.wantedly.com/companies/carbonfly_2022/post_articles/964601
Naoya NAKAMARU
広島県広島市出身。大学で経営学を学んだ後、大手電機メーカーのグループ会社で国際物流のエキスパートとしてキャリアをスタート。念願だったオランダ駐在を経て、グループ全体の国際物流戦略を牽引。
その後、これまでの民間経験を武器に欧州の在日大使館で経済担当として活躍し、日本企業の欧州進出を力強くサポート。2024年11月「世界を変える」という熱い想いに導かれてカーボンフライにジョイン。現在は欧米市場への本格展開を担当し、日々新たな可能性を切り拓いている。
今回インタビューするのは、Bizチーム、グローバルビジネス室に所属する中丸さん。
現在は欧州市場への本格展開を担い、海外政府へのリレーションマネジメントや展示会出展など多岐にわたる業務を推進中です。
目の前の業務にとどまらず、部署の垣根を越え積極的に社内交流にも取り組む姿勢が印象的。
▼中丸さんが参加してくれたキッチンカー企画はこちら
そんな中丸さんのなぜベンチャーという道を選んだのか、その原動力に迫りました。
キャリアの原点。 映画好きが導いた、欧州への憧れ
オランダで開花した、真のグローバル感覚
偶然の出会いが導いた、新たなステージ
運命の出会い。カーボンフライとのめぐり合わせ
期待と不安、そして感動の日々
現地パートナーと未来を共創する
すべての経験が結びついた瞬間
世界を変える素材で、新たな未来を創る
一握りから、世界標準へ
全員でホームランを狙う、最高のチーム
>大手電機メーカーへの入社のきっかけは?
実は大学時代のイギリス短期留学が、僕のキャリアの原点なんです。
もともとミニシアターで上映されるような欧州映画が大好きで、いつか欧州で暮らしたいと強く思うようになりました。就活では欧州赴任の可能性がある企業を軸に活動し、念願叶って大手電機メーカーグループに入社しました。
入社後は国際物流業務を担当。
物流やサプライチェーンって目立たない存在ですけど、企業の競争力を支える重要なインフラなんです。
業務を通じて徐々にその魅力に惹かれていきましたね。
>海外赴任で印象的なエピソードは?
念願だった欧州駐在では、オランダの現地法人で、オランダ・イギリス・ベルギー・フランス・スペイン・スロバキア・ポーランドなど、まさに欧州の縮図のような多国籍チームと共に働きました。
文化も考え方も全く違うメンバーと率直に意見を交わす毎日は、本当に刺激的でした。
今でも当時の上司や同僚と連絡を取り合うほど、素晴らしい関係を築けています。
しかし、すべてが順風満帆だったわけではなく、日本人が1人もいない環境で、本社からの期待も大きく、異文化特有の困難も多々経験しました。
そんな時の僕の支えが読書でした。
不思議なことに、困った時ほど哲学関連本やカフカなど、ちょっとよく分からないで積読していた本を脳が欲するようになるんです。
読書を通じて思考をリセットし、困難を乗り越える中で人としても大きく成長できたと感じています。
>民間企業からの政府機関への転職理由は?
転職を意図していたわけではありませんでした。
しかし偶然目にした在日大使館の求人に心を奪われてしまい
『これまでの民間・欧州での経験を新たな形で活かせるのでは』と直感的に感じて応募しました。
面接を通じて業務内容に魅力を感じ、『次のステージで挑戦したい』という想いから入社を決意しました。
経済担当として、金融から宇宙・アパレル・食品・文化・芸術まで、驚くほど幅広い分野の企業と関わることになりました。
すべてのケースで事情や目的が異なるため、個別対応が必要で、それぞれ異なるスピード感や柔軟性が求められ、本当にやりがいのある仕事でしたね。
特に印象深かったのは、欧州の政策の進め方。入社2日目に突然、経済省がまとめた”宇宙資源構想"のプレスリリースの翻訳業務を担当しました。 まだ国内に産業基盤が確立されていない段階から、国家として宇宙資源開発関連産業育成を進めるという内容で、当時は宇宙資源ビジネスと聞いてもピンと来ませんでした。でも、未来を先取りするような産業政策をスピーディーに明文化し、官民連携で実現に向けて動き出す。そのドライブ感は小国ならではで、まさにスタートアップマインドに通じるものがありました。
ウイーン訪問時の1枚
>なぜカーボンフライ(スタートアップ)を選んだのか?
カーボンフライとの出会いは、まさに運命的でした。
国内のディープテック系スタートアップが集まる展示会で、偶然立ち寄ったブースで見た技術とビジネスモデルに一瞬で心を奪われてしまいました。
『これは世界に出ていくべき会社だ』と直感しました。
その後、欧州での展示会でもご一緒させていただき、代表のテンさんをはじめとするメンバーとの信頼関係が自然と築かれていったんです。
最終的な決断を後押ししたのは、代表のテンさんの言葉です。
『私たちは世界にまだ存在しないモノを作っている。一緒に世界を変えていきましょう』
という言葉にすっかり心を奪われました。『今しか出来ない挑戦に賭けよう』と決断したんです。
>入社前の期待と不安はありましたか?
入社前は期待と不安が入り混じっていました。
期待は、スタートアップのグローバル展開を自らの経験で推進できること。
不安は、スタートアップ特有のスピード感についていけるかでした。
しかし、実際に入社してみると、想像を遥かに超える環境が待っていました。
メンバーは皆誠実かつプロフェッショナルで、非常に高い熱量を持って取り組んでいる。
不安を感じる暇もないほど無我夢中で、本当に充実した時間を過ごしています。
スタートアップというより『世界に通用するメーカー』として、非常にしっかりとした体制を築いている。研究開発からバックオフィスまで、一人一人が強い責任感を持って全力で取り組んでいる。
多様なバックグラウンドを持つ優秀なメンバーが、全員で前しか向いていない様子に、日々刺激を受けています。
>カーボンフライでの役割
現在は欧米市場への本格展開を担当しています。
ハードウェアスタートアップならではの入念な準備を進めているところです。
JETROや欧州のアクセラレーションプログラムを活用しながら、宇宙・航空・自動車・高機能素材といった分野を中心に、欧米各国の政府機関・研究機関との連携を図っています。
今はまさにパートナー・顧客候補・海外投資家とのネットワーク構築に全力で取り組んでいます。
目指しているのは、単なる輸出・販売ではなく、『現地のパートナーと未来を共に創る』という形です。
素材から始まり、研究開発・応用展開・製造まで、将来的に欧米で展開できるような体制づくりに挑戦しています。
>これまでの経験がカーボンフライで活かされていると感じる点
これまでのキャリアのすべてが、今のカーボンフライでの挑戦に活かされていると思っていますね。
メーカー出身で政府機関経験もある自分だからこそ持てる『複眼的な視点』が今の業務に活きています。
官民・異文化間の調整力や交渉力は、海外展開において欠かせないスキルです。
大手製造業でのサプライチェーン構築・海外投資誘致・国際連携など、キャリアで経験してきたすべてが、カーボンフライの欧州展開という挑戦の中で結びついている感覚があります。
あとは、仕事において常に心がけていることがあります。
どのような環境であっても、目の前のことに最善を尽くして取り組むこと。
そして社内外関係なく、とにかく直接会って話をすることを心掛けています。
>今後の目標
海外の企業や投資家との対話を通じて、カーボンフライの可能性を日々実感しています。
カーボンフライの持つ素材技術は、真にグローバルで戦えるものです。
この強みを最大限に活かし、欧州・北米市場での事業基盤を着実に構築していきたい。
さらに、現地顧客や研究機関と連携した共創モデルを構築し、研究開発を含めた現地展開も視野に入れています。
>今後カーボンフライで挑戦したいこと
最終的に実現したい夢は壮大です。
グローバルで成功を収める日本発のスタートアップは、まだまだほんの一握り。
カーボンフライのカーボンナノチューブが、世界中の様々な製品で、用途で、必要不可欠な高付加価値素材として使われている。そんな世界を皆で一緒に実現したいですね。
>こんな仲間を求めています!
カーボンフライの魅力を野球に例えてみようと思いました(笑)
カーボンフライは、野球でいえば1番から9番まで全員でホームランしか狙っていない。
そんな振り切れた集団かもしれません。私も自分なりにホームランを狙っています。
全員が必死に前しか向いていない、そんな場所で働くと楽しいと思いませんか?
「一緒に世界に通じる素材イノベーションを形にしていきましょう!」
多彩な経験を持つ中丸さんが辿り着いたのは、カーボンフライという「世界を変える可能性を秘めた会社」グローバル展開への情熱、技術への確信、そして何より「みんなで前を向いている」チームの一員として働く喜び。すべてが揃ったこの場所で、新たな未来を創る中丸さんの挑戦は続いています!
中丸さん、ありがとうございました!
「世界にまだ存在しないモノを作る」その挑戦に、あなたも参加しませんか?