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わたしたちが目指す社会

▼ことの発端は、島根県海士町。
人口流出や財政難などの問題を抱え、一時は高校が島からなくなる寸前にまでいたりました。学校がなくなることは、地域にとっても計り知れない損失です。島に15歳から18歳の若者はいなくなります。また、島外の高校に通うと仕送りなどにより家計は圧迫され、家族での島外流出も進みます。子どもを持つ若年世帯層の島へのUターンやIターンは激減。超少子高齢化に歯止めがかからない状態になります。

こうした学校と地域の危機に対して、「島前高校魅力化プロジェクト」が2008年から始まりました。子どもが「行きたい」、親が「行かせたい」、地域住民が「この学校を活かしていきたい」と思うような魅力ある高校づくりを通して、魅力ある人づくり、そして持続可能な地域づくりを目指そうというのが目的です。そのためには、学校、役場や保護者や住民、地域の民間事業者なども巻き込んで、まさに地域ぐるみで取り組みを進めるとして「高校魅力化コーディネーター」が置かれました。

▼「辺境からの日本イノベーション~学校を核とした地域再生のスケールアウト」


プロジェクトの柱は「地域の未来をつくる人材の育成」高校卒業生の95%以上の生徒は進学や就職で本土に出ていき、将来島に帰ってくる割合は約3割。そこで、「仕事をつくりに島へ帰りたい」「自分のまちを元気にする新たなことを起こしていきたい」といった地域起業家精神の育成や、学習環境の整備のために公立塾の設置や生徒に刺激と多様性をもたらす全国から入学生の募集(島留学)、グローカル人財の育成など。人づくりから地域の未来をつくるため、さまざまな挑戦が行われてきました。

若者の流出と少子化の影響で廃校寸前に陥っていた島根県立隠岐島前高校は、今では全国・海外からも志願者が集まる学校へと生まれ変わりました。高校生がまちづくりに挑戦するプロジェクト学習や全国から意志ある多彩な生徒を募集する地方留学など、地域と学校の協働による新たな地域教育の取り組みが地域を魅力ある学びの場へと変貌させたのです。

こうした動きの起点となったのが共同代表の岩本悠。
「島前高校魅力化コーディネーター」として海士町で8年魅力化プロジェクトに取り組んだ後、2016年に島根県教育魅力化特命官として県単位のシステムチェンジを目指します。
「教育による持続可能な地域づくり」に向けた動きは海士町だけでなく、島根県全域に広がりを見せました。

一方、各地域が取り組みを進むにつれて「あの地域だからできた、あの人だからできた」スケールアウトをしていくうえでの課題も見えてきました。島前高校のモデルをそのまま全国に展開するのではなく、各地域がコレクティブチームを形成し、地域内の取り組みを越えて進化し続けるコミュニティ(生態系)をつくることが重要だと捉えました。

2016年に日本財団のソーシャルイノベーター最優秀賞を受賞し、元リクルートキャリアの水谷智之とNPOカタリバ代表の今村久美とともに2017年に法人化。
学校を核とした地方創生のイノベーションを目指します。

▼「日本財団ソーシャルイノベーターフォーラム2016 プレゼン動画」〈最優秀賞受賞〉

▼わたしたちが目指す社会
教育を学校だけに閉ざすのではなく、社会や世界と接続した魅力ある教育を実現することで、地域に意志ある若者が育ち「過疎化」した地域の「魅力化」が始まり、地方への新たな人の還流が生まれます。
地域は子どもたちが憧れる本気の大人と若者に溢れ、セクターを超えた多様な主体者が協働しながら課題解決に挑戦できます。日本中の課題先進地域で起きた様々なイノベーションが拡散・伝播し日本社会全体を変えていく、そんな社会を目指します。

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