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楽しくないと面白くないから、そこが全てのエンジン。【社員インタビュー:開発マネージャー編】

プロフィール

  • 名前
    • 井川 泰一(いがわ たいいち)
  • 所属
    • 開発部 マネージャー
  • 略歴
    • 新卒でSES(システムエンジニアリングサービス)の会社に入社し、エンジニアとして金融・医療など大小様々なシステムの開発に約20年間従事
    • その後、Brushupに入社し、SREを主としたエンジニアを経て、2022年9月よりマネージャー
  • 趣味
    • ピザ作り、燻製ベーコン
    • キャンプ(ソロじゃないほう)
  • モットー
    • 本気の失敗には価値がある [宇宙兄弟:南波六太]
開発マネージャー 井川さん

1. 現在の仕事内容について

— Brushupへの入社の経緯を教えていただけますか?

入社の経緯は、Brushupに付き合いがあったメンバーがいまして、4人くらい仲良いメンバーでの飲み会の中で、「うちに来てほしい」というお誘いがきっかけでした。その帰り道にもメールで思いをいただいて、その時には行こうと決めてしまいました。

とてもワクワクしました。その時は受託開発がメインで特に職を変えようと思ってはいなかったのですが、自社サービス、プロダクトとか持ってる会社ってこれまで考えていなかったので魅力に感じて、一緒にやらない?って言ってもらえて「もうやるっきゃないな」と思えました。

— 入社してみて、Brushupのこんなところが好きですか?

今島根からリモートで働いているので、初めてリモートで人間関係を築いていくことがとても難しいなと感じて悩みました。ですが、初めは飲み会を週1でセッティングしてくださり、取締役の方がゲストに来ていただいたり、別のメンバーにも会わせていただいて、徐々に慣れてきて、リモートの良さも感じるようになり、Brushupのメンバーの人柄もわかってきました。

いろんなメンバーと会ってみて、Brushupの皆さんの凄さを感じました。改善の方法をチームで話し合ったり、チームが実践したことを別のチームが吸収したり、また逆方向で別のチームが吸収するといったことです。新しい文化が生まれていて、それを共有して更にいいものにして成長していくというところが、とてもいいなと思います。部門のミッションを掲げても皆さん共感してくれていて、メンバーの素直さも良さの一つだと思います。

— Brushupのバリューの中でどれが一番好きですか?

ポジティブです!
システムとして堅く固めていく必要があるところもあると思いますが、やってみなければわからないことも多いと思っており、であればやってみて失敗できる範囲で、まずはやってみて、ということが必要だと思います。

具体的な開発でのケースとしては、導入してみて様子を見て、ダメであったら少し新しいものに変えようとか、試行錯誤しやすい環境にあるので、石橋を叩きすぎないことは大事だと思っています。見極めは難しいですけど。例えば、開発工数を大きく見積もっていたものを小さく分けることにより、最小限の機能にしてリリースすることもしていて、そういうところは失敗を恐れずに小さく出して失敗しよう、というところになります。

リモートで会議中の井川さん


2. チームについて

— 普段の業務で、チームではどんなコミュニケーションを取られていますか。

基本は不明点をメンバーが聞きにきてくれるパターンが多くて、それに反応するっていう形をとりつつ、あとは1on1でやりとりすることがメインのコミュニケーションになります。

マネージャーという立場で気をつけていることとしては、Howに対してというか仕事に対して口出ししてはダメだと思っています。失敗も兼ねての学びの場なので、逆にどれだけ失敗できる環境を作れることが大事だと思っています。

また、チームではスクラム開発を実践しているのですが、スクラム開発とリーダーというポジションは相反する部分があるので、リーダーとしてもちろん組織としての業務を引っ張っていきたいのですけど、スクラム開発の面では引っ張りすぎてもダメかなと感じています。どちらかというと自分のリーダーのスタイルはフォロー中心だと思っています。フォローに回って、みんなが平等に自由に発言できる場が必要だと考えています。

— マネージャーになられて、やりがいに感じられている部分はありますか。

めちゃくちゃありますね!(笑)
採用も面白くて、採用関係も採用担当から吸収したいと思いますし、プロジェクトのマネジメント面にも興味があります。

マネジメント面では、アーキテクチャや手法はこれまで過去の資産をベースにしていますが、今後はメンバー中心で完成に近づけてくれるところに期待しています。細かく指示するのではなく大枠を説明して、ゴールまでメンバー同士がチーム内で解決策を出してくれて、それが結果的に失敗しようが成功しようが自分たちで決めてくれたことが嬉しいです。中には自分の中では違うかなって思うんですけど、自分が思ったことだけが正解ではないので、一旦走りきってもらって、それから振り返って次に改善していく形で良いと思っています。

— 新しい仲間が増えていくことに期待されていることは?

採用が面白いというのは、自分が思い描くチームみたいなところを考えていて、それになっていくところが楽しいです。あとは、採用に携わっていると、客観的に開発チームの価値みたいなところを実感できるのがいいですね。Brushupの開発の進め方について説明して、求職者の方から「めっちゃいいですね」とかトーンが上がった反応があるときは、このような開発のやり方でいいのだと前向きに捉えています。

— 井川さんの思い描くチームはどんなチームですか?

今後開発部門が大きくなっていくなかでチームを分けていくことになりますが、チームごとで独立して判断できる、誰かの顔を伺いながら仕事するのではなく、チーム内で決断できるチームにしたいです。それには責任がついて回るので、説明責任もセットにしてチームに権限を委譲したうえでの独立して動くチームを作っていきたいです。

できればチームごとに切磋琢磨できるような、チームのカラーも出てきてくれるとより良いと思います。このチームはスピードは遅いけど堅い、このチームはスピードは早いけどちょっとバグが多いね、などそれぞれカラーがあれば良いです。

— どんな方に入社いただき一緒に働きたいということはありますか?

スキル以外のところで言うと、自分の技術を勉強しているけど活かせる場がない、と感じれている方は歓迎です。どんどんチャレンジしてきたい、技術スタックを豊富にしたい、というような思いがある人は一緒に働きたいと思います。

そのようなチャレンジの中で、チームが暴走してしまわないように、大きな決定に関してはADR(Architecture Decision Records)っていうチャレンジ内容を吟味するような仕組みを入れています。ある手順に沿って吟味した内容をメンバーに提案してもらい、メンバーから賛同を得たものをどんどん採用していく、というよう精査する仕組みがあるので、色々なチャレンジを経験できるかと思います。


開発メンバーが働いている様子


— 今後の短期的な目標と長期的な目標があれば、聞かせてください!

短期的には「見える化する」ことです。全てを見える化していく中でプロダクトとしての価値」、「開発のパフォーマンス」というこの2つの軸で見える化したいと思っています。価値が見える化できれば、自分たちが実行した施策の効果がわかるので、そうすればメンバーもモチベーションが上がります。パフォーマンスに関しては、自分たちのパフォーマンスが日々上がっているというのも実感できて、それがあれば評価(社内での評価制度)にも繋げやすいと思っています。まずは、見える化する基盤を作るということが短期的な目標になります。

「プロダクトとしての価値」、つまりはビジネスに関わる部分です。ビジネスの見える化は社内のプロダクトマネージャーとNSM(North Star Metric)っていうものを活用していて、それにより開発としてどこに注力していけばいいかということがわかります。

パフォーマンスのところで言うと、開発チームのパフォーマンスを示す4つの指標(Four Keys)がありまして、その指標を用いて計測するとBrushupの開発チームはまだまだ低いレベルです。特にリリースの頻度だったり、バグの検出率などです。そこを上げつつ、プロダクトの価値も測って、利用いただくユーザーにとってより良いサービスにする、ということをやっていきたいと思っています。それを長期的な視点でどんどん改善していくというところが、長期的に実現したいことになります。

— 最後に、Brushupを一言で表すとどう表しますか?

「楽しい」ですね!笑
楽しくないと面白くないから、そこが全てのエンジンかなと思うからです。つまらなければパフォーマンスも全然出なくなりますし、現在もメンバーはみんなが楽しんでいるなと感じているので、もっと楽しめる環境を作っていきたいです。
Brushupが会社として大きくなっていく様を楽しみたいです。


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