■これまでの経歴
学校を卒業してからずっと住宅業界にいます。前職では住宅系のアプリ開発会社で働いていました。施主さん向けのサービスで、お家を建てるときの契約書や重要事項説明、図面など手続きや書類をアプリで全部まとめて管理できるサービスを提供していました。東京オフィスに転勤になってすぐコロナで緊急事態宣言になりリモート出勤になってしまったので「リモートなら地元で良いな」と。フルリモートで働ける環境が東京にいる間に整ったので、転勤からちょうど1年のタイミングで地元へ帰ってきました。
■ビズ・クリエイションに入社した経緯
転職サイトを通じて初谷さんからスカウトメッセージをいただいたのが転職のきっかけです。スカウトってテンプレートみたいな文章が多いイメージだったんですが、初谷さんからのメッセージは私に向けて書かれていると感じる文章だったので目に留まったことを覚えています。正直、当時は転職活動をしていたわけではなかったんですが、聞くだけ聞いてみようと思いオンラインで面談させていただきました。
実際にお話を聞いてみたら、元々は広告事業をしていて、岡山でオフィスも構えていて、そうした基盤がある上でKengakuCloudという新規事業に挑戦されているとわかり、ちゃんとされている会社なんだな、という印象でした。
初谷さんとの対話で感じる誠実さとか、信頼できるなという安心感と、あと個人的には父方の実家が広島で、ほぼ岡山との県境にあるので岡山と聞いたときに親近感もあって、興味というか、転職を考えたり会社のことを調べたりするきっかけになりましたね。
私が入社するまで今のビジネスサイドに正社員がいなかったんですよね。CSとして初めての正社員としてぜひ来てほしいというところと、私ができること、私が持っているスキルがビズ・クリエイションで生かせそうだと思ったので、環境変えて頑張ってみようと決意しました。
■ビズ・クリエイションを選んだ理由
最初に興味を持ったのは会社というよりは初谷さんですね。スタートアップの社長ってぶっ飛んでるというイメージもあったので(笑)初谷さんの人柄というか、ちゃんとしてる感じが良い意味でスタートアップの社長っぽくないなと思ったんです。
私の中で「尊敬できるな」と思える方と一緒に働きたい気持ちが根底にあるので、初谷さんと話した時にすごく若い年齢で会社立ち上げられてるとか、過去の経歴とか、仕事に対する向き合い方とか、仕事の仕方とか、尊敬できるなと感じたので、この人のもとで働きたいと思いました。
■これまでと現職の違い
前職でも東京から帰ってきたあとはフルリモートでした、10ヶ月くらいかな。なので、フルリモートは経験していましたが、入社直後からフルリモートというのは少しハードルが高く感じたというか、少し緊張しましたね。どこで誰とどう関係を構築するんだろうみたいな。人となりもわからない状態でリモートで距離を詰めることもそうですし、業務にも支障が出るんじゃないか、ちゃんと円滑に回るのか、という心配はありました。
■担当している部署、業務
入社当時からCSを担当しています。カスタマーサクセスとカスタマーサポート、どちらもCSと呼ばれていることが多いので、混同されがちですよね。サクセスは営業よりというか、よりうまく活用してもらったり今よりも効果を出してもらったりという部分でこちらからアプローチをかけていくというイメージです。電話をしたり、アポイントをもらったりする業務がメインです。サービスをスムーズに使えている方に対して、より効果を出せる方法や、もっとできることがあるとご提案しています。私はサポート担当なので、基本的には受身のイメージですね。いただいたお問い合わせへの対応やマニュアルの整備など、お客さまが困っていることを解決する業務がメインです。サービスは導入したものの少しつまずいてる方や、うまくいってないところを改善する、マイナスをゼロにするという感じですね。
お問い合わせいただいたものに対して、サポートをしながら内容はチーム内で共有し、他のお客さまも同じように困ってないか、というところまで繋げる。何に対してのお問い合わせが多いのか、どこでつまづくお客さまが多いのか、お問い合わせ内容を見ながら「これがわかりづらいかもしれない」「この仕様が難しいかもしれない」と分析をして、マニュアルに付け加えたり、画像を挟んだり、工夫しています。お問い合わせって、無いに越したことはないですよね。お客さまがお問い合わせをしなくても使える状態が一番ベストではあるので、お問い合わせ内容を最適化する、いただいたお問い合わせをもとにフォロー体制に生かすところまでやっています。
■長く働ける理由
すべてにおいて自由というか、任されている。裁量というんでしょうか。個人にすべてを任されている会社なので、それが合う人はめちゃくちゃいい環境です。仕事も考え方も、何を目標にやっていくのかはみんながそれぞれ持っていると思います。それをタスク管理とか、一日のスケジュールとか、例えば長期的なプロジェクトをどう進めていくのか、ギュッと最初に詰めて終わらせて後半はゆっくりじっくりしたいとか、一つひとつをちゃんと自分で考えられる人じゃないと、逆にしんどいかなとは思います。
CSでいえば、お客さまがここで困っているということは、ここがわかりづらいからこうしてみようとか。何のためにどうするか、目標やゴールを自分で設定して進めることが求められると思います。「これをやってください」的な指示が飛んでくる会社ではないので、自分で見つけて、考えて回していかないといけない。「やってください」がない代わりに、「できてないじゃないか」もないんですけど、上から何か降りてきてるとか課されていないから、全部自分たちでやらないといけない難しさや厳しさはありますが、それがこの会社の良さでもあるかなと思ってます。
■ビズ・クリエイションで働いてよかったこと
「考える力」がついたと思います。私が入社したときは他に正社員がおらず、初谷さんがセールスもCSも1人でされていたんですよ。だからわからないことは初谷さんに聞くしかないんですが、社長なのですごく忙しい。社長業もやりつつ、岡山の広告事業もやりつつ、CSとセールスをされていたので、なるべく質問せずに仕事を進めるにはどうすべきかを当時はすごく考えていたと思います。もちろん聞いたら皆さん優しいので答えてくれるし助けてくれる環境ではあるんですけど。わからないことは聞けばいい、人に頼る、ではなく自分で考えて解決していこうという姿勢はビズ・クリエイションに入ってからより意識できるようになったと思います。実際に入社当時はメンバーと協力しながら、社内マニュアルや議事録を残せる何かいいものはないかと考えたりアイデアを出し、業務に使うツール一つからみんなで決めながらやってきました。
■ビズ・クリエイションに向いていると思う人
ビズ・クリエイションでの仕事は「これが正解」という概念がないかもしれません。自分で考えて調べて、答えがないなら決めないといけない。スタートアップという性質上、1回やってみて、それでお客さまが喜んでくれたらOKだし、また問題が出てきたら考えてやってみる、の繰り返しです。だから自律して自分で考えて行動できるというのは重要かもしれません。こう言うと聞けない雰囲気なのかとか、殺伐としていると思われるかもしれませんが、それは全くありません。このバランスが絶妙だなと思うんですよね。 本当に行き詰まるというか、さっぱりわからないことは、すぐに聞ける環境でもあるのでお互いに自律している上でチームとして協力しながら仕事をしたい人には向いている会社だと思います。