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新卒2年目にして、営業・企画・撮影・編集・イベント運営──そのすべてを担うマーケティングソリューション本部Suki-na局の岡野さん。美容メディア「Suki-na(スキーナ)」の最前線で、数々のクライアントとクリエイターの間に立ち、手触りのある成果を日々積み重ねています。この記事では、そんな岡野さんの入社のきっかけや、日々の仕事のリアルをお届けします。
学生時代に取り組んでいたことと入社のきっかけ
──学生時代に取り組んでいたことや、就活について教えてください。
岡野:学生時代は大学祭の実行委員でステージ企画を担当していました。1年間かけてどんなテーマにするか、誰をゲストに呼ぶか、構成や台本も自分で考えて準備していました。また、学生インターンにも参加していて、音楽系のレコード会社で1年間働いていました。そこはレーベルとマネジメント両方やっている会社で、私はデスク業務や現場でのグッズ販売など、補佐的な役割を担当していました。
そのまま音楽系の仕事がしたいと思っていたのですが、音楽業界は正社員として入れるところが少なくて。色々考え直した結果、仕事は人生の中でかなりの時間を占めるものなので自分が楽しいと思える仕事に就きたいと思い、音楽からもう少し幅を広げて、ずっと好きだったエンタメ系の会社を受けることにしました。
──BitStarはどういう経緯で受けましたか?
岡野:好きなYouTubeクリエイターがBitStarに所属していて。“あ、◯◯がいる会社か”と思って、受けてみようかなと。選考の中で業務内容や会社に対する解像度が上がっていき、最終的に仕事を楽しみながらも、裁量もあってたくさん挑戦・成長できそうな環境だなと思って入社を決めました。
現在の業務内容について
──現在の業務内容について教えてください。
岡野:美容メディア「Suki-na」の運営に携わりつつ、その知見を活かして営業もしています。細かいところで言うとクリエイティブの撮影や編集も行いますが、基本は営業としてクライアントと向き合って、タイアップの進行や企画提案をしています。
クライアントの商品をどう面白く見せるか、という視点で提案し、実際の進行も含めて全部やるという形ですね。最近は商品のオフラインイベントの企画・運営も行っており、提案の幅もかなり広がっています。
具体的な1日のスケジュール
──岡野さんの1日のスケジュールについて教えてください。
岡野:大体9時半〜10時の間に出社します。出社したらまずクライアントやクリエイターからの連絡を確認して返信をします。そのあと、SNSに投稿する用の素材の撮影や編集作業などを行います。
──撮影や編集の経験は元々あったんですか?
岡野:いえ、全くなかったです。でも、周りの人に教えてもらいながら学んでいきました。
岡野:次にクライアントミーティングですが、私の場合は1日に1,2件、多いと3件くらい入ることもあります。定例会が週1であったり、新しい提案の打ち合わせ、撮影スケジュールの確認など、内容は様々です。
その後はランチで、14時くらいに取ることが多いです。基本はコンビニで買ってきて、デスクで食べます。私がお腹空いたタイミングで“ご飯買いに行きませんか?”って言うと、みんな付き合ってくれます(笑)
──チームの雰囲気がすごく良さそうですよね。座席でも会話が多い印象です。
岡野:人数が少ない分、密にコミュニケーションを取っていると思います。隣の席同士で“これどう思う?”みたいな話を自然にしていますし、全員が異なる視点を持っているので、お互いに補完し合える関係です。メンバーは基本20代で、年齢層も近いので話しやすいです。
──それ以降の業務についても教えてください。
岡野:15時からはトレンド共有会で、これはSuki-naならではの取り組みだと思います。美容メディアとして常にトレンドに敏感でいる必要があるので、週に1回チームでトレンドを共有する時間を設けています。
“最近こういうのがバズってた”とか、“RED(※1)でこういうのが流行ってるから、次こういうトレンドが来そう”みたいな情報を共有していて、常に最先端の情報をキャッチアップ・発信するよう努めています。例えば最近流行っている“うさぎ舌リップ”もSuki-naが先駆けて発信を始めたんじゃない?なんていう話をチーム内ではしてます(笑)
※1 中国発祥のSNSで中国の美容トレンドの発信元にもなっている。
岡野:16時からは構成案・初稿チェックを行っています。進行中の案件が常に複数あり、多い時は6,7件同時に進行しているので、この業務は基本毎日行っています。
※ Suki-na局ではクライアントの商品(主に化粧品)をクリエイターに紹介してもらうタイアップ案件の進行も行っている。タイアップ案件は上記の図のような流れで進行するのが一般的であり、全ての工程でBitStarがチェックを行っている。動画撮影後に撮り直しを行うのは困難であるため、構成案の段階からクライアントの意向を汲み取り、クリエイターにフィードバックを行うことが重要になる。
岡野:構成案は、クリエイターが出してくれたものに対して、“こういう表現にした方が商品の魅力が伝わるんじゃないか”といったフィードバックをしてからクライアントに提出しています。
初稿のチェックもしっかり行っていて、Suki-naではリップの投稿をすることも多いので、たとえばリップの案件では“リップの色味を正しく伝えるために、こうした修正をして欲しい”などの具体的なフィードバックをすることでクリエイティブの質を高めています。
岡野:そして日によって時間は違いますが、夜の時間帯はタイアップのリスト作成(※2)、提案資料の作成をしています。
※2 タイアップをどのクリエイターさんでやるといいかという案出し
他にもオリエンシート(※3)の作成を行っていて、ただ訴求点を記載するだけではなく、“こういうシーンを入れたい”とか、“訴求内容をストーリーでどう見せるか”みたいな構成も私たちの方で考えています。
※3 タイアップの際にクリエイターに最初に渡す資料。商品の訴求ポイントや必須で盛り込んで欲しい情報などが記載されている。
オリエンシートがクリエイターにとっては唯一の指針になるので、わかりやすく伝わりやすい形で作成するように心がけています。
──クリエイターからすると内容が具体的でいいですよね。構成案にした後の修正も少ないと思います。
岡野:そうなんです。ブレをなくすために、Suki-naで作った試作のクリエイティブをクリエイターに共有したりもします。メイクひとつ取っても人によってイメージが違うので、それを実際のクリエイティブで伝えられるのはSuki-naの強みだと思います。
──退勤は遅くなることもありますか?
岡野:もちろん早く終わらせて早く帰りたいですが、案件の数も多いので…(笑)キリの良いところまで終わらせてから帰るようにしてます。
でも、考えてる時間が楽しかったりもして。夕方からみんなのエンジンがかかる感じなんですよね。そこから“これどう思う?”とか話してるうちに、気づいたら時間が経ってたりします。とはいえ、予定がある時はちゃんと帰れる環境です。メリハリをつけて働いてますし、土日は完全に休むようにしています。
BitStar、Suki-naで働くことのやりがいや魅力
──BitStarで働くこと、そしてSuki-naで働くことのやりがいや魅力について教えてください。
岡野:まずBitStarという点では、若いうちから大手のクライアントと向き合って提案できるというのがすごく大きいです。私はまだ新卒2年目ですが、入社して半年後には社会人になる前から名前を聞いたことのあるような大きなクライアントさんと直接やりとりするようになり、今では提案・タイアップの進行・イベントの企画運営などを任されたりしています。これは普通の会社ではなかなか経験できないと思います。
Suki-naの魅力でいうと、美容メディアとしての知見があるからこそ、“これ実際に伸びた投稿です”とか“この切り口だと反響ありました”みたいな実績ベースの提案ができるところです。
また編集や撮影も自分でやっているからこそ、クリエイターに制作を依頼する時に“これは撮るの難しいよね”とか“こうすればもっと良くなるかも”みたいなことが分かるんですよ。そうしたクリエイター目線と営業目線を両立することで、クライアントにもクリエイターにも納得感のある提案ができると思います。
──最初に話してくれたBitStarの特徴、つまり若いうちから裁量を持てるというところですが、大手クライアントとの案件は世の中への影響力も大きいと思います。岡野さん自身が“これは影響あったな”って思える案件はありましたか?
岡野:あります。あるリップのギフティング施策だったのですが、さっきも話した“うさぎ舌リップ”というワードがちょうどチーム内で話題になっていたタイミングだったんです。そこでクリエイター達に“うさぎ舌リップ”を任意で投稿文に入れて欲しい、とお願いしたところ予想以上にたくさんのクリエイターがそのワードを入れて投稿してくれて。
私たちのアイデアで世の中に影響を与えることができて、そのおかげでまた同じクライアントから施策の相談をいただくこともできたので、自分としてはすごく印象に残ってます。
今後の展望とメッセージ
──Suki-naの仕事に興味がある人に向けて、メッセージはありますか?
岡野:クライアントやクリエイターなど、たくさんの人と向き合う仕事なので、“相手の立場に立って考えられる人”が向いていると思います。
クライアントの商品を、極限まで自分ごと化して“どうすればもっと伝わるか?”を一緒に考えたり、クリエイターに対しても“この言い方は嫌な気持ちにさせちゃうかも”みたいな細かい配慮ができる人。そういう想像力や気遣いがある人と一緒に働いてみたいです!
──最後に今後の岡野さんの目標について教えてください。
岡野:まずはクライアントさんから“岡野さんになら任せられる”とか“まずは岡野さんに聞いてみよう”みたいに、クライアントの第一想起となるような存在になれたらいいなと思っています。
最近ちょっとだけそういう場面が増えてきていて、それがすごく嬉しかったんです。何でもない話でも“岡野さんに聞いてみよう”と思ってもらえるのは、クライアントとの信頼関係ができてきた証拠かなと感じています。
そしてこれから入ってくる後輩たちをちゃんと育てられる人になりたいです。教えることで自分の理解も深まると思うので、互いに高め合っていけたらいいですね(笑)
まとめ
美容メディア「Suki-na」の運営からタイアップの提案、撮影や編集、イベントの進行まで。岡野さんは“営業”という枠を超えて、クライアントとクリエイターの間に立ちながら日々幅広い業務に挑戦しています。その姿は若手でも裁量を持って挑戦できるというBitStarのカルチャーをまさに体現しています。
BitStarではそんな岡野さんのように、大きな挑戦を楽しめる仲間を募集しています!✨