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ビットバンクが新たに Vision / Mission / Values を決めた話

こんにちは。採用チームの金森です。

以前、別の記事でもちらっと書きましたが、1月に新たにVision / Mission / Values(以降、VMVsと表記)が発表されました。

今回はVMVsの紹介と、どのように決まっていったのかCOOの三原さんにインタビューしたいと思います。

ビットバンクの Vision / Mission / Values

最初に、VMVsをご紹介します。

【Vision】

オープンでフェアな社会を実現する

ビットコインをはじめとした仮想通貨は、誰でも参加、利用できる、特権者に支配されない、強制されない、という究極の「オープン」「フェア」な形です。インターネットは情報の領域でそれらを実現しましたが、あらゆる価値を流通させることができるビットコインの関連技術は社会をさらに前進させることでしょう。私たちは、私たちの究極の願いである、誰もが自由になれる社会の実現に向けて、その一助になりたいと考えています。

【Mission】

ビットコインの技術で、世界中にあらゆる価値を流通させる

【Values】

1. Integrity
なにごとにも真摯に取り組み、関わるすべての人を尊重する。
率直に意見し、言行に責任をもち、誠実であることを誇る。

2. Accomplishment
インパクトの大きな仕事を、圧倒的なパフォーマンスで達成し続ける。
常に学び、楽観的な未来を描き、自らの限界を超えて挑戦する。

3. Commitment
仮説を立て、計画し、オーナーシップをもってやり遂げる。
不確実性が高い状況でもベストな意思決定を行い、困難な課題を解決する。

4. Improvement
より良いアイデアを考案し、常に変化する。
複雑なものを、よりシンプルで効率的なものに置き換える。

5. Unity
ビットバンクの最善を追い求める。
全員の力を結集し、卓越した成果をあげる。

執行役員へインタビュー

金森:三原さん、よろしくお願いします。早速質問させていただきますね。VMVsですが、そもそもこれを創ろうとしたきっかけは何だったのでしょうか。

三原:実は2014年の設立当初から「ビットコインをすべての人に」という代表の廣末が掲げたコーポレートスローガンがありました。当時から約5年が経過し、仮想通貨業界はビットコインの枠を越え、イーサリアム、Dapps、ICO、STO、その他様々なブロックチェーン系プロジェクトが立ち上がり、生態系に大きな変化がありました。

技術が絶えず流動的に進化する中で、前述のコーポレートスローガンを掲げ続けるのも無理があるのではないかと、執行役員の間ではよく話題にあがっていたんです。ただ、綺麗なビジョンやミッションを打ち上げてもプロダクトが成長してないと無意味なので、一旦は事業に集中しようという結論に至りました。

しかしながら、昨年末頃からメンバーが増えるにつれ、事業戦略やプロダクト開発における判断基準が曖昧になる場面が多く見受けられるようになりました。会社規模が一定の大きさになるとVMVsが必要になるんだなと、この時強く認識しましたね。

このような経緯から、明確な指針や行動規範があった方が組織として意思決定に一貫性を保つことが出来ると考え、VMVsの設計に着手しました。

金森:なるほど。では、実際にどのようなフローでVMVsが決まったのでしょうか。

三原:まずベタに執行役員全員でビジョナリー・カンパニー1を読んだり、他社のVMVsを俯瞰して比較するところから始めました。その後にVMVsの定義を固め、Mission、Vision、Valuesの順番に作成しました。

なぜMissionから始めたかというと、Missionを「企業の使命・存在意義」、Visionを「将来ありたい姿」、Valuesを「共通価値観」とした上で、まず我々が何のために集っているかを明確にするためです。Missionが達成された状態がVisionであり、達成するために必要な要素がValuesだと定義しています。

これらの前提を踏まえ、数度の合宿や会議を通じて執行役員6名でイメージを共有、議論、摺合せという流れで策定しました。VMVsにはビットバンクの歴史や今まで醸成されてきたカルチャーが反映されています。

金森:色々と考え抜かれたVMVsなんですね。そういえばVisionには具体的な説明があるのですが、Missionについてももう少し詳しく教えていただけますか。

三原:ビットコインの技術で、世界中にあらゆる価値を流通させる

なぜ「ビットコインの技術」としたかというと、やはり我々はビットコインが好きなんだと思います笑。よく同業他社の方や候補者の方にも指摘されますが、ビットバンクには、Fintechや決済の文脈よりも、ビットコインや仮想通貨が好きだからジョインした人が非常に多いと感じます。

「テクノロジーで」という案も出ましたが、いささか抽象的ですし、我々の本懐ではなかろうということで、思い切って「ビットコインの技術で」としました。これは伝わる人には凄く伝わるんですが、一般的には少し理解しにくい言い回しかもしれません。

その上で、インターネットが情報革命を起こしたように、ビットコインやブロックチェーンの革新性は価値の革命であり、森羅万象あらゆる価値を流通させていきたい、ビットバンクとしてその一助になりたい、そういう思いが込められています。

金森:Valuesにはどういった意味が込められているんでしょうか?

三原:Missionを達成するための行動指針がValuesだと定義しています。なので、事業における意思決定や姿勢は大小問わずValuesを念頭におく必要があります。

例えばIntegrity。

1. Integrity
なにごとにも真摯に取り組み、関わるすべての人を尊重する。
率直に意見し、言行に責任をもち、誠実であることを誇る。

意味合いとしては文章で補完されているのでかなりわかりやすいと思いますが、Integrityはクリプト企業として非常に重要なValueです。誠実や真摯の基準は非常に曖昧で、所謂コモンセンス的な要素もありますが、そこを議論で突き詰めるのが重要な過程だと思います。

今後の海外展開も踏まえて、グローバルに理解出来る単語に統一したのも特徴と言えるかもしれません。

金森:確かに!海外展開もしていきたいですね。VMVsを創った後、社内へ浸透させることも大事だと思いますが、そこについて何か考えていらっしゃいますか。

三原:まだ着手出来ていませんが、Valuesについては、四半期毎の表彰を用意、新オフィスへ移転した際に各会議室名に採用等、やれることは多いので、一つずつ進めていければと思います。

金森:そうですね。採用チームとしても色々やれることがあると思うので取り組んでいきたいです。三原さん、ありがとうございました!

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