2024年1月、新卒4年目の木伏和覇さんがビットエーベトナム新社長に就任しました。
会社を背負うにふさわしい高い責任感と主体性。そして、新卒時代から着実にチャンスを掴み、成果を出してきたことが評価されての辞令でした。

本記事では、「入社からどのように成長していったのか」「どのようなスタンスがビットエーでは求められるのか」を木伏さんのインタビューを通して知っていただければ幸いです。成長を求めて就職・転職を考えている方は、ぜひご一読ください。

▼新卒2年目時点の記事も合わせてお読みいただけると、木伏さんの成長がより感じられると思います。

挑戦できる環境と、期待を上回る実績で信頼に応えてきた

キャリアで大きな転機となった出来事はありますか？

入社1年目の終わりに「ベトナムで挑戦しないか」と異例のチャンスをいただいたことが、大きな転機でした。そこから半年後にはビットエーベトナム駐在へ、2年後にはマネージャー、そして2年半後には社長へとキャリアアップしてきました。
「自分が成果を出せなければビットエー初の海外事業は終わる」という責任感を胸にここまでがむしゃらに走ってきました。

プレッシャーのある立場において、期待に応えたことが社長就任につながったんですね。

はい。ただ、正直に言って、ベトナムに来てからの2年間、なかなか成果を出せない時期もありました。特に立ち上げ当初は、小規模な案件しかなく、売上がゼロに近い時期も続きました。
しかし、昨年はグローバルユニット売上目標達成という実績を残し、社長の吉田さんやエグゼクティブマネジャーの山中さんの期待を超えることができたので、今回の社長就任をいただけたと考えています。

スタンスの変化～仲間と共に成果を出す～

成果を出すために大切にしているスタンスがあれば教えてください。

社長の吉田さんからは、「ベトナムを背負っているという意識が非常に高く、自分にできるありとあらゆることを責任範囲と捉え行動できている点が組織のトップとして適性が高い」と評価いただきました。

また、グローバルユニットを背負うマネージャーという立場になってから、「1人」ではなく「仲間と共に」成果を出すことをより大切にしています。
昨年までは自分が頑張った分だけ成果に反映される構造だったので、自分さえ頑張れば目標を達成できました。しかし、今期ではこれまでを大きく上回る売上目標を目指すことになり、自分1人の営業力だけでは目標達成が難しいフェーズに変わりました。今までのやり方では通用しない局面を乗り越えるにあたって、自身のスタンスを一段階変化させる必要が出てきたんです。また、体制としても、規模が拡大してチーム数が増えたこともあり、脱属人化を進めながら成果を出すことが求められました。結果として目標を達成しましたが、これはチーム全体での協力なくしては決して成し遂げられなかったことです。

高い目標達成・組織の脱属人化を目指す中で、スタンスが変化したのですね。

そうですね。また、チームメンバーの姿勢にも影響を受けました。
自分は良くも悪くも好奇心旺盛な性格なので、多くの仕事に手を出しすぎてしまって。結果として業務を抱えすぎてしまう手痛い失敗を何度か経験しました。そんな中、メンバーが率先してタスクを拾ってくれる場面や、一緒にやりましょうと声をかけてくれる場面が増えるようになったんです。例えば、デザイナーの水上さん（自己紹介の記事はこちら）は前職の経験を活かしてデザイン領域以外でも率先して意見やアドバイスを提供してくれます。自分の領域ではないところまで積極的にバリューを発揮しようと動いてくれる姿勢には、素直にすごく尊敬しています。
メンバーの意識や行動の変化、組織としてのフェーズの移り変わりにより、これまでの「1人で全部やる」から「仲間と共に、時には頼り頼られる」というスタンスに変わっていきました。

また、このスタンスを、私自身だけでなく組織としてより強めたいと考えています。チーム全員で「仲間と共に」成果を出す意識を持つことで、チームの提供価値の最大化、さらには、グローバルユニットやビットエーベトナムのさらなる拡大に繋げていきたいです。

ビットエーベトナムのさらなる成果を求めて

今後どんなことをビットエーベトナムで実現したいですか？

ビットエーベトナムをさらに拡大して、クライアントに提供できる価値を高めていきたいです。
ビットエーベトナムは設立年数・人数規模からみてもまだまだ若い組織です。しかし、ベトナムの優秀な人材を採用し、エンジニアを中心にReactなどのモダンな技術スタックを扱えるメンバーが多く活躍しています。加えて、メンバー同士の交流も活発で、タスクに対する責任感も強く、メリハリのある非常によい組織になっています。
このよさを社外にも発信し、ビットエーベトナムの社風や仕事への姿勢に共感してくれる新しい仲間を増やしたいと考えています。また、マネジメント体制の強化や生産性を高める仕組み作りなど、メンバーがバリューを発揮しやすいように、現状に満足せずによりよい環境を整えられるように尽力したいです。

また、ビットエーベトナムとビットエーをつなぐ役割を担ってくれる仲間も募集しておりますので、グローバルに働きたい方、挑戦できる環境で働きたい方はぜひご応募いただけると嬉しいです。