法律を、全ての人が迷わず踏み出せる羅針盤に。法律と現場の「翻訳家」が照らす灯火【事業部インタビューVol.5】
弁護士ドットコムは電子契約サービスや法律相談サービスなど、様々な事業を展開しています。その中で近年急成長を遂げているのが「BUSINESS LAWYERS」。企業の法務部をはじめとするバックオフィスのお客様に向け、リーガルリサーチサービスやコンプライアンス研修コンテンツをはじめとしたソリューションを提供しています。今回は「法律のラストワンマイルを埋める」をミッションに、2025年4月から新たな体制でスタートしたBUSINESS LAWYERS事業部で大活躍中のメンバーにインタビューを実施しました。どのような環境で、どんな思いで仕事に取り組んでいるのか。ざっくばらんなトークから、事業部の魅力をお届けします。
PROFILE
リーガルソリューション事業本部 BUSINESS LAWYERS事業部
商品企画チーム チームマネージャー
岡田 茂(Okada Shigeru)
法務の価値を「創り、届けるプロ」が心を掴まれた10年間
ーーまずはこれまでの経歴を教えてください。
法科大学院卒業後、法律事務所や独立行政法人に勤務しました。その後、法律系書籍出版社で編集者としてのキャリアをスタート。前職である株式会社日本能率協会マネジメントセンターでは、書籍編集者として企業法務に向けた書籍・コンテンツ開発に携わりました。その後、マーケティング部長として書籍マーケティング・販促活動の責任者を務め、2025年7月に弁護士ドットコムへ入社しました。
ーーなぜ安定した日本企業の管理職から、ベンチャーに転職を?
10年前から弁護士ドットコムの大ファンだったということが最も大きな理由です。実は、前職時代に「このサービスは絶対世の中に必要だ!」と確信して、『超図解 クラウドサイン入門』という本を企画・出版した経験もあります。
私のキャリアを一言で表すと「難しい法律の世界を、ビジネス現場へ分かりやすく届ける旅」です。最初は法律事務所などで法務の基礎を叩き込み、次に専門出版社でプロが認める「価値あるコンテンツを作る力」を磨きました。その後、前職ではマーケティング部長として、その価値をどう世の中に広めるかという「届ける力」を追求してきました。
私にとってのゴールは、安定や役職ではなく、これまで培ってきた「作る力」と「届ける力」この両輪を活かし、惚れ込んだ事業やサービスの成長を自分の手で加速させるワクワクを味わうこと。その想いが抑えきれず、弁護士ドットコムへ飛び込みました。
現場の迷いを希望に変えるため、法律を、もっと身近に。
ーー現在の具体的な業務内容を教えてください。
現在は「BUSINESS LAWYERS COMPLIANCE」や弁護士の先生による解説動画の企画・商品開発を手掛けています。社会や国家が法律を制定・施行した後、自治体や企業が法律を社会実装していき、社会の隅々までに浸透するまでに様々な課題があります。
法律は、専門家である企業の法務部が知っているだけでは本当の価値を発揮できているとは言えません。現場の社員が「自分ごと」として行動に落とし込めた時、初めて会社は守られます。
そのためには難しいと思われがちな法律を、現場にいる一人ひとりがどう行動すれば良いか落とし込むことができるまで知識を届けるという取り組みが必要です。この「最後の一歩=ラストワンマイル」を埋めるために、私は専門的な法務視点と現場を動かすマーケティングの視点を掛け合わせ、法律を「誰もが使いこなせるツール」へと変える翻訳家のような業務を担っています。
ーー入社前に描いていた「やりたかったこと」は、現在どの程度実現できていますか?
良い意味で「想像以上にスピード感をもって実現できている」という手応えがあります。当初は特定の専門領域に専念するイメージでしたが、実際にはそれを超えて、次々と新しい企画に携わることができています。加えて、入社半年を迎える頃にマネージャーを任せていただくことになり、裁量もさらに広がりました。入社前に抱いていた「サービスの成長に直接タッチしたい、事業成長の渦中にいたい」という想いは、日々の業務の中で存分に発揮できていると感じています。
ーー環境が大きく変わった中でも早期にバリューを発揮できた秘訣はありますか?
主体的に行動することはもちろんですが、周囲の協力的なサポートが大きいと感じています。私は入社直後、社内にどんな仲間がいるのかを知りたいという思いから「1ヶ月で100人の社員と話す」という目標を立てました。役員に直接アポを取ることもありましたが、みなさん二つ返事でOKしてくれただけでなく「それならあの人も紹介するよ!」と、どんどん繋いでくれるんです。自分から動こうとする人間を、事業部を超え会社全体で応援してくれる温かさと勢いを肌で実感することができました。
また、一人で抱え込む隙がないほど上司の判断スピードが速く、やりたいと思ったことがすぐに形にできる環境であることも心地よい連携感があり、バリューを発揮できた重要なポイントだと思います。
「一人ひとりがプロである」ということ。化学反応でまだないものを生み出す集団
ーー岡田さんから見た、事業部のリアルな空気感を教えてください。
「まずはやってみよう」という自由な風土があるからこそ、新しいアイデアから即座に化学反応が起き、チームの垣根を越えて一つのプロダクトを作り上げています。全員がミッションに深く共鳴しつつも、決して「やらされている」感がないんです。各自が自分の信じるやり方で、自由に、かつアグレッシブに動いています。
会社が大きくなり、社会に対しての責任も重くなれば、普通は「守り」に入りたくなるところだと思いますが、もともと持っている熱量がとにかく高いと感じています。「まだ世の中にないものを作っていこう」というエネルギーは、後から付け足そうと思っても作れるものではありません。自分の役割を勝手に枠に嵌めて制限したりせず、次々と新しい発想が生まれてくる。そんなポジティブな空気がBUSINESS LAWYERS事業部には流れています。
ーー岡田さんが今後取り組んでいきたいことはなんですか?
まずは今のサービスを、どの企業でも当たり前に使われるインフラに育てることに集中していますが、本当にやりたいことはその先です。一社一社の悩みに踏み込んだオーダーメイドのサポートを形にするために、法律×テクノロジーの可能性をどこまでも広げていきたいです。
「法律のラストワンマイルを埋める」という挑戦は、単に知識を届けることではありません。法律という難しいルールを、現場で働く人たちが迷わずに踏み出せる具体的なアクションに落とし込むことです。企業のコンプライアンスが形骸化せず、一人ひとりの行動が変われば、働く環境はもっとフェアで安心なものになると信じています。
ーー最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
法律は本来、すべての人を守るためにあるものです。しかし現実には、法律を知らないということで不利益を被ってしまうことが少なからずあります。私たちは、その課題に対してテクノロジーの力で専門家の知見を民主化し、法律を「誰もが正しく守られるためのもの」へと変えていこうとしています。
私たちが創っているのは、日本の新しいインフラです。この挑戦は決して一過性のものではなく、次世代がより自由で公平に挑戦できる社会を創ることにも繋がっています。この大きなミッションにワクワクできる仲間と一緒に、まだ誰も見たことのない景色を見たいと願っています。
自分のスキルを使って本気で社会を良くしたい、10年後の当たり前を創りたい...そんな想いを持つ仲間を待っています!