こんにちは!人事広報チームの小正です。
今回は現在大募集中の「セールスデータサイエンティスト」について代表の中島に話を聞いてみました。セールスデータサイエンティストとは一体どんな職種なのか?ベルフェイスの事業展望とともにご紹介します!
「セールスビッグデータ解析」のパイオニアを大募集!
―この度ベルフェイスで 「セールスデータサイエンティスト」の募集を始めるとのことですが、聞き慣れない職種ですね。
実際には 「まだ存在しない職種」 と言えるかもしれません。我々ベルフェイスが初めて募集する職種ですね。というのも、「セールス」という領域にはそもそもデータが存在しなかったんです。そりゃそうですよね。データと営業なんて最も無縁というか、水と油です。最近はSalesforceなどCRMを使う企業は増えてきていますが、ラストワンマイルである「営業現場のデータ」は誰も持っていないんです。
しかし、ベルフェイスが国内900社以上に導入されたことで、我々は世界に存在しなかった「セールスの生データ」を入手できるようになりました。 営業マンが直接お客様と商談している生データを解析できるとすれば、それが企業にとってどれほどの価値を生むか想像できますか?
マーケティングに次ぐデータ領域として、「セールスビッグデータ」のポテンシャルは巨大です。まだ世界にないからこそ、「セールスデータサイエンティスト」は大きな魅力のある仕事だと思います。
―具体的にはどのような仕事内容なのでしょうか?
では、「セールスデータサイエンティスト」について説明する前に、まず現在の営業のスタイルを確認してみましょうか。
どの会社も営業活動の前に、「マーケティング」を行いますよね。この領域ではGoogleやFacebookなどが膨大かつ緻密なデータを取得しており、それらをデータドリブンしていき、MAやCRMなどで分析・管理されていくという流れが一般的になってきています。ですが、その次のステップである営業は未だに勘と根性に頼っており、肝心の商談の内容は当事者以外は知ることができないブラックボックスのような状態です。この状態は戦後から変わらず、今日に至っています。
一方我々は、訪問せずに商談を行うインサイドセールスに特化したWeb会議ツール『bellFace』を提供していて、営業マンはすべての商談に足を運ぶのではなく、パソコンを通じてリモートで営業を行なえるようになりました。
そして、bellFaceに実装されている機能の一つに「Rec機能」があります。文字通り商談を「録音・録画する」ことで各企業のマネージャーの管理や教育を支援する機能ですが、結果としてこれまでブラックボックスになっていた商談をデータとして記録できるようになりました。今も毎日、膨大なデータが蓄積され続けています。
ベルフェイスだけが持っているセールスデータを 『価値あるデータ』 へ
―データを解析することで、実際にどんなメリットが生まれますか?
例えばですが、「売れる営業マンと売れない営業マンの違い」を、感覚ではなく完全にデータドリブンで検証できます。
これは、企業にとっては永遠の課題ですよね。最近試しに解析してみたのは、商談における「談笑率」(音声と画像を解析し笑っている箇所を抽出)だったんですが、色々と面白い結果が出ました。詳細は省きますが、やはり人と人との関係において「笑い」や「笑顔」って大事だと思うんですよね。互いの距離が縮まって本音のニーズを聞き出しやすくなるとか。特に新規営業にはそのスキルが求められるし、「談笑」を含めた「コミュニケーション力」で契約を取っている営業も沢山いるんじゃないでしょうか。しかしこれまでは、本当に「笑い」や「笑顔」が、営業結果に影響しているかはわからなかったのです。
ところが、ベルフェイスが蓄積したセールスデータを解析することによって、実際にそれらの要素がどれだけ結果に影響しているかを調べることができるんです。
他にも、営業シーンで使っている資料や、声のトーン、提案内容などを解析し、企業にとってのベストプラクティスを導き出すことも可能です。
具体的なベルフェイスのRec機能はこちらをご覧ください。
―そんなことができれば、営業は高いレベルで標準化されるし、教育も楽になりますね。
そうですね。営業の標準化はもちろんですが、実は企業の組織構成にも役に立てることもできると思っています。
たとえば、新規契約を担う部署と既存顧客のサポートを担う部署では、求められるスキルや人物像が変わってきます。営業マンの商談の仕方や、コミュニケーションのとり方も今までは感覚に頼っている部分でした。それが原因でもしかしたら適正な配属がされておらず、その人の力が充分に発揮できていない可能性もありますよね。
このようにこれまで、個々がふわっとした感覚で感じていたことも「データ」として数値化し、明文化することで、誰がどのチームで働くことで最大のパフォーマンスを発揮できるか、データを用いた分析・組織作りができるようになります。
最高の素材と国内最高水準の報酬であなたを待つ!
―そういった意味では、ベルフェイスは宝の山を持っていることになりますね。
悪い言い方をすれば、「金になるデータを持っている」ということですね(笑)
世界中のどの企業も持っておらず、しかもそれは企業にとって非常に重要で、ものすごく価値があるのに日々垂れ流している、それが「セールスデータ」です。しかしその「当たり前」が終焉を迎えようとしています。
世界が見落としていたラストワンマイル、セールス領域のデータをベルフェイスが初めて入手し、これからのデータ解析で社会を驚かす様々な価値を生み出すことができるんです。
「営業職」は最も人口の多い職種の一つです。世界では数億人います。そしてどの企業も営業で困っているわけですから、営業データから価値を生み出せる「セールスデータサイエンティスト」の価値は、今後急激に高まっていくと確信しています。そしてそのパイオニアとして我々と共に市場を開拓してくれる人には、それ相応の報酬をお出しすることを約束します。
もちろん、世界にないからこそ教えてくれる人もいない状況なので、毎日のように壁にぶつかると思います。しかし現在ベルフェイスで働くビジネスサイド・エンジニアサイドの優秀な仲間とともに、データの海原を泳いでいけると思っています。
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