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『やり抜く力』を養ったバックテックにジョインしたきっかけ

初めまして!セラピストサクセスでバックテックにジョインしています中村仁美です。
今回は、私がバックテックにジョインすることになった経緯や、私が感じたバックテックの魅力に関してお伝えします。

予防の重要さを知る

私は2014年から2016年の2年間、モンゴルで青年海外協力隊(現JICA海外協力隊)として、国立外傷整形外科センター(首都にある整形外科疾患の治療に特化した国立病院)でボランティア活動をしていました。そこは、国内中から患者を受け入れる機関だったので、患者やその家族で毎日ごった返していました。

当時、同僚理学療法士と私の計5人しかいなかったので、約500床の患者さん全員にリハビリテーションを提供するのはもちろん不可能。処方箋を出す医師もリハビリテーションの必要性や理学療法士の役割をいまいち理解されておらず、一度もリハビリテーションを受けられず退院していく方が、大多数を占めていました。さらに医師が退院日を決めていたので、理学療法士には告げられず、次の日病室に行くと担当していた患者がいない、ということも珍しくありませんでした。

仕事復帰できるはずだった方たちが、疾患の適切なケア方法も知らずに家に帰って、障害として何十年も抱えて、社会復帰出来ないまま、引きこもる。年を重ねた時に介護が必要になる。当時人口たった300万人の小さな国の一人が働けなくなったことによる経済的な損失や家族の負担は、日本よりも大きいだろうなと感じていました。そして、疾病予防の知識不足、家でのアフターケア方法を知らずに退院して、何もフォローがないのは良いはずがないと、ふと浮かび、一次予防や二次予防の大切さ、知識の普及の重要性に背筋がピンとなりました。

今思うと、この経験は、リハビリテーションが当たり前のように受けられる今の日本では、感じない違和感だったかもしれません。

ヘルスケアに強く興味を持ち、バックテックにジョインしたきっかけ

日本に帰国してから通所リハビリ(デイケア)施設に就職しましたが、入職当時4人いた介護士が最終的に2人になったため、私も入浴介助を実施することになりました。介助者が少ない中で転倒させてはいけない恐怖と、時間内に入浴を終わらせなければ、そのあとの食事の配膳、レクリエーション、リハビリテーションなどが遅れることを考えると、時間との戦いで、現場は常にピリピリして気の抜けない状況でした。

そんな中、一緒に頑張ってきた介護士さんが「この腰痛は絶対に治らない」と言ったことは、今でも覚えています。私は「そうですね」としか相槌をうつことしかできず、もともと持っている腰痛が悪化してしまって辛いんだな、としか思いませんでした。結果的に、その介護士さんは、身体への負担の強さを理由で退職されました。

それがきっかけで、腰痛はなぜ繰り返して、治らないのだろうかと疑問に思いました。色々調べた結果、筋肉や姿勢だけの問題ではなく、作業環境、ストレスも関わっていることを知りました。

何も知らなかったことに恥ずかしくなったと同時に、腰痛のことで予防分野に関わりたいなと思い、産業理学療法の勉強会にも行き始めました。その時登録していた「産業リハビリテーション」というfacebookグループで、会社を設立したばかりの福谷さんが、「ポケットセラピストを開始した」というメッセージを目にし、すぐさま友達申請いたしました。その当時、産休するメンバーがいたので、その方の代わりにお手伝いさせていただいたことが、今のポジションに入るきっかけです。

バックテックの最大の魅力

現在、セラピストサクセスチームの一員として、ポケットセラピストに登録するセラピストが、スムースにエンドユーザーのサポートができるよう、オンボーディングを推進しています。
私は、登録するセラピストが、サービスを体験するためのロールプレイというところで主に関わっています。

ロールプレイでは、この方法であっているのか、なぜセラピストができているのか、できていないのか、細かく分析し、常に更新し続けることは大変だと感じていますが、ユーザーのことを思うと責任を感じる部分ですし、手を抜けない部分です。

日々悩むことも多いですが、わからないことや失敗したことを、どの過程でそうなったのか、みんなで考えて、最後までやり抜くよう力を貸してくれて、やらせてくれることがバックテックの最大の魅力だと思います。

これからも試行錯誤しながら、現状に満足することなく、頼りになるチームメンバーたちと一緒に、セラピストやユーザーの課題を解決していきます!

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