若手エンジニアもステップアップが実現しやすい仕組みがある株式会社アクセル・モード。入社1年目でリーダー職に就いた中途メンバーも珍しくありません。
今回は第2システム開発事業部の岡と、第2システム開発事業部の事業部長を務める大久の対談を実施。
岡は2022年に中途入社し、2023年には事業部内のチームをまとめる「ユニットリーダー」に就任。一方の大久は仙台支社の立ち上げメンバーとしてアクセル・モードでのキャリアをスタートしています。
他社を経験した中途メンバーならではの視点で、アクセル・モードでのキャリアを話してもらいました。
若手エンジニアでも理想のキャリアを描ける、独自制度が入社を後押し
ーーまずはお2人の経歴を教えてください!
大久:前職では仙台のIT企業に勤めていました。在籍期間の約半分は仙台本社での勤務と本社からの客先常駐で、残りの半分は関東や関西への出張と、とにかく出張が多かったんです。
家庭のことも考えると出張が少ない会社で腰を据えて働ける環境が一番。そんな想いに加え、キャリアアップしにくい会社の体制にジレンマを抱えていたため、転職活動をスタートしました。
アクセル・モードには2016年に入社しました。入社後は仙台支社の立ち上げを総括し、マネージャーを経て、現在は第2システム開発事業部の事業部長をしています。
岡:自分も、大久さんのように客先常駐で業務をしていました。チームをまとめるなど、リーダーとしての役割も担っていたのですが、前職だとキャリアアップが望みにくい風土もあって…。
そこでキャリアアップできる環境を目指し、2022年にアクセル・モードに入社しました。現在は、開発業務をおこないつつ、事業部内のチームをまとめるユニットリーダーも担っています。
ーー大久さんは、岡さん入社時の面接官を担当していましたが、当時どのような印象を抱きましたか?
大久:私と似たような環境で苦労してきたことが伝わってきました。
前職では環境改善のために社長にまで進言していたようで、その行動力にも驚きましたね。私が岡さんの年齢だった頃は、そこまでの思考に至らなかったなと。若いながらも広い視野で物事を見ている印象がありました。
また、面接の時から「管理職になる」と明言していたことも記憶に残っています。アクセル・モードに入社する目的がはっきりしていただけに、「すぐに当社で活躍してくれるだろう」という期待を抱きましたね。
ーー岡さんは当時の面接についてどのような印象がありましたか?
岡:面接は全てオンラインで行われ、大久さんは最終面接の面接官でした。とても緊張していたのですが、雑談からスタートしてくださったので緊張もほぐれ、自分の考えを素直に伝えることができました。
大久:私の面接時は、一次面接から社長と副社長が面接官でした。予期せぬ事態に、混乱と緊張から、伝えたいことをうまく言葉にできなかったのですが、後日内定の連絡を受けビックリしました(笑)。
もともと私自身が緊張するタイプのため、私が面接官をする際は、応募者の方には緊張をほぐしてもらえるような雰囲気作りを意識しています。
ーーそのような意図があったのですね。
大久:あとは、ネットで回答例まで出回っているような、面接の型にはまった質問では人となりも見えにくいですよね。みなさんの本質を1時間で引き出すためにも、雑談も交えながら、その人らしさが分かるコミュニケーションを心がけています。
ーーお2人が転職活動の末に、当社を選んだ理由は何だったのでしょうか?
大久:アクセル・モードのことは、転職サービス経由で来たスカウトで知りました。
そのスカウト文が定型的なものではなく、私自身の経歴を見た上で書かれた内容だったので、強く記憶に残っています。前職とは違ってスタートアップだという点も、これから会社が出来上がっていく様子を見られることへの期待感に繋がりました。
その当時からリモートワークに注力していたため、仙台にいながら東京本社の方々のスキルや考え方に触れられる。これまで以上に視野を広げて学べるとも感じ、入社意欲が高まりました。
ーー成長できる環境への期待感もあったのですね。
大久:そうです。しかし当時の会社を退職するには、様々な調整で約半年ほどかかってしまうことがわかり…。恐る恐るその旨を伝えると、こちらの状況を尊重してくれて「待ちます」と。本当にありがたかったです。
正直、あまりに親切な対応だったので、同時に「何か騙されているんじゃないか」と思ったほどでした(笑)。
岡:僕は「キャリアアップしやすい環境」を軸に転職活動をしていたところ、大久さんと同じくスカウトをもらって。調べるうちに個性的なホームページに辿り着き「面白そうだな」と興味を持ちました。
自分たちの上司を、選挙をもとに自分たちで決める「ユニットリーダー選挙」のことも、情報収集をするなかで知りました。面接でも大久さんに説明してもらったのですが、通常リーダーになるには実績を積み上げることが重視されます。
それがアクセル・モードなら社歴に関わらず立候補できる。「自分でチャンスを掴みに行ける」環境は、まさに自分の理想だと感じ、入社を決めました。
ーー当時、他に魅力を感じた制度などはありますか?
岡:希望した社員が「R(リクルート)」「K(教育)」「E(イベント)」のいずれかのチームに所属し、会社運営に関われる仕組みも魅力的だと思いました。
エンジニアの自分まで会社運営に関われるなんて…参画しない手はないですよね。貴重な経験をさせてもらえる場所だと思い、2023年からチームRに入っています。
メンバーの「やりたい」意志を、上司が手厚くサポート
ーー入社して、会社の雰囲気はいかがですか?
岡:役職者を含めた全員がフランクで、いい意味で壁がないです。なんでも話しやすく、やりたいことも否定されない。むしろ「どうやったら実現できるか」を一緒に考えてくれるんです。サポートの手厚さ、部下を支える姿勢には、入社して非常に驚かされました。
ーー「やりたい」と手を挙げたメンバーを手厚くサポートする風土がありますよね。
大久:はい。ユニットリーダー選挙はまさに当社ならではの仕組みですし、手厚いサポートもなされているいい例ですよね。この制度は自分たちの上司を自分たちで決められると同時に、 ユニットリーダーにチャレンジしたいメンバーを後押しするものとなっています。
その為、選挙準備では上司や選挙管理委員会がしっかりサポート、更に当選してユニットリーダーになると成長を促進させる制度を利用することができます。
岡:そうですね。ユニットリーダーに昇格するには推薦からの昇格試験と選挙の2パターンがあるのですが、僕の場合は大久さんが推薦してくれて昇格試験に挑戦しました。大久さんと僕の間にいるマネージャーも加わり、選挙で使うスライドや話す内容をアドバイスしてくれたので、非常に心強かったです。
大久:ただ、ステップアップするには制度だけではなく、本人の意識も重要です。特に大切なのは、主体性を持って、意図や目的を考えていること。事業や会社の指針とブレない意図を持っていれば、私たちは全力で支援するのみ。それが、会社の成長に繋がると考えているからです。
また、言うだけではなく「行動する姿勢」も欠かせません。岡さんはまさにこの2つを体現しているため、ユニットリーダーでも活躍できると思い推薦しました。
勉強会も整備予定。新規メンバーがより成長しやすい環境へ
ーー岡さんは入社後、着実に活躍の場を広げている印象ですが、技術を磨き、ステップアップするために、普段どのような情報収集や勉強をしているのでしょうか?
岡:エンジニア向けの情報共有サービス「Qiita」はよく見ています。ニュースで出てきたIT系の情報も調べたり、自分でチャットボットを作ったりしながら技術を試すこともありますね。
社内では勉強会も開催されているため、そこでも自分の知識や技術をアップデートできます。例えばAWSの勉強会は、大きなトピックがあるたびに開かれている。さらに、勉強会の開催に関わる制度も整備される予定なので、より活発化するのではないでしょうか。
ーーエンジニアとしてスペシャリストを目指したい方にとって、アクセル・モードの環境はどう思いますか?
岡:スキルアップできる環境という意味では、勉強会の他に「ZERO LABO」での活動も役立つと思います。「ZERO LABO」は、業務とは別で開発に関わる勉強ができたり、開発プロジェクトを立ち上げたりできる活動。苦手分野や新たなジャンルに挑戦する機会も得られます。
また当社では、各自の興味のある分野や将来の希望を考慮し、ユニットリーダーがプロジェクトにアサインしてくれますし、社内にスペシャリストが複数いますので、先輩から直接学び、成長することができます。
ーー大久さんは事業部長として、どのような情報収集をしていますか?
大久:人に伝わりやすい文章表現など、ビジネススキルに関わるものをネット記事や書籍で見ています。時には全くジャンルが違うものも読んでみて、考えが凝り固まらないように意識しています。
ーー最後に、お2人の今後の目標を教えてください!
岡:ユニットリーダーから、次のステップであるマネージャーを目指したいです。そのためには、リーダーとして事業部の課題に目を向け、その解決に貢献することが必要だと思います。技術力の向上も課題の一つなので、勉強会の開催などで社内によい影響を与えたいですね。
大久:私はリーダー、マネージャー、事業部長へとレイヤーが変わるにつれて「まだまだ視野が狭いなぁ」と痛感することが増えたように思います。だからこそ、もっと学び、実践していく必要がある。
当社には岡さんのように心強いメンバーも増えてきたので、現場のことは若手にどんどん任せていきます。その分私自身は、経営者の目線に近づけるよう、より一層努力して行こうと考えています。
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