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「一芸に秀でた人」も活躍できる。アバナードが新卒に求める人物像とは

アクセンチュアとマイクロソフトの戦略的合弁会社として誕生したアバナード。「外資系のITコンサル」と聞いて「殺伐とした競争社会」をイメージする方も多いのではないでしょうか。もしくは「社会で活躍したいけど、外資コンサルで自分の力で通用するかな」と不安を感じる方もいるかもしれません。

今回は、そんなイメージや不安を払拭するため、新卒入社の若手エンジニア2人にインタビューを実施。新卒で入社した彼女たちは、何に惹かれてアバナードを選んだのか、アバナードで働く楽しみをどのように感じているのか深掘りしました。この記事を読んで、少しでもアバナードの働くイメージが明確になればと思います。

左:宮原 右:髙橋

「話をしっかり聞いてくれる」2人がアバナードへの入社を決めた理由

―まずは学生時代にどんな就職活動をしていたのか聞かせてください。

宮原:私は文系学部でしたが、ITコンサル企業に絞って就職活動をしていました。きっかけは、大学時代に参加したビジネスプランコンテストの経験から、技術を身に付けたいと思ったこと。世の中にはどんな技術があって、どう使えばどんなものが作れるのかという知識がないと、ビジネスを考えるのも難しいと感じたのです。

技術を身に付けるだけならSIerなどもありますが、技術を使ってビジネスを作れるようになりたいと思い、経営戦略にも携われるITコンサルに絞りました。

―なぜ数あるITコンサル会社の中から、アバナードを選んだのでしょうか。

宮原:面接での印象が良かったからです。他社の面接では、質問に対してすぐに回答する瞬発力を試されているような印象を受けたのですが、アバナードの面接では対話を通して私の思考や人柄を見てくれていると感じました。

「ちゃんと答えが用意できているか」「アドリブ力があるか」ではなく、時間がかかってもしっかりと思考ができるのかを重視していたのだと思います。話に詰まることがあっても、最後まで話を聞いてくれる姿勢に惹かれて「この会社で働きたい」と思いました。

―髙橋さんは、どのような就職活動をしていたのでしょう。

髙橋:私は子供の頃からパソコンを触っていて、大学時代はプログラミングを学んだり、ビジネスプランコンテストに参加していたので、その経験やスキルを活かせる会社に就職したいと思っていました。応募していたのは、医療機器メーカーやスタートアップなどです。

そんな時に友人から紹介されたのがアバナードでした。当時は「単にサービスを作るだけでなく、人と話す仕事をしたい」と周囲の方に話していて、それを聞いたある友人から「アバナードという会社を受けてみないか」と言われたのです。

―アバナードの印象はいかがでしたか。

髙橋:宮原さんと同じく、丁寧に私の話を聞いてくれる姿勢にとても惹かれました。面接官の対応がとても丁寧で、何を聞いても濁さず答えてくれて。特に私は理系だったので、技術系の質問もされたのですが、うまく論理建てて説明できなかったんです。

そんな時も、急かすことなく最後まで耳を傾けてくれました。加えて「学生のうちにやっておいた方がいいことはありますか」と尋ねた際に「今のうちにたくさん遊んでください」と言われたのが印象的でしたね。

「仕事を覚えるのは社会人になってからできる。しかし、大学生の時にしかできないことを体験し、若い感性を大切にしてほしいから、残りの半年間は遊んでほしい」ということでした。「社会人ではこういうスキルが役立つから……」のような答えを想定していただけに、驚きましたし、そのような考え方は素敵だと思いました。助言に沿って、残りの大学生活は旅行などを満喫しましたね(笑)。


仕事内容と業務を通じて感じた成長

―これまでの仕事内容についても教えてください。

宮原:私はフロントエンドの開発を担当しています。今担当しているのが証券会社の業務アプリで、コンサルタントがヒアリングしてきた内容をもとに設計したり、開発テストしたりするのが仕事です。

入社してすぐはデザイナーさんが作成したデザインと、コーダーさんがコーディングした内容が合っているか、見比べてテストする仕事からスタートしました。今のクライアントになってから、開発にも携わるようになりましたね。

―宮原さんは文系出身ですが、入社当時大変だったことはありますか。

宮原:分からないことを誰かに聞いたり、相談できずに困っていました。私が入社したのはちょうどコロナ禍でリモートワークにシフトした時で「こんな初歩的なことを聞いてもいいのかな」となかなか相談できなくて。分からないことを一人で抱え込んでしまうこともありました。

しかし、その悩みをマネージャーに打ち明けると、「どんな初歩的なことでも抱え込まずに質問して欲しい」と言ってくれて。実際、どんな初歩的なことでもマネージャーは優しく教えてくれましたし、経験を積んだことで「自分ではこう思うのですが、どうですか」と相談できるようにもなりました。また、単に言われた通りに開発するだけでなく、自分でもUIやUXを意識しながら開発ができるようになったため、自身の成長も実感しています。

―髙橋さんの仕事内容についても教えてください。

髙橋:私はアナリティクスの部署にいまして、クライアントから預かったデータを分析したり、可視化をする仕事をしています。今はクライアントが使用している既存ツールから、Microsoft Power BIというツールに分析業務を移行したり、運用をサポートする案件を担当しています。

―髙橋さんは入社してから大変だったことはありますか。

髙橋:大変というと少しニュアンスが異なりますが、研修が終わり実際にプロジェクトに入る際にPower BIを初めて触ったので、覚えることは多かったですね。どこを押したらどう動くのか全然わかりませんし、マネージャーから説明を受けても一回では理解できなくて。自分で触りながら徐々に慣れていきました。

―研修はどれくらいの期間行うのでしょうか。

髙橋:私が入社した時は4ヶ月間の研修を受けて、9月頃から本格的にプロジェクトに配属されました。

4月から研修が始まって、7月中旬までプロジェクトの基本的な内容を学び、8月に同期だけで仮想のプロジェクトで、実務に近い経験を積み実際のプロジェクトにアサインされました。7月頃になると、どの部署がどんな仕事をしているのか説明を受け、それを聞いた上でどの部署に進みたいか希望を出すという流れです。


多様な人々が一緒に働くために醸成された丁寧なコミュニケーション

―社内のメンバーの雰囲気などで特徴的な点はありますか。

髙橋:没頭できる趣味を持っている方が多いと思います。たとえば私は読書が好きで、5冊くらい同時に本を読みながら、寝落ちするまで本を読み続けることも多いです。他にもいろんな趣味を持っているので、週末はたいてい趣味に費やしていますね。

他にも山が好きな人や、サウナが好きな人、昆虫が好きな人など、没頭できるほど好きな趣味を持っている方が多いと思います。

―仕事が忙しいイメージがありましたが、趣味を満喫している方も多いのですね。

髙橋:外資系コンサルと聞いて、多くの人がイメージするような厳しい労働環境や、殺伐とした競争はありません。そのような環境を作っても、人が育たないからだと思います。それよりも、しっかりと話し合って、働きやすい環境を作った方が人も辞めずに育っていくと考えているのではないでしょうか。

私自身も「とにかく出世したい」というよりも「仕事はちゃんとしながら趣味も満喫したい」と思いながら働いています。もちろん出世を考えている人もいますし、自分が望んだ働き方を実現できるだけの福利厚生が揃っていると思います。プロジェクトのリリース当日などを除けば有給もとりやすいので、趣味を大事にしている人も快適に働けるはずです。

―仕事とプライベートの両立がしやすいんですね。他に社内の雰囲気がわかるようなエピソードがあれば聞かせてください。

宮原:朝の定例会では、様々な言語が飛び交っています。海外のメンバーも基本的には日本語で会話しますが、中には日本語が苦手な方もいて。母国語で話して別の方が説明するシーンも多いです。

意外に英語よりも、中国語や韓国語を耳にすることが多いですね。

―仕事をする上で外国語、特に英語のスキルは求められるのでしょうか。

宮原:いえ、英語が話せなくても仕事に支障はありません。ただし、クライアント側から英語を話せる人材を求められるケースもあるので、英語が話せればそれだけ仕事の幅は広がると思います。

英語が話せればメリットになりますが、話せなくて困ることはありません。

―グローバルな環境ならではのカルチャーがあれば教えてください。

髙橋:人の話をしっかり聞く文化は、グローバルな環境だからこそ生まれたのだと思っています。言語はもちろん、バックグラウンドが全く違う人同士で一緒に働く際は、空気感のような暗黙の了解は通用しないので、しっかり話を聞かなければコミュニケーションが成立しません。

結果的に、日本人同士で話す時も快適なコミュニケーションができています


「性格がよくて、自分の武器を持っている人」がアバナードにマッチする人材

―どのような人材ならアバナードにマッチすると思うか聞かせてください。

髙橋:当社の前代表も話していましたが、バランスよくなんでもできる人ではなく、いびつでもずば抜けた能力のある人です。私も英語が話せませんが、コーディングや人と話すのが得意だったので、そこを評価してもらえました。

「できないこと」より「できること」を評価してくれる文化があるので、自分の武器を持っている人はマッチすると思います。

宮原:「いい人」であるのは重要な要素だと思います。具体的に言うなら、周りと協力しながらものごとを進めていける人ですね。私たちの仕事は一人で完結できるものはなく、必ずチームで力を合わせて進めなければなりません。

大学のゼミやサークルでもチームで物事を進める機会があると思うのですが、それが楽しいと思える方はアバナードに向いていると思います。

―チームワークが大事ということは、コミュニケーション能力も求められるのでしょうか。

宮原:コミュニケーション能力は大事ですが、必ずしも話し上手である必要はありません。会話をリードしたり、聞かれたことにすぐに答えられる瞬発力は素晴らしいですが、それだけがコミュニケーション能力ではないと思います。

物静かであっても、しっかり質問の意図や会話の流れを汲んで答えられる力も大事なコミュニケーション能力です。社内でも様々なコミュニケーションのスタイルの方がいるので、人と一緒に仕事をすることを楽しめるのであれば十分だと思います。

―これから入社する学生たちに、あえて「今のうちにやっておいた方がいい」といいと思うことがあれば教えてください。

髙橋:免許の取得など、時間がかかることは大学時代にしておいた方がいいですね。社会に出ると、まとまった時間をとるのが大変ですから。

また、強いて言うならタイピングは速くしておいた方がいいと思います。何をするにもタイピングが速いに越したことはありません。具体的なスキルは入社してからでも十分ですが、タイピングだけは練習しておくのがおすすめです。

―最後にお二人が感じるアバナードの魅力を教えてください。

髙橋:自分と似た雰囲気の人が多いので、仕事をしていて単純に楽しいです。同じ趣味を持っているというわけではなく「没頭できる趣味」という共通点があって、話していて共感できることが多いので。マイナーな趣味を持っている方も多く、話していると様々な気づきを得られるので刺激的です。

宮原:どのプロジェクトに入るかある程度選択できるので、チャレンジがしやすいところです。クライアントの業種や出社頻度、業務量なども自分で選べるので、自分のペースに合わせて成長できます。また、資格取得に対する補助制度もあるので、スキルアップしやすいのも魅力です。

それと一番の魅力は社内の雰囲気ですね。メンバーが楽しそうに仕事をしているので、自分たちも楽しみながら働けます。開発好きな方も多く、新しい技術をいち早く検証した話を楽しそうに聞かせてくれることも多くて。まだ理解できないことも多いですが、楽しそうに働いている人が多いのは魅力だと思います。

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