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エントリーシート書き方悩んでませんか?たくさんのエンジニアさんの転職の相談を受けて思う事

こんにちは、アウスタの大谷です。
今日は新卒の方々向けに、エントリーシートの話を書こうかなと思います。

僕自身は、学生時代はエントリーシートとは言わないですが、同じように就職志望動機等々書類を提出した覚えがあります。ちなみに、僕は書き方全くわからないで、友人に書いてもらって提出していました。

僕は二浪で、友達は一浪で、先に大手企業に就職した就職の成功者でした。
彼に早速「僕のエントリーシート(とは言わなかったけど)書いてください!!」とお願いしたところ、快く僕のためにエントリーシートを書いてくれました。

彼が書いてくれたエントリーシートはすごかったです。
超大手出版社(第一志望)もテレビ局(キー局)も、大手レコード会社も、大手出版社も、5社書類提出して全て書類が通り一次面接まで行けました。
この後、僕は全ての会社の1次面接で撃沈しました。

何が言いたいかというと、僕も失敗してまして、HRに携わり多くの人の職務経歴書・スキルシートを見て、アドバイスしてきた結果、ハッと思うことがありました。
「新卒の時のエントリーシートと同じだ!」と。

僕が職務経歴書・スキルシート、エントリーシートのアドバイスをする際に、心掛けていることがあります。それは多くの書類を見た違和感からくるアドバイスと、僕自身の失敗から来るものだった様でした。
特にエントリーシートは、僕の新卒時代の失敗と同様の人が多数いらっしゃいました。

一番大きなことは「結果として嘘が書いてある」ことだと思います。
嘘というと大げさに聞こえますが、よくあるのは「リーダー経験あり」のその経験内容を突っ込んで伺うと「あんまりやってないかもしれません…」となる人が多い傾向にあります。
さらっと流してもらえればいいやとか、リーダー経験が無いと面談が通らないとか思う方が多かったように思います。

これはなぜかと、彼らから話を聞いたり、色々調べたりした結果、「エントリーシートには自慢できることを書く」という同調圧力があるのだなということと、「エントリーシートの書き方」などを見ると華々しい経歴のサンプルなどが多くみられ、普通の人の普通に書いたエントリーシートがあまり見受けられなかったということがあります。

ようは、「自信満々に自慢をかけ」のように極解されていってるのでしょうと思います。

その人たちを面接練習すると、すぐにぼろが出ます。
焦って話がしどろもどろになります。
話が支離滅裂で、真面目でいい子なのに、その良さが全く出ず、胡散臭い嘘をつく人に見えるのです。

その様な人に思われたら、どうでしょう?
一緒に働きたいと思いますか?
僕は思わないし、多くの方は働きたいと思えないんではないかと思います。

ではどうすればいいのか?

これは職務経歴書の書き方でも同じことを伝えるのですが、
「自分が誰で何ができるのか?」をしっかりと掘り起こしていくことが必要なのです。

「自分はなにも誇るものがない、リーダー経験もしてこなかった…」と思う方は多いのではないかと思います。その多くが本当に何もしてないかというと、生きている限り必ず何かをしているのです。
ゲームかもしれません、マンガ読んでるだけかもしれません。友達と遊ぶ?バイトに明け暮れる?
全然いいと思います。

何が問題かと言うと、それら生きてきた時間に向き合わないで、頭の中で考えた作文で勝負しようとするところが問題なのだと思います。

とは言え、仕事に直結する話でなければ、メリットでなければ、スキルでなければ、経験でなければ、確かに弱いのはそうです。
但し、新卒の人たちはこれからの成長に対する期待値で採用されることが多いので、今のあなたも大切ですが、これからのあなたにつながる努力や集中力、情報収集能力、コミュニケーション能力、交渉力などを試されていると思った方がポジティブです。
ポジティブに進められる人は、期待値も感じられるし、成長意欲も感じられるでしょう。

今まで頑張って生きていないというのであれば、今日から頑張ればいいのです。
今日からプログラミングやITの学習に取り組んで、日々成長するということを始めるのでもいいと思います。実際に弊社では未経験でこれから頑張るという人を採用してきた実績もあります。

本当の自分に向き合って、何のために何に取り組んできたのか。
そこを調べて書き起こして、その中から「頑張ったこと」や「得意なこと」を探して強めていくことが大切で、それで志望する業界(だいたいIT系)に就職できたというフィードバックをもらうと、やっぱり「自分が誰で何ができるか」は大切なことなのだと思います。

皆さんがよい社会人のスタートを切れますように!


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