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【新事業立ち上げ秘話】28歳若手実力派、真逆タイプの同期2人がその裏側を語る


突然ですが、皆さんは「グリー」という会社についてどういうイメージを持たれていますか?

グリーはゲームのイメージが強いとの声をよく耳にしますが、現在グリーが注力している衣食住にまつわる5つのメディアはそれぞれの領域でバーティカルメディアNo.1を目指してユーザー基盤を拡大しています。本日は、その中でも『aumo』というおでかけメディアの新規サービスの立ち上げの舞台裏について、その新規事業を担った真逆タイプの2人に、これまでの立ち上げ秘話やノウハウについてお話しいただきます。

今回は実際に参加者を招いてパネルディスカッション形式でお話した内容をそのまま詰め込みました。グリーに入社してメディアという新しい領域に挑戦し続ける2人の想いが詰まっているので、是非読んでみてください。

最初にaumoについて簡単にご紹介を。aumoは『おでかけをもっと楽しく』をミッションにおでかけメディアとして、コンテンツを通してユーザーのおでかけのきっかけづくりを目指しているメディアです。
立ち上げからわずか2年ほどで「App Store」や「Google Play ストア」のカテゴリランキング1位を獲得したり、「Google Play ベスト オブ 2018 ベスト アプリ 2018 生活お役立ち部門」で優秀賞を受賞したりするなど、みなさんからするとちょっと意外かもですが、今すごく勢いのある急成長中のメディアなんです。

ーーーまずは自己紹介から

安藤:皆さん初めまして、アウモ株式会社の安藤と言います。僕は2013年にグリーに新卒で入社してから最初の1年半くらいはゲーム事業でマーケティングをやっていて、その後は1年くらい人事で採用とか異動とか人材の戦略とかを経験して、その後広告系の事業の新規事業の立ち上げに関わり、そこからaumoを立ち上げからやっていて、今はメディアの領域の役員をやっています。今日はよろしくお願いします。



生方:皆さん初めまして、アウモ株式会社メディア事業本部WEB事業部で部長をやっている生方と申します。安藤くんと同じ2013年にグリーに入社して、aumoは彼が最初にスタートさせていて、途中からジョインしたのでaumo歴は約2年くらいです。今、部長としてWEB事業全体の責任者という立場をやらせてもらっています。僕も入社当時は安藤くんと同じ部署で、社外のゲーム会社のコンサル営業みたいなのをやっていて、そこからもうちょっとプロダクト寄りなことがやりたいと思って「GREE Platform」と呼ばれるグリーのサイト本体に関わる部署でゲームのプロモーションのプラットフォームを作ったりしていました。そこで3、4年やってaumoにジョインしたという経歴です。今日はよろしくお願いします。


よく耳にする「若手が活躍する組織」の作り方

ーーーまずは新サービス立ち上げの「本当に最初」の話

安藤:aumoというサービス自体をリリースしたのは2017年の3月なので、もう2年半くらい経ちます。グリーという会社は皆さん「ゲームの事業をやっている会社」というイメージが強いと思うんですけど、実はもともとSNSのサービスからスタートしていて、その中でゲーム事業がヒットしてそこで急成長したっていうのが背景としてあります。グリーという会社は、インターネットを通じて、世界をより良くする。というのをミッションとしてやっているので、あまりゲームだとかそれ以外の領域というところに正直そんなにこだわりはなくて、インターネットという広い領域の中でやっています。
その中でaumoを始める前に実はLIMIAという住まい系のサービスとか、ARINEという美容系のサービスなどすでにやっていたメディア事業があって、それに追随する形でスタートしたのが今自分たちがやっているaumoでした。

僕の場合は入社したときから、「何か新しいサービスをやりたい」とか「新事業をやりたい」とか、上司にウザがられるくらい言っていた中で、ついに田中さん(グリー株式会社 代表取締役会長兼社長)に呼ばれて「やってみないか」ということでチャンスをもらって始めたっていうのが本当のスタートでした。

安藤:当時26歳だったので、それが入社4年目くらいですかね。当時は僕みたいに手をあげ過ぎるタイプはあんまりいなかったので、社内の周りの人たちにはけっこう早いなって思われていたかもしれないですけど、今だとメディア事業で責任者レベルでやっている子たちの中には当時の自分よりも若くて入社1、2年目でやっている子たちもいるので、今では割と若手にどんどん任せていくのが普通になっているかなと思います。

ーーー実際、なぜaumo創立当初に若手社員が抜擢されたのか

生方:僕は今aumoの中でWEB事業部の部長という形で責任者をやらせてもらってるんですけど、aumoにジョインした当時から本当にいろんなチャレンジをさせてもらっていて、それこそ営業で神戸とかに行かせてもらって、いろいろ自分で事業を作るための模索をしたりとか、埼玉でラジオ局とのコラボ企画をやるとか、そういういろんなきっかけがある中で、自分が注力できるところがプロダクト寄りのところだったので「そこにコミットしたい」ということでaumoのWEB事業を任せてもらっています。

安藤:僕はさっきお伝えした通り、自分の挑戦したいことを入社当時から多分うるさいくらいずっと言い続けてきたタイプで、個人的には「4年ってだいぶ時間かかったな~」とか思うんですけど、会社の中ではけっこう早く抜擢してもらったと思うのですごい感謝してます。そんな感じで、言い続けてちゃんと結果残してきたタイプにちゃんとお返しと言うか、頑張ったやつにチャンスを与えてくれる会社だなというのはすごく感じていて、自分もそうですし、隣にいるウブちゃんもそうですし、他に一緒にやっている別のエリアの同期のメンバーもけっこうそうだったりするので、そこは会社の色として根付いているのかな、と思います。

ーーーaumo立ち上げ当時、実際は何から始めたのか

安藤:一番最初は立ち上げる新事業のジャンル選定から始めました。いろいろマーケット調査をして、ジャンルを決めて、あとは本当に『aumo』っていう名前を決めることからスタートしたのと、あとちょっと僕からしたらここは誤算だったんですけど、割とグリーって人もお金もいろいろ整っている会社って思われがちなんですけど、新規事業に関して任せてもらえるっていうところで言うと自分たちがやれる裁量も大きく、人を集めるのも予算調整するのも1から全部自分たちで経験させてもらってきたので、最初は苦戦して、それこそ生方くんをもともと同期メンバーとして知っていたので、一緒にやりたいと思って無理やり他の部署から引っぱってきたりもしましたし、外からも人集めをしましたし、あとは事業自体も僕がさっき経歴を話した通りメディアを作っていたりとかサービスを作っていた経験があったタイプじゃないので、すでにメディアを作っていたグリーのメンバーとかに「ちょっと教えてくれない?」って言って、何から始めればいいのかを聞きまくって、まさに1からスタートしたという感じでしたね。

ーーー「おでかけ」という領域の選定

安藤:グリーの戦略としては、住まい、美容、ファッション、旅行、料理とかそういうジャンルをやっているんですけど、ここら辺ってそもそも大きなマーケットとして既に世の中に存在しているマーケットだったりするんですね。もちろんその分競合が多いんですけど、逆に言うとグリーの強みとしてはさっき言ったように資本力があったり人材が豊富っていうところがあるので、大きなチャレンジができるというのがすごい大きなヨミとしてあったので、小さなマーケットの中でっていうよりかは、より大きいマーケットで勝負したいというのが前提にありました。 今一緒にやっているアウモ株式会社社長の中村ともいろいろ話したりとか、グリーの社長の田中とかともいろいろ話して決めました。そこには大人たちが本気でサービスを作るという想いから、いろんな議論がありましたね。

安藤:あとは正直、先見の明みたいなものはなくて、愚直に仲間を集めるところから始めましたし、自分たちが分からない、例えば今WEBのほうはSEOとかマーケティングのノウハウを蓄積して使ったりしていますけど、そういうのも最初は全然知見もなかったので、自分たちで勉強するところから始めたので、先見の明というよりかは、ほんと頑張りました!という感じの方が強いですね。

ーーー過去を振り返って、事業立ち上げフェーズで一番必要だった「スキル」

生方:強靭なメンタルです。ハートの強さみたいな、折れない心と言うか。失敗しても成功するまでやり続ける力ですね。新事業って、チャレンジしてもうまくいかないものに対して、またチャレンジして、みたいなところの繰り返しだなと思っていて、それができる環境に身が置けることと、一人一人がチャレンジをし続けられるかどうかというのは、事業が成功するかどうかの1つポイントだと思います。
そういう意味では、やり続ける力っていうのはグリーに入社したときから大切にしていましたし、本当にやる中で感じていたのは、何かうまくいかないことに対して、いかに周りからも支えてもらって背中を押してもらえるか。こうやったらいいんじゃない?みたいなところを他のメディアに聞くでも、自分の中でもどれだけ考え尽くせるかどうか、みたいなところは大事かな。

安藤:メンタルという意味だと、やっぱり最初1人でやっているときよりも、今300人くらいの会社になっているんですけど、300人自分と一緒にやっている仲間がいるのを考えると、自分自信腹をくくんなきゃいけないという部分で、自然とメンタルが強くなったというのがあるので、最初からある部分と後から備わっている部分、両方ありますね。

安藤:あと今はこういう立場でやっていますけど、もともとは新卒で右も左も分からない中で周りに支えられながらもようやく今のポジションになって、仲間が増えたりとかして背負うものがどんどん増えていくんですけど、そうすると権限も大きい分責任の方もやっぱり大きくて、でもそういう中で頑張れるかどうか、というのが自己成長にはすごいつながったなと思っているので、そういう意味では自分がどこのポジションでやるかは振り返ると自分にとっては成長における鍵になっていたんだと思います。
ありがたいことに、グリー全体がその文化ですね。もちろんしばらくやらせてもらって結果出なかったりしたら当然見直し的なのはありますけど、やったことないからといって最初からやっちゃダメというのは全くないです。



やり続ける、そして、やり抜く力

ーーー実際にやり抜く中で、なにが一番成長角度を上げたのか

安藤:それはやっぱり自分がやりたいことと、あとは事業とか会社がやりたいことがマッチしているかどうかってけっこう大事だなと思っていて、僕の場合は自分自身責任のあるポジションになって自己成長したいというのもありましたし、会社側も自分に任せてくれたというのもあって、今そこが合致してこういうふうにやれているので、振り返るとそこは大きかったかなと思います。

生方:そうですね、僕は下積みたいな期間がけっこう長いタイプで、責任者という立場になった時間軸でいくと隣にいる安藤くんより全然後だったりするんですが、自分の能力を見限らずに面倒見てくれた上司とか環境があって、本当にいろいろとチャレンジさせてもらったことで自信がついて自分が持っている能力が伸ばせたのかな、というのは今振り返ると思ったりはしますね。

ーーーなぜ「自分がやれること以上のこと」をやり続けたのか

生方:自分がやりたいことがあったから、というのは1個あると思うんですけど、僕の場合は前々からずっと人の心を動かすようなプロダクトとかそういったものを作りたいなと思っていて、その中でaumoというサービスをつくることになって、aumoを見たユーザーさんが今旅行に行ってくれていたりとか、行先を考える際に「決め手」として読んでくれるというところが非常に嬉しいので、そういったきっかけを作りたいとか、もっと多くの人に届けたいという部分が1つ大きいところかなとは思います。

安藤:新規事業がやりたいという気持ちもそうですし、自分自身で事業をまわせる人間になりたいなという思いが根底にあったからやり続けられています。

ーーー今一番「やりがい」を感じていること

生方:実際サービスの中にいると、自分たちのサービスを700万人、800万人が使ってくれている実感ってなかなか湧きづらくて、そういう意味ではやはりユーザーの問い合わせとか、Twitterで本当にaumoを使ってくれる人の声とか、そういうのを僕らものすごい見ているんですよね。そういう声をもとにサービスを改善したりとかもしますし、やっぱりそこにもっともっといいサービスだという声を増やしていきたいなという思いは常に持っています。

生方:あと、もちろん1つはユーザー数を増やすとか、しっかり事業としてお金を稼いでいくとか、そういう部分はあるかもしれないですけど、僕はそういう意味では今言ったように実際にaumoを使ってくれている人の声を聞くこととかが嬉しくて。これは本当にaumoの社長の中村が言ってたんですけど、たまたまカフェで隣に座っていたカップルがaumoを使って次の行き先を決めていたみたいな話をしていて、やっぱりそうやって実際に使っているところを見るとか、聞くとか、そういう瞬間にすごいやりがいというか、なんて表現していいか分からない嬉しさを感じます。

あとサービス作ってて嬉しかった話で言うと、もう1個だけしたい話があって、Twitterで見たんですが「aumoを使っておじいちゃんとおばあちゃんが旅行の行先を決めている」っていうお孫さんからの声。それも見た直後に社内で展開して、めちゃくちゃいいね!!!ってみんなで心が温まってたんですけど、そういう瞬間があることって、僕にとってはすごいやりがいを感じます。

安藤:自分はもともと新規事業をやりたかったというのもありますし、今さっき生方くんが話してくれたように、自分たちのサービスが大きくなっていくと、愛着がめちゃくちゃ湧きます。本当に自分たちの子供を育てているような感覚でやっているので、それでユーザーさんが喜んでいるのとかを聞くと、正直最初はそんなに嬉さを感じるものなのかと疑ってた部分もあるんですけど、本当に今こうやってやっているとすごいそれが嬉しいし、毎日の頑張る糧になっているというのはありますね。逆にネガティブな声も当然あるので、そこもみんなで共有したりして、当然100個意見もらったときに、すぐ100個直せるわけじゃないんですが、1個ずつ対応したりサービスに反映させたり、少しでもaumoを使っている人たちがもっと便利に使って楽しんでもらえることを常に意識しながらやっていますね。

ーーー急速に組織もユーザー数も拡大していく今、次に目指している夢とは

安藤:そうですね、いろいろあるんですけど、700万人800万人と言ってもまだまだもっと多くの人々に使ってもらえるサービスだと思っているので、当然これからもっと使ってもらえる人を増やしていきたいとは思いますし、さっき言ったようにサービスとしてまだ改善していけるところとかも多大にあるので、そこは1個1個改善していきたいと思ったり、あとはおでかけメディアとして地方の地域とコラボして何かやるみたいなことも最近ちょっとずつやり始めたりはしているんですけど、今後よりそれを促進して地域の人に、地域のというか地方の情報でまだ埋もれてしまっている情報とかけっこういっぱいあると思うので、そういうのを発信していきたいなとかは思ったりとか、あと海外展開とかもしていきたいなというふうに思っています。


新しい組織作りにおける、それぞれの「こだわり」

ーーー若手に「任せてもらう」立場から、若手に「任せる」立場になって

生方:組織作りのこだわりとして、1つは若手をどんどん積極的に前に出すというか、それこそ僕らもそうかもしれないですけど、そういう若手レイヤーに中核を担ってもらうみたいなのはコアであるかなと思います。 とは言っても難しいことはいっぱいありますけどね。やっぱり彼らはまだ分からないこともたくさんあるだろうし、失敗することもたくさんあるし、当然ながらそれのリカバーを僕らがするというのもあれば、全然してもらう立場でもあるので、過去に先輩からいろいろ任せてもらってきた経験を思い出して自分たちも動いていくことですね。

ーーー若手に任せ続ける文化、その「最大の理由」とは

生方:それこそ最初に大事なポイントとして『メンタル』とかって言いましたけど、まずはやっぱり失敗して経験して、課題の部分をクリアにすればするほど1人のプレイヤーとして強くなっていくし、それが結果、会社としても組織としても強くなっていくというところだと思うので、たった1人だけスタープレイヤーがいても事業ってなかなか成長しないので、いかに優秀な若いメンバーに事業を託して失敗してリカバーして、最終的にそのメンバーがスタープレイヤーになっていくっていう数をどんどん増やしていけばおのずと『すごいいいチームができる』ということだと思うので、そういう部分があるかな、と僕は思っています。

ーーーでは実際に、活躍できる若手に必要な「要素」とは

生方:本当にいろんなメンバーがいて、けっこう安藤くんともよく話すんですけど、活躍している人の大事なポイントとしては、本当シンプルに『素直さ』というのはすごくあるな、と思っています。
真摯に仕事に取り組めるかどうか、みたいなところ。結局どれだけ経験を持っていたとしても、そのパターンがうまくいくかどうかって本当に分からないと思ってて、失敗することも本当にたくさんあると思うんですけど、その失敗したときにきちんと素直にその失敗した事象に向き合えるかとか、あとは多分解決策をもしかしたら知っているかもしれない先輩とか知り合いとか、そういう人に素直に話を聞きに行けるかとか。そういう部分をちゃんと吸収したうえでもう1回チャレンジするとうまくいくというのはかなりあったりするパターンだと思うので、そういう素直さみたいなところは本当に大事だなと思っています。

生方:aumoの話をちょっとしちゃうんですけど、aumoだとインターンですら、インターンですらという言い方は変なんだけど、インターンのレイヤーでもある程度大きい金額感のプロモーションをお願いするとか、もしくは獲得すべき金額みたいなところを担ってもらって、そこに取り組んでもらうというのはやってもらっていて、その成功しているメンバーの特徴というのは素直に向き合えるかどうかというところです。aumoにも1年目から2、3年目までけっこういろんなレイヤーのメンバーがいるんですけれども、彼らもみんな本当に素直だし、内定者、アルバイトというところから参加しているメンバーもいて、かなり前から一緒にやっているメンバーもいるんですけど、それでも今も目の輝きを失わないという言い方は変なんですけど、キラキラ本当に毎日実直に愚直に取り組んでいる姿勢というのは、そういう歪んだ目でものを見るじゃないですけど、穿った感じにならないとか、そういうところはすごいあったりしますね。

安藤:隣にいる生方くんが今aumoのWEB領域の全部を見ているんですけど、その中の1事業を見ている新卒2年目の男の子がいて、岸くんていうんですけど、正直生方くんともよく話すんですけど、自分たちが1年目、2年目のときにこれだけできたかというと、まぁできないだろうな、というくらいのパフォーマンスを出してくれたりとか成果を出してくれているので、本当にすごいなと思いますね。
彼らは本当に1年目、2年目のときに、僕らが1年目2年目のときには考えられなかったくらいのことを任せても、実際にそこでパフォーマンス出している子たちなので、彼らには素直さがちゃんと備わっているんだと思います。

あと事業に必要なスキルはメンタルですって言ってそこで終わっちゃったので、どんな会社だって思われたら不安なのでちょっと補足すると、もう1個僕が思っているのはさっきの素直さの話じゃないですけど、今やってるのって全部インターネットのサービスなので、自分たちがトップになっても明日にはトップじゃなくなっているかもしれない世界で戦ってるんですよね。そういう業界とか市場が動いているのを常にキャッチアップすることを大事にしていますし、なにか新しくサービスが出てきても、そこから学べることが何かあるか?っていうアンテナを僕らも常に張ってやっていたりするので、そういうことを常にやれて吸収するスキルみたいなのは、このグリーのメディア事業でやっているメンバーはかなり高いレベルでできていると思います。


今、ここで、この仲間たちと、aumoを作る理由

安藤:僕はもともと事業やりたいとか会社やりたいとかいうのがあったタイプなんですが就職って道を選んだんですけど、よかったなと思うのは自力じゃ気付けなかったような数々のスキルを身につけられたということと、あとは今やっている仲間と出会えたというのがすごいよかったです。あともう1個は、やっぱりグリーという会社の中でやる1つのメリットとしては、aumoで考えるとこれだけの事業規模のビジネスを2年くらいで作り上げられるというのはなかなか考えられないと思うので、正直そんなに社外に開示していない部分もあるので外側にいると見えない部分があるんですけど、けっこう自信をもって急成長しているサービスと言えるくらいの規模になっているので、そういったところを経験できているというのは会社に属している魅力ですし、グリーという会社でやる魅力だったりしますね。


生方:メンタルについて話したところあたりではまだ緊張していたのでちょっと補足すると、やっぱり強いメンタルで何か1つのことをやり続けるってすごく大事だなと思っていて、僕もグリーで初期プラットフォームにいたという話をしたんですけど、そのときに相当な分析を本当に毎日毎日かなりしんどくなりながらもやっていたんですけど、そこで折れずにやり続けたことで、本当に小っちゃいことかもしれないですけど、Excelの作業効率のスキルが尋常じゃないくらいに上がるとか、そういうことの積み重ねが今こうやってWEB事業で責任者をやらせてもらって、本当安藤くんが言っていたように、1分1秒争うようなインターネット業界においてスピード感持って仕事できているというところだと思っているので、今もaumoという会社に属してやらせてもらっているからこそできている事業だなということを実感しているので、そういう意味ではメリットをすごく享受させてもらっているなと思います。
僕とか安藤くんの同期で、普通にグリーを卒業して会社やっているメンバーもいて、その子と今でもすごく仲良くて気軽に話したりするんですけど、そういうコミュニティとか人と人とのつながりみたいな観点でも、何かいい部分というのがきっと会社に属することであるとは思ったりはするので、それも1つの選択肢に入れてもいいんじゃないかなと思ったりはしています。今日はみなさんありがとうございました。また興味があったら是非気軽に遊びにきてください。


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