こんにちは! Attackの佐藤です。今回は2月9日(水)に開催された、Attack代表村上篤志(むらかみ あつし)によるオンラインセミナー、「40000通のスカウト送信実績から導き出した『エンジニア採用におけるスカウトメールのセオリー』」のレポートをお届けします。
<プログラム>
1.エンジニア採用に強い採用メディアはどれか?
2.エンジニアに響くスカウトメールのテクニック
1.エンジニア採用に強い採用メディアはどれか?
弊社はこれまで多くの企業様の採用支援を通じて、40000通以上のスカウトメールを送信してきました。その結果をもとに昨年12月に「【実数公開】40000通以上のスカウト送信結果」をWantedlyでも公開しています。
今回は、上記では発信できなかった内容や裏話も交えた内容をお伝えさせていただきました。
冒頭でエンジニア採用の市況感をご説明。現状、1人のエンジニアを9~10社で奪い合っている状況です。まさに、エンジニアの正社員採用は、完全に需給バランスが崩壊しているといえるでしょう。
そのため、「エンジニア採用に強い採用メディア」を探るため、さまざまな角度から、総合型ダイレクトリクルーティングメディアの特徴を見ていきました。
まず、各ダイレクトリクルーティングメディアを、「年収レンジ(高⇔低)」と「スカウト返信率(高⇔低)」で分類。登録者層の志向性や特徴の説明を交えながら、各メディアをマッピングした分布図を紹介しました。
次に、総合型ダイレクトリクルーティングメディアの登録者数、費用や契約期間、スカウトの特徴をまとめました。特にスカウト返信率はこれまで弊社が手掛けたプロジェクトでの実績値をもとに算出。弊社はスタートアップ企業の難易度の高いエンジニア採用案件のご支援実績が多いため、そこまで返信率は高くありませんが、リアルな数字をお伝えしました。
あわせて、「上位3メディアとそれ以外のメディアのアクティブな登録者数」もご紹介。アクティブな登録者数とは「ログイン1ヶ月以内」の登録者数のことです。見た目上の登録者数だけではなく、アクティブな登録者数に注目することが重要といえます。
2.エンジニアに響くスカウトメールのテクニック
続いて、スカウトメールを作成する際に重要となる3つの「らしさ」について、実例を交えながらお伝えしました。
①あなたらしさ
スカウトする候補者の「らしさ」をスカウトメールに盛り込むことです。候補者は「私のどこに興味を持ってスカウトしてくれたのか?」ということを気にするので、具体的なスカウト理由を記載しましょう。
②自社らしさ
自社の特徴や魅力をスカウトメールに盛り込むことです。自社の事業や業務環境、組織の特徴を具体的に書きます。さらに、「自社の開発環境や就労環境の特徴が具体的に書かれている」など、競合他社や類似企業との違いを明確に打ち出せるとよいでしょう。
③目新しさ
他社とは違うスタイルのスカウトメールにすることです。たとえば、あまり見掛けないキーワードを盛り込んだり、あえて推奨されている手法を外してみたりすることも効果的といえます。
しかし、ただ、スカウトメールだけを工夫していても採用はうまくいきません。スカウトにおいては求人ポジション(≒求人票)も重要になってくるためです。そのため、求職者の転職理由に答えるべく、求人票には「3つの魅力」を盛り込むことが大切といえます。
セミナーではエンジニアの転職理由にも触れながら、3つの魅力についてお伝えさせていただきました。
そして、セミナーの最後には弊社の採用支援サービス『TARGET』のサービス概要をご紹介。
『TARGET』は外部に企業様専用の採用プロジェクトチームを組成するイメージのサービスで、コンサルティングからアウトソースまで、すべての採用業務に対応しています。おかげさまで多くのお客様の採用活動を支援させていただいており、さまざまなナレッジの蓄積やお客様のお声としてご利用になられたお客様からお言葉をいただき、さらなるサービス向上を目指しています。その一例として、社内勉強会の資料や取引企業様の一例を紹介しました。
いかがでしたでしょうか? Attackはスタートアップ・ベンチャー企業様を中心に採用実務支援、採用メディアのご紹介、採用管理システムの提供など、採用成功をワンストップでサポートしております。「ダイレクト採用が気になっているがスタートできていない」「採用メディアを活用しきれていないと感じている」というような企業様は、ぜひお気軽にご相談ください!
弊社では採用支援サービス『TARGET』を展開し、多くの企業様の採用支援を行ってきましたが、そこで培ったノウハウをベースにより良い採用管理の方法を編み出し、クラウド型採用管理システム『TARGET SYSTEM』を2021年10月にリリースしました。
『TARGET SYSTEM』はどなたでも無料で利用することができ、利用に際しての機能制限などもございません。「試しに採用管理システムを利用してみたい」とお考えの方はぜひご検討ください!
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