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展示会からウェビナーまで、オンライン・オフラインを横断し、パートナー企業との共創も手がけるアステリアのフィールドマーケティング。その現場では今、どんな挑戦が繰り広げられているのか。その中心で活躍する新卒4年目(取材当時3年目)の石橋さんと、デジタルマーケティング部 部長の飯田さんに、仕事のやりがいや成長実感、そして今後の展望について伺いました。
<座談会メンバー>
- 飯田 明(デジタルマーケティング部 部長):WebディレクターやITコンサルタントなどを経て、アステリアのデジタルマーケティング部にジョイン
- 石橋 美結(デジタルマーケティング部):新卒入社3年目。Platioのセミナー企画から運営まで幅広く担当
展示会が再び活況に。広がるマーケティング施策
― まずは、アステリアのフィールドマーケティングを取り巻く現状について教えてください。
飯田:コロナ禍明け以降、オフラインでの展示会の開催数が増加傾向にあり、多くの企業が展示会を改めて重要視し始めています。アステリアでも展示会やオンラインセミナーなど、能動的な顧客との接点を作る施策をどんどん増やしています。
また、パートナー企業様へのマーケティング支援も年々拡大していて、その結果、私たちデジタルマーケティング部で担当している「ASTERIA Warp」「Platio」両製品ともに売上を伸ばしている状況です。売上目標も年々上がっており、それに併せて施策数も増やしていく必要があります。そのためには、新卒でも中途でも、人の成長が不可欠です。
オンライン×オフライン、攻めのマーケティング戦略
―アステリアのフィールドマーケティングの具体的な活動内容を教えてください。
飯田:まず、デジタルマーケティング部では「Webマーケティング」と「フィールドマーケティング」を担当しており、製品プロモーションから見込み顧客の獲得までを行います。その中でフィールドマーケティングは、展示会やセミナーなどイベントを軸としたマーケティング業務を行っています。自社開催だけでなく、パートナー企業様との共催セミナーなど、様々な形態のイベントを企画・運営しています。また、開催して終わりではなく、施策の効果測定や予実管理なども一貫して担当します。
石橋:私はPlatioのセミナーを担当しており、最近は展示会などのオフラインイベントにも携わるようになってきました。セミナーの企画から実行までを担当していますが、特にパートナー企業様との共催セミナーでは、企画段階からの綿密な調整が重要になります。具体的には、どちらが主導で進めていくか、Zoomの配信設定は誰が担当するか、フォローアップの分担など、細かな部分まで事前に決めていく必要があります。
パートナー共創と社内連携が生む、アステリアならではの特徴
― 他社と比べて、アステリアのフィールドマーケティングの特徴的な点はありますか?
石橋:アステリアでは、他の企業とつながりながら一緒に成長していく「エコシステム」という考え方を大切にしています。こうした考えのもと、パートナー企業様やISV企業(自社でソフトウェアを開発する企業)様と共にさまざまな取り組みを行っていることが特徴だと思います。
飯田:興味を持ってくれそうなお客様に効率よくアプローチするために、お互いが持っているお客様情報をうまく活用しながら、一緒にイベントを企画することも増えています。
また組織面では、少数精鋭だからこそ、社内の他部門とスムーズに連携できるという面も特徴的だと思います。インサイドセールス部門にはセミナーで獲得したリードの質について適切なフィードバックをもらえる関係性がありますし、製品の方針や戦略を決めるプロダクトマーケティング部も非常に協力的で、何か新しいことをやってみたい時に、チャレンジしやすい環境があります。
0から1を作る喜び。フィールドマーケターとしての成長実感
― 石橋さんは新卒からマーケティング業務に携わっていると思いますが、成長を感じるのはどんなところですか?
石橋:新しいセミナーを1から考えて、無事に開催まで実現できた時に、自身の成長を実感するとともに、大きなやりがいを感じました。デジタルマーケティング部に配属が決まったとき、最初はすでに先輩が企画していた定期開催セミナーの運営から始まりましたが、徐々に企画にも関わるようになり、仕事への理解も深まっていきました。定期開催のセミナーだけでなく新しい企画を考える機会があることで、日々の業務にも刺激があります。
飯田:アステリアは主体性を重視していて、各担当の裁量が大きいんです。他社だと「とにかくセミナーの数をこなす」という形で疲弊してしまうケースもあると聞きますが、アステリアでは施策の質を重視しています。セミナーで獲得したリードについて営業部門からフィードバックをもらい、次の企画に活かすというPDCAを回せるので、繰り返していくことで施策の質も上がっていきます。
石橋さんには最初は定型的な業務をお任せしていましたが、慣れていく中で作業スピードが速くなったり、自分なりの工夫も入れたりしてくれました。石橋さんと1on1をすると「こうするといいのでは」というアイデアがいっぱい出てくるんですよね。なので、業務をどんどんお任せしていき、工夫する余地も与えていました。新たな業務も「まずはやってみる」という精神は素晴らしいなと感じますね。今後さらに成長してもらうために、外部の方との接点をたくさん作ってあげたいなと思っています。
― フィールドマーケティングの仕事で、他にもやりがいを感じることはありますか?
石橋:色々なパートナー企業様との関わりがあるので、社外の方からの刺激をもらえることも魅力的ですね。全国各地の展示会に参加する機会もあります。北は北海道から南は沖縄まで、様々な地域のお客様と接点を持てるのも、この仕事ならではの面白さだと思います。デスクワークだけでなく、実際にパートナー様やお客様と顔を合わせていきたいという人にはぴったりだと思います!
「挑戦する姿勢」と「調整力」。活躍できる人物像とは
― アステリアのフィールドマーケティングでは、どんな方が活躍できると思いますか?
飯田:失敗を恐れずに「まずチャレンジしてみる」という精神を持った方ですね。そしてそれを、周りの人を巻き込みながら実行していく力のある人です。
また、パートナー企業様やメディアとのコミュニケーションも多いため、状況に応じて適切なコミュニケーションができる方が向いています。例えば、新しいパートナー企業様との共催セミナーでは、企画の提案から細かな調整まで、多くのコミュニケーションが必要になります。ですから、相手との信頼関係を築きながら進めていくことができる方が活躍できると思います。
石橋:私の経験からいうと、情報共有がスムーズにできる方です。たとえば、セミナーの企画や運営に関わる際には、同じ部署のメンバーだけでなく、営業チームなど他の部署の人たちとも協力しながら進めていく必要があります。また、社外のパートナー企業の方々とやり取りする機会も多くあります。
こうした場面では、「誰が、いつまでに、何をやるか」といった情報を正しく共有することがとても大切です。部署や立場が違っても、こまめに報告・連絡・相談を行いながら、関係する人たちとスムーズに連携できるよう心がけています。
“やってみたい”を成長の原動力に。フィールドマーケティングのこれからの展望
― 最後に、マーケターとしてのこれからの目標を教えてください!
石橋:今後は、主体的に動ける業務の範囲をもっと広げていきたいと考えています。具体的には、パートナー企業様との共催セミナーにもっと携わることで、これまで以上に多くの施策を展開できるようになりたいです。新しい経験を積みながら、より広い視野でマーケティング活動を行い、成長したいと考えています。
飯田:マーケティング部門全体としても、まだまだやれることはたくさんあります。例えば、プロダクトマネージャーが立案した製品戦略に対し、Webマーケとフィールドマーケで足並みを揃えて施策を展開したり、フィールドマーケが展開した施策をWebの施策にも展開したり。
今後はさらに体制を強化し、効率化を進めつつ、未来を見据えた施策を展開していきたいですね。そうした変化の中で、若手が活躍できるチャンスもますます広がっていくはずです。
― お話しを聞かせていただき、ありがとうございました!
※本記事に記載の内容は、取材時点(2025年2月)のものとなります。ご了承ください。