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【学生向け】アステリア製品「Gravio」を活用したアイデアソン! 開催レポート

9月26日〜29日の4日間、アステリアの恵比寿オフィスにて、初の学生向け アイデアソンイベントを開催しました! イベントの内容は、当社の製品「Gravio」を使ってあらゆる場所のスマート化実現のアイデアを提案するというもの。今回は、運営チームである人事総務部の内海が、4日間にわたるイベントの様子をお伝えしたいと思います!

Gravioとは、AI機能を搭載したエッジコンピューティング型のIoT統合ソフトウェアのこと。ノーコード(コーディング不要)で簡単に、カメラや各種センサーが取得するデータと、さまざまなシステムとの連携を実現することができます。

そんなGravioを使って「スマート化を実現する」という内容のプログラムですが、そもそもスマート化とは、IT技術を駆使し運用管理を最適化することで、課題を解決したり、新たな価値を創り出すこと。「スマートシティ」「スマートホーム」といった言葉はよく耳にしますよね。

当社でも、Gravioを使ったさまざまな仕組みを構築しており、オフィスのスマート化を推進しています。
(詳しくはこちら:https://www.wantedly.com/companies/asteria/post_articles/408522)

今回の学生向けプログラムでは、プログラミング経験がなくても気軽にご参加いただけるように、また “サービスをお客様に提案する” という、IT企業のビジネスプロセスの一部を体感してもらいたい! という想いから、システム開発を行う「ハッカソン」ではなく、アイデアを出し合い提案する「アイデアソン」形式で開催しました。

今回募集した学生さんは2名。全4日間(全日13:00~17:00)のプログラムで、しっかりとコミュニケーションを行うため、少数制で開催しました。大まかなスケジュールは以下のとおり。

Day1:会社説明、チームビルディング、マーケティング基礎
Day2:Gravio実機デモ、スマートオフィスツアー
Day3:グループワーク
Day4:提案内容発表

1日目は、お互いの自己紹介や会社説明、これからワークを進めるにあたって必要となる企画や提案のフレーム(ロジカルシンキングやマーケティングの基礎など)をレクチャー。

2日目はGrobal Gravio事業部のメンバーのレクチャーのもと、Gravioの実機を使ったデモを実施。まずは二酸化炭素の濃度を感知するCO2センサーを使い、数値に応じてライトを点灯させるシステムを作りました。

△ アステリアのGrobal Gravio メンバーによるレクチャーの様子

△ 二酸化炭素の濃度が低いときは青、高いときは赤く光らせます。このシステムは、実際に三密対策として飲食店や病院などの施設で使っていただいている事例もあります。

続いて、LEDマトリックスに二酸化炭素濃度の数値を表示させるシステムを構築。手前のCO2センサーが二酸化炭素濃度を測定し、その数値をモニターに映します。機器を触り始めてからここまでにかかった時間は、わずか40分ほど!

初めてGravioを触ってみた感想は? と尋ねると、「ノーコードなので簡単にできた。画面操作も直観的でわかりやすい」「形や見た目のデザインが魅力的」といった感想をいただきました。ノーコード、そしてデザインファーストを推進している当社として嬉しい限りです!

その後、実際にどのようにGravioが使われているのかを解説するオフィスツアーを行いました。

実際に機器が動いたときには「おお~」と声が上がり、お2人ともワクワクしている様子が印象的でした。質問や意見も活発に出て、スマート化のアイデアがどんどん膨らんでいるようでした。

3日目のグループワークを経て、いよいよ4日目の最終発表!
1人ずつテーマを設けて発表いただきました。

まずお一人目は「Gravioを用いたスーパーのスマート化」についての提案
これはスーパーでアルバイトをしている経験を生かして考えたものだそうです。商品の陳列場所に設定した距離センサーから、商品が閾値を超えて減っている棚を特定して補充のタイミングを知らせる仕組みや、AIカメラを活用してお客さんの多く集まるエリアにおすすめの商品を陳列する商品位置の最適化システムを提案してくれました。

また、熱感センサーと連携して、できたて熱々の食品が店頭に並んだ際に店内モニターで通知してくれる仕組みなど、スーパーで働く人だけではなく買い物客も楽しめる世界を思い描いて考案されたとのこと。

続いてお二人目は、「Gravioを用いたキャンパスのスマート化」の提案
オフラインでの授業が戻る中、密を回避して快適な大学生活が送れたらいいなという想いで、AIカメラを使って人が少ない教室を見える化できると良いのではと考えたそう。さらに、大学の清掃員の方が効率的にゴミ回収ができるよう、距離センサーを用いてゴミの量を検知する仕組みも提案してくれました。

発表を聞いたGravioチームのメンバーからは「2人とも鋭い観察力ですね!」と感想があがり、提案したシステムを実装するために必要なことや、追加でこのような仕組みを作ってはどうか、などアイデアをさらにブラッシュアップしていきました。

お2人とも4日間本当にお疲れさまでした!

アステリアとしても学生さん向けのイベントは久しぶりに開催したのですが、お二人の楽しそうな様子を見て、実際に製品を触ってもらう機会ってとても大事だなと改めて感じました。会社説明会ではどうしても伝えられない部分なので、ぜひ色んな学生さんに参加してもらいたいです。

特にこれまでITの勉強をしたことがない人にとっては、当社の製品も、IT業界で働くこともなかなかイメージがつきにくいのかなと思います。ですが、今回のようなプログラムに参加することで、ITを使って課題を解決したり、新たな価値を創り出すことの面白さを体験できるはず!

今後もこのようなイベントを不定期開催していきたいと考えていますので、Wantedlyや採用サイトをぜひチェックしてくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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