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社内コミュニケーション活性化のためピアボーナスを導入してみた!

皆さんの会社ではピアボーナスのツールを使っていますか?(もしくは過去の会社で使っていた方!)近年、ピアボーナスを導入する企業が増えてきているようです。

今回は「そもそもピアボーナスとは?」という基本的なところから、アスペアで導入を決めた背景、実際に導入してみてどうだったか…などについて書いてみたいと思います!

ピアボーナスって一体ナニ??

ピアボーナスとは、英語で「仲間」や「同僚」を意味するPeer(ピア)と、「成果給」や「特別手当」を意味するBonus(ボーナス)を組み合わせてできた言葉です。

簡単に言うと、仲間同士でお互いを称賛し合って相互に報酬となるようなボーナスを送り合うような仕組みですね。偉そうに解説しておりますが、実は私自身、今回導入を進めるまで全く知りませんでした…!

アメリカ発祥のサービスのようですが、ここ2〜3年は日本国内でのサービスの種類も増えてきており、Googleやメルカリなど導入を始める企業も増えてきているようです。

背景としては「フルリモートが増えてきて社内コミュニケーションが難しくなった」「従業員のエンゲージメントを高めることへの機運が高まった」といったことがあるようです。



なぜアスペアでピアボーナスを導入したいと考えたか?

私がアスペアに入社してまず行ったのは、社内のエンジニア全員との1on1でした。基本的にフルリモートで働いているため普通に業務を行っているとエンジニア達との接点がほとんど無い状況でしたし、エンジニア採用の知見を積むためにも、まずはエンジニアと話そうと思ったからです。

そこで話してみて感じたことが「社内コミュニケーションが活発とは言えない…」「帰属意識を高める必要がありそう…」ということでした。

<1on1で実際に聞こえてきた声>

  • 直接話したことが無い社員が多いので、他の社員の顔があまりわからない
  • 現場が違う社員とはほとんど接点が無い
  • フリーランスではなく社員として働くメリットとしてコミュニケーションという点があるが、それが活発とは言えない
  • 他の社員がどんなプロジェクトに入っているのかわからない

特にコロナ禍以降に入社した社員は、対面で会ったことのある社員が極端に少ない状況でした。これではアスペアが経営方針として掲げる「社員が“自己実現”し、“イキイキ”としている会社」と乖離があるのでは…と感じ、早急に改善が必要だと思いました。

そして上記のような声とともに、「社内でコミュニケーションをもっと取りたい」と感じている社員も多いということもわかりました。

そんなタイミングでお付き合いのある会社の方から「うちの会社はピアボーナス使ってるよー」という話を聞いたことをきっかけに、アスペアでもこのサービスを導入できないか調べてみることにしました。

”THANKS GIFT”を導入することに



調べてみると国内にも色々なピアボーナスのツールがあることがわかりました。いくつかのサービスを検討した結果、アスペアではTHANKS GIFTを使ってみることにしました!(画像は私のHOME画面です)

THANKS GIFTでは「ありがとうコイン」など各種コインを設定してそのコインを送り合うという仕組みで、ピアボーナス初心者のアスペアでも導入しやすいのではないかと思ったからです。シンプルなUIで使いやすそうなところもいいなと思いました。

またTHANKS GIFTで獲得したポイントは「Amazonポイント」や「Paypayポイント」など普段よく使う外部サービスのポイントへ連携できるというのも決め手となりました。社員でコインを送り合って貯めたポイントでお買い物できるなんて嬉しい制度ですよね!



実際にこんな感じでコインを設定しています。特によく使われているのは…

  • ありがとうコイン
  • 素敵!コイン
  • おめでとうコイン

この辺りですね。最近、新設したのが、新しく加わったメンバーに送る「ようこそコイン」です。送るタイミングが明確なので、今後活用が期待されます!

使ってみてどうだったのか??

さてアスペアでは2023年4月にTHANKS GIFTを導入して1年以上が経過しました。導入して社内のコミュニケーションが活性化されたのかどうか、ちょうど1年が経過したタイミングで社内アンケートをとってみました。

多くの社員が導入前よりもコミュニケーションが取りやすくなったと感じているようです。気軽にやり取りできるところも良いと感じている社員が多い様子です。

  • 気軽に書くことができるためコミュニケーションをとることへのハードルが低くなった
  • 社内プレゼンをしてくれた方への感謝の気持ちを伝えるなど、良い機会になっている
  • あまり交流のない人でも気軽に個人宛にメッセージが送れるので、感謝を伝えたりお互いの名前を覚えやすくなった
  • 何気ない感謝を伝えやすくなった/感謝が見える形で残り、他の方にも共有できる
  • 社内の情報発信にあたって、良いモチベーションとなるため

個人的に導入して良かったと思う点は、誰が誰にどういう賞賛を送ったのかが社内に共有されるという点です。

これまでももちろん上長が部下を個人的に賞賛したり、社員同士で感謝し合うことはありましたが、他の社員が知る術がありませんでした。THANKS GIFTを導入してからは、その内容がSlack通知で社内へ周知されるため他の社員も知ることができるようになりました。これは大きな変化だと思っています。

じゃあコミュニケーションについての課題は解決されたの??

もちろんこのツールを導入しただけで、社内コミュニケーションの課題が解決されたわけではありません。やはり使ってくれる社員はいる一方で、「タイミングが無くて…」「あとでやろうと思って忘れてしまう…」と中々全社員に活用してもらうことはできていません。またコインの贈呈数も決して多いとは言えない状況です。

今後の課題としては、社員同士が話すシーンを意図的に増やしていくことかなと感じています。月1で開催している定例会を年1〜2回ペースでオフラインで実施したり、オンラインランチ会を開催するなどして、直接話をする機会を増やすことが必要だと思っています。そこで繋がりができるとTHANKS GIFTでコインを送ることのハードルも下がってくるのかなと!

まだまだ発展途上のアスペアですが、ちょっとずつ課題をクリアしていきたいです!!

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