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ベンチャー企業で得られる2つの成長

はじめまして、この記事をご覧いただきありがとうございます。株式会社アシロでWEBディレクターとして働いている竹田津(たけたつ)と申します。
当社で言うWEBディレクターというポジションは、自社で運営しているメディア・サービスの責任者にあたるポジションです。

私は早稲田大学出身でこのアシロという会社に新卒入社しました。
周りの学生の多くは基本的に大手志向(外資系、総合商社、金融、マスコミ、メーカー等)であり、当時10人も社員がいなかったベンチャー企業に新卒入社しようとしているのは私ぐらいでした。

なぜベンチャーに入社する選択をしたのか?と言うと、大学生の頃から将来起業したいと漠然と考えていて、そのためにはビジネスを成功させる実力が必要、それを身につけるためにはベンチャー企業が一番だろうという理由から入社しました。

入社して数年が経過した今、私が成長できたと感じる点の中でも、ベンチャー企業特有と思われる2つの成長についてお話していきたいと思います。ベンチャー企業への転職や新卒入社を考えている方の参考になると嬉しいです。

1. 自分ができることの幅が大きく広がった

アシロに入社した当時、まだ10人ぐらいの規模だったんですが、その時は本当に何も整っていなかったので、何か新しい仕事を進める時はほとんどすべての業務を自分で実行しなければなりませんでした。

お客さんへの提案、契約の締結、提案内容の実行、結果に対する擦り合せ、内容のブラッシュアップ、請求処理等、最初から最後までの工程すべてを自身でこなした結果、自分ができることの幅が大きく広がったと感じます。

今はIPO準備を進めていることもあり、以前と比べると制度や仕組み、分業体制は整っていますが、それでも新しいサービスの立ち上げや初めて取り組む業務は頻発するので、いまだに自身の守備範囲の広がりは日常的に感じます。

この「できることの幅の広がり」はベンチャー企業に入社して得られる最もわかりやすい成長だと思います。

逆にベンチャー企業でもある程度の規模になると整備が進んでいるところも多いので、必ずしも幅広い範囲の業務を行える環境ばかりではないかもしれません。ベンチャーでの仕事を考えている方は、会社選びの際に環境整備がどの程度行われているかを確認してみてください。

2. 環境の変化に自らを適応させられるようになった

私が入社した当時は10名ほどの社員しかいなかったのですが、数年経過した今では50名ほど社員がいます。これに伴って、私のポジションも大きく変化していて、最初は広告の運用を行う立場でしたが、今は責任者としてメディアの立ち上げや運用を行う立場にあります。

会社の成長に伴ってどの事業に注力しどの事業を切り捨てるか等の取捨選択の機会やインターネット業界特有の外部環境の変化、社員増によるプレイヤーからマネージャーへのポジションチェンジ等の変化が何度もあり、その都度私の業務内容は変化してきました。

「昨日までは広告運用を行っていればよかったのに、これからはメディア・サービスを成長させなければならない」
「昨年まではこの方法で集客すれば上手くいったのに、今年は同じ方法が通用しなくなった」
「以前は一人で業務をこなしていれば良かったのにチームを受け持つことになった」
など、そういった身の回りの変化がよく起きるため、その変化に都度適応することを求められました。

さらに上記のような変化は、会社としても基本的に前例がないので、会社の中でその変化を自分が初めて体験するなんてことが、普通に起こります。もちろん上司や社長に相談できますが、基本的に自分で考えて工夫して行動しなければ、絶対に解決できません。

上記は少し乱暴に聞こえるかもしれませんが、変化に適応する過程で主体的に試行錯誤することは大きな成長につながると実感できますし、それこそがベンチャー企業で働く醍醐味だと感じました。

ベンチャー企業への転職や入社を考えている方へ

ベンチャー企業というと、大きく成長していて華やかなイメージを持っている方も多いと思いますが、あまり表に出てこない厳しい側面もあるのは事実です。

しかしこの環境でやりきることができれば、自らの大きな成長を実感できると思います。

こんな環境に身を置いて自らを成長させたいと思える方はぜひご応募ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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