1
/
5

チームマネジメントをする上で知っておくべき「パレートの法則」について。

こんにちは!株式会社アルトの採用と広報を担当している田中です!

私たちアルトが企画・開発・提供するサービス「thanks!(サンクス)」は、働くチームメンバー・仲間とお互いに認め合い、褒め合うことを簡単に実践し続けるサービスです。現場でのチームワークが、お客様の笑顔を生み出すことを信じて、そのチームワークを盛り上げたり、活性化させたりすることをお手伝いをしています。

2016年に創立して以降、”一人でも多くの人が、生き生きと働き続ける社会を実現”するというミッションを掲げています。職場の人間関係に悩む人を減らし不幸な離職をなくすために、若い世代の人たちへいいパスを贈るために、日々挑戦しています。

アルト代表の植村(ニックネーム:トムさん)にチームワークに関する想い語って頂きます。

今回のテーマは、「アルトの考える「チーム」について」をインタビュー!

--トムさん、今回は「チーム」についてです。

集団は、ほっとくと2:6:2の分布になるっていう考え方、わかる?

--えーと、それなんとかっていう法則でしたっけ?

そう、パレートの法則。

20世紀のイタリアの経済学者が提唱した、富の偏在分布の法則。

まあ、それはいいとして、経験則的にビジネスの世界では、「働きアリの法則」として語られることが多いもの。

利益全体の8割を、集団の2割が生み出す、というやつです。

チーム内の人分布で考えると、2:8、と言われるもの。

僕はこれを、2:6:2に分かれる、と応用的にとらえてます。


--2:6:2って分かれるの、今までのお客様を見ていると感覚的にもわかります!

「6の前半の3」が最も大事。

経営者、集団リーダーとして、僕はこの6の前半の3が一番大事な人たちだと考えてます。

極端にいえば、最初の2は、ほっといていい。自分で目標立てて、自走できるから。

次の3は、マラソンに例えると、2番手集団。

1番手集団という目安となる“目標”を必要として、それについていく人たち。

この2番手集団に当たる3の人たちをチームでどのように育てていくか、がチームマネジメントの最重要課題、だと。


--6の全員じゃなくて、前半の3なのはなぜですか?

チームの空気を創る

2 + (6の前半の) 3 = 5

ね。過半数越えるから。

この5の人たちが同じ目的理解して、同じ方向向いて走る(働く)ことができれば、チームマネジメントって一つ目のハードル越えてると思ってます。

及第点取れる体制になってる、というか。

チームテレパシー

それと2番手集団を自覚する人たちが出てくると、1番手と2番手集団の間で“テレパシー”みたいな目に見えないコミュニケーションが発生してくるんだよ。


--テレパシー??? 

そう、テレパシー。日本語でいうと、以心伝心かな。

まず、チームというのは、リーダーが考えるように、あるいは、考えていないことも1番手メンバーが「考えて、動く」。

いいチーム、というのは、2番手までが「考えて、動く」。

この2番手までの2:3:3:2、の最初の5は、テレパシーできる関係。


--テレパシー=以心伝心と聞くとなんとなくわかる気がします!


人間は、ひとりではいられない

働く人ってさ、皆、誰かのために働いていると思うのよ、そもそも。

常にそれを意識しているかどうかは別として。

それってどうしてかな、と考えると自然に、

「誰かのために役立ちたい」という気持ちがあるからだと思うんだ。

じゃあ、それはなぜか?

なぜ、誰かのために役立ちたいのか?

人間は弱いから。

一人では生きていけないから。

誰かのために役立つことをやっていれば、誰かが自分のために何かをしてくれるから。

こういうことを本能的に「わかっているから」と僕は思います。

生きていくためにお金が必要だから、給料やバイト代のために、とか。

家族を養う必要があるから、働きます、とか。

これももちろんあると思うけれど、

たのしいから

僕は実はこのことのほうがより重要だと思ってます。

働くことって、たのしい。これですよ、理由は。

2:3の最初の2番手集団まで形成できているチームの人たちは、

「皆、たのしく働いている」んです。

こういう人たちが過半数を越えると、

6割、7割目の人たちに伝播する

経営者、リーダーとしては、これを目指したい。理想は10割。わかってます。でも、まずは、この過半数を越えるチームを創りましょうよ、と。

人類学によると、2割がオーバーアチーブ(他の人より多く働く)することで他の8割も生活できる、という法則というか、経験則があるようなんで。

2:6:2に自然分布しがちな、「働きあり法則」にチャレンジしたい。

5(2+3):3:2へのチャレンジ

2:8(6+2)に分布するのは仕方ない、と諦める経営を減らしたい。

人はもっと、たのしく働けますよね。そうしたら、お客さんをもっともっと幸せに出来ますよね。

お店の人が楽しそうにはたらいていると、そこって行きたくなるのが人ってもんじゃないか、と!


--トムさんお店選ぶとき、スタッフ重視ですもんね!

2:8は、チームワークには当てはめたくない

僕の勝手な妄想ですが、チームワークは5:3:2。

5割が集団空気つくって、お客さんにいい空気感じてもらって、幸せなひとたち増やす、っていう。

ホモサピエンスは、集団生活様式を進化させてきたから生き残ったという説があります。

僕はこれ、信じてて、

その集団を支えたのは言語、役割分担、お互いの信頼、など、現在のチームワークに全て通じる要素が活きている、と理解してます。

これはなぜか?

サピエンスは、「こうやって、生き残ってきた」

生き残るため、って必死だったんだけど、

これはチームやサービス、事業として考えてみても、同じこと。

お客様に選ばれ続けないと、企業も事業もサービスもない。

存在意義ない、価値がない、となる。

だったら、“生き残る”ためには、チームワークですよねって。

2:8の法則だよね、とか言って、言い訳したり評論したりしてないで、

5まで増やしましょうよ。

そしたら、生き残り続けられるし、たのしく時間過ごせるし。

テレパシー通じ合うチームって、結構、おもしろそうじゃない?


--アイコンタクト、みたいなのも同じですね

そう、それ!

そしたら、僕らのサービスもいずれいらなくなるね。

それが理想の世の中。


--いらなくなるのが理想って、少し複雑ですけど。。。トムさんらしいです(笑)

株式会社アルト's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Hiromi Tanaka's Story
Let Hiromi Tanaka's company know you're interested in their content