1
/
5

大手企業→ベンチャーへの道は正解か?現役マネージャーの回答。

こんにちは。
株式会社Arinosの勝部 寿康(かつべ としやす)と申します。
この記事では、私の現在地から入社理由、入社後の出来事などを書かせて頂きます。
みなさんの活動の一助になれば幸いです。

私は現在37歳。Arinosに入社して三年目になります。浅草近郊に住んでいます。
肩書はエンジニアですが、職位としてはマネージャーを務めています。
マネージャーとはいわゆる管理職です。一般企業でいうと課長にあたります。

マネージャーという仕事

ところで、みなさんは管理職というとどういうイメージをお持ちですか?
もしかして、こんなイメージをお持ちでしょうか。

「いつもデスクで新聞を読みながらコーヒーを飲んでいる」
「会食と称して毎夜毎夜酒ばかり飲んでいる」
「態度は偉そうだが実際仕事は大してできない」

……まあ、きっと一般的にはそういう方も多いでしょうね(笑)。
ただし、これはある程度規模の大きな企業、もしくは成長の止まった中小企業の場合です。

Arinosのような成長途上のベンチャー企業では、管理職も現場の最前線で働くことが求められます。
ベンチャー企業は利益を上げる基盤がまだ弱いですから、まずシニア層が現場でパフォーマンスを
発揮し、安定した利益と顧客の信頼を獲得することが最重要な訳です。
黙っていてもお客さんが寄ってくる大手とは違うという訳ですね。

ただ、もちろん管理職として部下の管理や教育も必要ですし、時には業務獲得のための営業/商談も
行う必要があります。日中は現場での実務がありますから、これらは原則平日夜間か休日に行います。

実際、この記事を書いているのも実は日曜日だったりします(笑)。
なかなかタフな業務ですよね。
多分、健全な(?)ベンチャー企業であれば状況はどこも大して変わらないと思います。

では、そんな会社に入った私は今、後悔しているかというと・・・。
そうでもありません。

むしろ、この転職は成功だったと感じています。

何故でしょうか?

それにお答えするには転職の経緯からお話しする必要があります。

4回の転職

私は、これまで4回転職をしています。Arinosが5社目の会社です。
大手のシステム開発会社で6年勤務したのち退職。
以降、1年半~3年くらいの周期で転職を繰り返してきました。

転職の理由は様々ありますが、一貫していたことがあります。
それは、エンジニアとして自己の成長につながる環境か否かでした。

エンジニアというのは難しい職業で、ただ会社で仕事をしていれば勝手に成長できる訳ではありません。
常に新しい技術に触れ、それを吸収し、かつ自分のものにしていくことが求められます。
そのことに気づいた私は、そんな理想郷を求め転職を繰り返すことになりました。

「何か違う」「自分の居場所はここじゃない」「もっと良い仕事がしたい」
・・・日々、そんな葛藤を覚えながら。

コンサルタントとの出会いと衝撃

Arinosに入社した理由は、単純なものです。

最初に内定が貰えたから

本当にただそれだけです(笑)。
当時私は宇都宮に住んでいて、面談のため平日に東京へ来るのが大変だったんですね。
早く決めたいと思っていたので、最初に内定が来たArinosに入社することにしました。

今思えば、私は幸運だったと思います。
もしArinosを選ばなければ、そこでの衝撃的な出会いはきっと一生経験できなかったでしょう。

それは、コンサルタントという特殊な人々との出会いでした。

ただ作ればいい訳じゃない

エンジニアというのはモノを作ることが仕事です。
あえて意地悪な言い方をしますが、つまり作りさえすれば仕事として成立します。
つまりお金がもらえます。

他方で、コンサルタントという職業の役目は、平たく言うとクライアントが儲かることです。
クライアント企業の収益を上げるための策を考え、提案します。
時には、それが根付くまで実務にあたることもあります。現場で従業員さんと一緒に汗を流す訳です。

それまで私は、自身の価値は良いモノが作れるかで決まると思ってきました。
しかし、良いモノとはつまり使い手の利益、つまりクライアントに利益を生むモノということなのです。

ただ、上手く作れればいいという訳ではないのです。
それで、クライアントが儲からなければ意味がないのです。

Arinosでコンサルタントと一緒に仕事をするうち、私はそのことに気づかされました。

以来、私は技術でクライアントに利益をもたらす人材になることを目指すようになりました。
意外に思うかもしれませんが、これは世の大半のエンジニアにとって欠けている視点だと思っています。
エンジニア達だけで囲まれた閉じた世界では、それは決して得ることの出来ない視点だからです。

エンジニアとしてではなくビジネスパーソンとして

そんな訳で、私にとってArinosはキャリアプランを大きく変える転機になりました。
エンジニアとして職人的に生きるのではなく、技術を持ったビジネスパーソンとして成功したい
と思うようになったのです。

確かに業務は厳しいかも知れません。
ただ、今後の人生の行方を左右するような成功へのキーを頂けたという意味で、私はArinosという会社にとても感謝しています。

最後に

さて、長くなりましたが、最後にもう一言。

みなさんにとって、成功とは何ですか?

例えば、今、みなさんが50歳だとします。
ある日、会社から突然退職を言い渡されました。いわゆるリストラです。
二人の子供は高校生と中学生です。
自分と奥さんと含めて家族四人。どうやって生きていきますか?
日本人の平均寿命は80歳を超えています。あと30年は人生があるのです。

激動の時代、これは誰にでも起こり得ることです。

でも、仮に50歳で世に放り出されても、笑って平気で生きていきたい。

そんな「時代を生き抜く力」を得ることが、私にとっての成功です。

それさえあれば、何があっても、きっと幸せになれると信じているから。

Arinosという会社は、それを身に付けることが出来る環境があります。
是非、一緒に頑張りましょう。そして、成功を掴みましょう。

みんな、幸せになるために生まれてきたのですから!

興味を持った方は、是非弊社まで遊びに来てください。ご連絡おまちしています。

株式会社Arinos's job postings
10 Likes
10 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Toshiyasu Katsube's Story
Let Toshiyasu Katsube's company know you're interested in their content