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「生半可に生きてちゃいけない」今度こそゼロイチをやり遂げると覚悟したマーケター近藤佐輝子の物語。

近藤佐輝子/ Sakiko Kondo(31)
2020年4月入社
デジタルマーケティング事業部

地図を確認しながら進むことが得意な人もいれば、荒野を開拓し、地図創りを得意とする人もいる。近藤はまさしく後者の人間。それも未整備な環境ほど熱中するという、ちょっぴり変態さん。

過去さまざまにチャレンジしてきた近藤ですが「もう、ベンチャーはやめよう。」と決心したことがあったそう。その決意を覆し、再びAnchorというベンチャー畑に舞い戻った近藤に、一体どんな心境の変化があったのでしょうか。

「今度こそゼロイチをやり遂げる」と、心に誓った覚悟の物語です。

「社会とは」その厳しさ、やりがいを体にたたき込んだ4年間

これまでの社会人生活で最も大変だった時期は?という質問に「大学生活の4年間」と答えた近藤。大手携帯キャリアでの厳しい販売経験が、その後の社会人生活の土台になったと語ります。


「やるなら自ら考え行動し、経験を積めるようなアルバイトがしたい。」大学1年生の当時、そんな考えから始めたのが携帯ショップの販売職でした。店長がまさしく鬼のような存在で(笑)ノルマ未達の日にはどうしてあと1台が売れなかったのか「なんで?」「どうして?」「それで?」と、徹底的に詰められるのは日常風景。厳しいだけではついていけませんが、お客さまに対してのあり方やお金を稼ぐ厳しさまで教えてくれるような方でした。

当時はiphone3GSを店頭に並んで購入していたような時代。勤務先の店舗はご年配のお客様が多く、販売しただけでは使いこなしていただけません。「自分が販売したからには最後までサポートしたい」と、スマホ講座や勉強会を企画し、運営したりもしていました。するとお客さまが娘さんやお孫さんを連れて、会いに来てくださることもしばしばあって。接客の醍醐味を味わいながら「社会とは」という根幹を築くことができた大学生活となりました。


「生半可に生きてちゃいけない」

大学生といえば一番遊びたい年頃。どうしてあえて厳しい道を選んだのでしょうか。そこには近藤が人生と向き合うきっかけとなる出来事がありました。

あれは高校1年生から2年生に上がる春休みのことでした。病気とは無縁だった私が女性に多くみられるバセドウ病を発症し、薬が欠かせない生活に一変。この先女性としてどんな風に人生を楽しめばいいんだろう・・・と落ち込んでしまったのです。

これまで人生に真剣に向き合ったことはなかったのですが「生半可に生きてちゃダメだ、きちんと生きないと。」という思いがこみ上げました。

そんなとき目に止まったのが、黒柳徹子さんでした。あんなにお年を召された方が今でもかわいらしく、活躍している。将来を考えたとき「自分も生涯現役で活躍したい。おばあちゃんになっても女性としてかわいい存在でありつづけたい。」と、生きる姿勢を学んだのです。長く活躍しつづけるためには、人のお役に立てる存在でなくてはなりません。一つひとつの経験を未来の糧にするために、今、目の前の仕事に全力で取り組むことを大切にしています。

無我夢中のゼロイチ経験

有形商材から無形商材へのチャレンジ。そして大好きな美容業界を駆け抜けた近藤。「一体何人分働いたんだろう」と、笑いながら当時を振り返ります。

在学中に携帯販売会社の本部勤務の道を提案いただき、卒業後は2年ほど大手家電量販店向けの広告制作を担当していました。とはいえデザイン経験はゼロ(笑)おまけに担当は私ひとり。イラストレーターと格闘しながら大量の広告を作っていました。機種を見ればターゲットやセールストークまで具体的にイメージすることができたので、戦略を目に見える形に落とし込む仕事はとても面白かったですね。けれど社内にこもっているより、お客様と直接話したい気持ちが強くなって。

次は無形商材を扱いたい。興味のある美容業界で。そんな思いで転職したのが店舗集客のための割引クーポン(フラッシュマーケティング)事業を手がける会社でした。テレアポや飛び込みでの新規開拓営業、決済者との商談を通して営業力を鍛えたい気持ちもありましたね。営業は大変でしたが、オーナーさまと関係を築きながら戦略を立て、結果まで追える仕事が面白くて。担当が美容業界だったこともあり、商品知識も深まりました。



3年が経ったとき、メーカー側で経験を積みたいと思い、美容品メーカーへ転職。支店の立ち上げをゼロから任せていただき、法人営業、自社エステサロンのマネジメントに加え、上海での新規開拓営業も経験させていただきました。ここまで一人で携わることは初めての経験。自分の行動がすべて結果として表れる環境に、経験したことのない緊張感もありましたね。当時を振り返ると一体何人分働いていたんだろう、と不思議に思います(笑)大変でしたが、ゼロから創り上げる過程が面白くて熱中していました。

売るだけの営業では生き残れない

「人と話すことさえできれば営業は誰でもできる仕事」それだけの武器では生き残れないと悟った近藤が次に目指した世界とは。

有形商材、無形商材、プル型、プッシュ型と、さまざまな営業経験を積んできましたが「これ売ってきて」と言われて売るだけの営業じゃダメだと思ったんです。このままじゃこの先、生き残れないなって。大事なのは売ることではなく「売った商品を、さらにどう戦略的に伸ばしていくか」ということだと思います。

クーポン営業時代も美容品営業時代も、リピート率まで考えて戦略を立てていましたが、専門的な分析まではできていませんでした。数字まで落とし込んで、成長戦略を描けるようになりたい。そう思い、マーケティングの世界へ足を踏み入れました。けれど人生って、そう上手くいかないんですね。転職したキャッシュレス決済サービスを手がけるメガベンチャー企業が1年で倒産。人生の岐路に立ったのでした。

本能には逆らえない

今ではこんなに生き生きと働く彼女も、実はAnchorの一次面接直前まで辞退を悩んでいたそう。そこにはどんな心境の変化があったのでしょうか。

30歳を迎え、これからの人生を考えたとき、女性として長く働くために「もうベンチャー企業はやめよう」と思ったんです。倒産した会社の先輩方の繋がりからいくつか大手企業を受け、3社ほど内定をいただいたのですが、どれもピンと来ず・・・。とある転職エージェントから「近藤さん絶対ここ合うから!」と、紹介いただいたのがAnchorでした。会社が突然潰れる怖さ。女性が長く働ける環境や組織体制。いろんな考えが頭を駆け巡り、面接前日まで断ろうかと悩んでいました。

重い足取りで向かった面接。けれど人事担当の萩原、事業部長の安本と話すうち、若くしっかりした人が集まるAnchorに心惹かれて。最終面接では、これまで出会った社長とは真逆で、地に足のついた千野の人柄に「ベンチャーだけどここなら大丈夫」と直感。

「これまでの経験はすべて私の力になっている。余すことなく力を出し切ってAnchorでゼロイチをやり遂げたい。これでダメなら私にその素質がなかったと諦めよう。この会社で最後にしたい、ここで骨を埋めるんだ。」そう覚悟するほど魅力的な人間力を3人から感じ、蓋をしていたはずの本能が一気に溢れ出したのでした。家族の反対を押し切って、2020年4月、Anchorに入社。直感を信じてよかったと、心底思っています。


目指すはAnchorのBig Mom

Anchorに入社してからは毎日が必死の連続。営業とは違ってマーケティング力はそう簡単に身に付くものではないと痛感しました。覚えることは山ほどありますが、苦労を楽しんでいます。

大変なのに入社から今日まで出勤したくないと思ったことが一度もなくて。仕事に、Anchorに熱中しています。そう思わせてくれるのは間違いなくAnchorに集まる人の力。みんな会社を成長させることや、自分にできることを全力で考えているんです。個性が豊かすぎるメンバーですが、それでいて仲間のこと思いやれる。業界のアタリマエだけじゃなく、世の中のアタリマエさえ超えていける会社だと思っています。

そんなAnchorで将来的には、デジタルマーケテイング事業部の美容広告部門を作りたい。やっぱり好きなんです、美容。組織においては育成面にも関わりたいですね。変化の激しい時代に一緒に成長しつづけられる存在でありたい。「教える」というようりも「共に育つ」という意味で共育に携われたらと思います。そしてゆくゆくはAnchorの母、Big Momみたいな存在を密かに目指しています。

ここが私の最後の舞台。
今度こそ、ゼロイチをやり遂げる。
そんな覚悟を定めさせてくれた、出会いに感謝。


「グロースマーケティング×事業創造」で価値を最大化する。代表千野が見据えるこれからのAnchorとは。 | MEMBER
今年6月に第8期を迎えたAnchor。昨期にはミッション、ビジョン、バリュー、カルチャー(以下、MMVC)の刷新、2つの新設部門の立ち上げなどを経験し、従業員数は2倍の30名となりました。これか...
https://www.wantedly.com/companies/anchor-ltd/post_articles/513953
Webマーケティング
平均売上前期比211%成長中|大手広告代理店よりも成果を上げるプロ集団
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 採用コンセプトムービー公開中 「No.1を創る」をVISIONに掲げる当社で、日本一経験者がその想いを語る。 https://drive.google.com/file/d/1FmNIFXWBx8VC4J91vNq4fkUgmv0l2CDI/view ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ ◆事業内容  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ わたしたちはクライアントと共に日本一を創るグロースマーケティング会社です。日本企業の事業成長に貢献し、すべての関わる方々に必要十分な価値を届けることで、日本を豊かな国にすることを目的にアンカーは生まれました。 いまは事業成長に最もインパクトのあるデジタルマーケティング事業を主軸としています。あらゆるWeb広告を扱っているので「Web広告代理店」に見えるかもしれません。 でも違うんです。 わたしたちが目指しているのは「日本一、クライアントを勝たせるマーケティング支援会社」になること。Web広告だけでは瞬発的な売り上げを作れても、クライアントを業界No.1へ導くことはできません。クライアントによって抱える課題はさまざま。勝ち戦にするためなら、自社にないリソースだって創り出してきました。 リスティング広告はA社、ディスプレイ広告はB社、CRMはC社、LP制作はD社…と、部分最適が主流ですが、デジタルの全体最適を可能とするマーケティング支援を形にするため、当社のサービス領域は多岐にわたります。(リスティング広告、ディスプレイ広告、アフィリエイト広告、クリエイティブ制作、アドネットワーク、CRM施策、顧客DB設計、CSオペレーション設計、ECモール運営支援、オフライン施策など) 創業1日目から変わらず事業成長だけを追求し、ついにクライアントの業界No.1を実現。6店舗、月商3,000万円から2年で100店舗、月商20億円超えを達成し、わたしたちが提供する価値で日本一を実現できると確信しました。 目先の利益にとらわれる業界において、あるべき姿を証明するためには、わたしたちが100億200億規模へ成長し、市場に対して影響力を持つ存在になるしかない。そのため、中期目標として2026年5月までに売上100億円を目指しています。また現在、自社プロダクトの開発や新規事業にも取り掛かっています。 当社は設立9年目、従業員数30人のまだまだ小さな会社。誰もが知る会社もかつてはいまのアンカーのような時代があったはず。「すごい会社に入るよりも、すごい会社を創るほうがワクワクする」そんな高い志を持つメンバーと一緒に仕事に熱狂して、業界に影響力を与えるようなすごい会社を創りませんか? ▼日本一を目指して業界経験者がつぎつぎAnchorに集結! 「マーケティングを極められる最高の環境」大手広告代理店から入社した第二新卒社員の声 https://www.wantedly.com/companies/anchor-ltd/post_articles/874306 「日本一、クライアントを勝たせる組織を創る」業界歴10年のベテランマーケターが入社した理由 https://www.wantedly.com/companies/anchor-ltd/post_articles/528046 ▼4年連続ベストベンチャー100選出 https://best100.v-tsushin.jp/company/anchor-ltd/ ▼「働きがい認定」企業選出 世界100カ国で働きがいのある会社の調査を行う専門機関、Great Place To Work ®から、働きがいのある会社であることを認める「働きがい認定」企業として選出されました。 ビジョン「No.1を創る会社」の実現に向け、一人ひとりが挑戦を繰り返し、主体的に行動できる組織づくりに注力することで、従業員が圧倒的な成長を実感し、さらなるステージへ挑戦できる環境を実現しています。 ▼2年連続「Yahoo!マーケティングソリューション パートナープログラム」の特別認定パートナーとして「広告運用パートナー」二つ星に認定(全国33社※2023年7月現在) https://marketing.yahoo.co.jp/partner/sales_partner/partner_list/type/#tab_anchor ※「ベストベンチャー100」は、イシン(株)が提供する法人向け有料会員制サービスです。エントリーした企業の中から、厳正な審査のもと選出したベンチャー企業100社が「ベストベンチャー100」として紹介されます。
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Anchorの制度・文化 | アンカー株式会社
個人と会社が成長を与えあう組織を目指して創業より顧客の事業成長を目的としたグロースマーケティングにこだわる当社。その根底には誰でもできることを、誰もがやらない領域までやるというDNAが流れていま...
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