インターネット広告代理店からアマナに入社。プロデュース業務と社内のデジタルマーケティング推進を兼任するKさんに、リモート環境下でコミュニケーションを広げた方法や今の働き方を聞きました。
これまでのキャリアを教えてください
前職は広告代理店でストラテジックプランナー(広告運用)をしていました。リスティング広告が得意な代理店として業界でも知られる会社で、デジタル広告まわりの業務は一通りできるようになっていました。その前は、新卒で入社したアパレルで販売を5年程していました。ストラテジックプランナーにキャリアチェンジして、忙しいながらも楽しく仕事をしていましたが、今後を見据えると動画などのクリエイティブがより重要になるだろうと感じていました。
アマナに入社した理由は?
デジタル広告の運用から幅を広げたくて転職活動をしていました。スカウトが届いてアマナを知り、ストックフォトのイメージだったので詳しく調べてみると、クリエイティブの幅広いソリューションやマーケティングに魅力を感じました。書類選考も免除だったので、とりあえず受けてみようと(笑)。アマナがデジタルマーケティング部署を新設するタイミングの立ち上げメンバー求人でしたが、一次面接で後の上司になる方々から「営業に向いているね」と。人と話すことが好きだったので、その流れでプロデューサー職として入社しました。
前の会社は人の入れ替わりが多く、20代で部署のリーダーになる人もいましたが、アマナには雰囲気のよいナイスミドルが上司にいて、この会社での将来像も見えました。面接もスーツではなく、遊び心あるジャケットにノーネクタイで行き、「それで合わないんだったらいいや」と思っていたら、「服装の感じもいいね」と言われて、「なんてフィーリングの合う会社なんだ!」と思いましたね。
現在の仕事内容と働き方は?
クリエイティブ制作のアソシエイトプロデューサーをメインに、前職の流れでデジタルマーケティング部署を兼務しています。撮影やイベントの企画・制作をしながらデジタル広告の戦略・マーケティングも担当するというアマナでも珍しい立ち位置です。
クライアントは、BtoBのお客様が多く、企業ブランディングのビジュアルガイドラインの作成から入って、制作物を作ったり、コーポレートムービーの撮影などをしています。所属するSales&Produce部門では、デジタル広告の知見を広め・全体のリテラシーを高める役割を担っていて、デジタルマーケティング部署との懸け橋的な存在になっています。
請求書の処理などでたまに出社したり、お客様への訪問も時々できるようになって、いいバランスでオフラインとリモートの使い分けをしています。アマナは環境の変化に柔軟でリモートへの移行もうまくいっていると思います。オフィスに出社しないのは少し寂しくもありますが、リモートになったおかげで、前職時に忙しくてなついてくれなかった子どもと触れ合える時間が持てているのは良かったです。子どもの成長は今しかないですからね。
リモート環境下での入社はどうでしたか?
2020年2月に入社して、1カ月弱で在宅勤務になりましたが、コミュニケーションは全く困りませんでした。上司や先輩などいろんな方と積極的に話して、一緒に仕事ができたので、割とすぐに自分の立ち位置を築けたと思います。販売職で磨いたコミュニケーション能力が役に立ちました。
私の場合、社内に「広告代理店にいてデジタルに強いらしい」という触れ込みがあって、アマナに入った時から皆さんに知ってもらえたことにも助けられました。
会社や人との関係はどう築いていきましたか?
何もわからない状態で在宅勤務になって、「社内WEBメディアがあるから読んでいて」と言われましたが、入社したからには何かしたいと思い「勉強会をやらせてほしい」と上司に相談しました。インターネット広告とは何か、これからアマナで活用するにはどうしたらいいかなど、資料作成にも力を入れて、Sales&Produce部門のプロデューサー向けに50~60人規模のオンライン勉強会を実施しました。それによって個別の相談で声がかかることが増え、いろんな人と知り合いになれたので、自分からもわからないことを相談しやすくなりましたね。
アマナでよいスタートが切れたのは、同じチームの人の影響が大きいです。私ができることや得意としていることを理解して、相談に乗ってもらったり、こういう風に動くべきというアドバイスをいただいたり。広告代理店からキャリア入社した先輩もいて共感できることも多く、本当によく面倒を見てもらい、いろんな案件に同行して人脈を広げることができました。
これからアマナで実現したいことは?
本来のミッションはデジタル広告の知見をアマナのSales&Produce部門に広めることなので、それを推進していきたいです。日々のプロデュース業務で忙しく、思うように進められていない部分もありますが、とにかく今は色々なクリエイティブ制作の経験を積む期間だと割り切っています。自分で案件をコントロールできるぐらいのスキルをつけ、デジタル広告業務の割合を増やしていこうと思います。
昨今はプロデューサーがデジタル広告の知見を持たなければいけない時代なので、社内の人たちが相談しやすい身近なデジタルマーケティングのプロフェッショナルになっていきたいですね。
TOP画像:前田直子 amana / アートディレクター・イラストレーター
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