クラウドネイティブ人財育成 : i-Learning 株式会社アイ・ラーニング
経済産業省は2018年9月、『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~』という、企業のシステム刷新について警鐘を鳴らす異例のレポートを発表しました。 ...
https://www.i-learning.jp/service/it/topics/cloudnative.html
◯結果にコミットするAzureトレーニング
皆さんこんにちは。オルターブースの小島です。
今回は弊社が提供しているAzureトレーニングの話をしようと思います。
弊社はこれまで、特定のお客様向けにプライベートトレーニングという形でトレーニング事業をやってきました。
公開講座では株式会社アイ・ラーニング様と提携しています。
ただニーズとしては、公開トレーニングよりもプライベートトレーニングの方が強いんですけどね。
そこで、僕たちがどんなプライベートトレーニングを実施しているのかを簡単にご紹介します。
プライベートトレーニングのご依頼を受けたら、Azureに対するお客様の理解度をまず確認します。
エンジニアだけじゃなくて、管理者の方や決裁者も含めて、
「Azureをどこまで理解されているか?」
というのをヒアリングしまくります。
その中で、現時点でのだいたいの理解水準が見えてくるんですね。
その水準は今ここで、トレーニングを受けたらこういう風に向上していく、といったプロセスとゴールの枠を作ってから、トレーニングを進めています。
ところでAzureと言っても、範囲がすごい広い。
その中でもだいたい最初にトレーニングするのがAzure DevOpsです。
Azure DevOpsをベースとした環境、その考え方などをどうやって開発に取り入れていくのかを、トレーニングの最初で取り組むことが多いです。
なので弊社のプライベートトレーニングは、ほとんどがAzure DevOpsから始まっていて、
そこからさらにモダナイゼーションやりましょうか、あるいはコンテナーの方にいきましょうか、といった風に広げていきます。
あとはAzureのプレビュー版の機能を使ってみて、失敗することにチャレンジします。
概ねそんなことをトレーニングの中でやっていますね。
僕たちはこんな感じでAzureトレーニングをハンズオンで提供するんですが、学びとして一番効果的なのは、やっぱり実際にプロダクトを作ってしまうことです。
じゃないと失敗するポイントが見えません。
ハンズオンのトレーニングも失敗ポイントを多少作っておくものの、プロダクト開発で経験する失敗量と比べるとどうしても少ない。
失敗しないと、はっきり言ってスキルは身に付かないです。
では失敗から学ぶ場を僕たちはどういう風に作っているのかと言うと、一つはハックフェストです。
ハックフェストは、チームを組んで、与えられたテーマに対して決められた期間に集中的にプロダクトを開発することです。
マラソン(Marathon)からもじって、ハッカソン(hackathon)って呼ばれることもありますね。
弊社のハックフェストは、簡単にいうと超短期集中型のAzure開発合宿です。
合宿と言っても泊まりでやるわけじゃないんですが、超短期間で全部開発してしまおうというのがハックフェストです。
文字通り、めちゃくちゃ濃厚な時間になります。
なぜかというと、例えばあるお客様があるサービスを作っていて、3ヶ月間ずっと検証してきたのに全然うまくいかなかったとします。
でもハックフェストのたった3~5日間で、3ヶ月かかって解決できなかった課題が一瞬で解決してしまうこともある。
一人だけではなかなか解決しない課題でも、技術の中でも、特にAzureに強い僕らが一緒にガッツリ開発に入っていって、寄ってたかって解決していくわけです。
なので開発が一気に流れ出すんですね。
スキルアップや開発のブレイクスルーの一つのきっかけとして、このハックフェストをやるのは物凄く意義あることなんです。
弊社もプライベートトレーニングでハックフェストをやっています。
今後、これを強化していくので、やりたいって方はぜひお話頂ければと思います。(つづく)
☆本記事は2020年11月9日に配信された弊社代表・小島のVlogをもとに再構成しています。
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