既存のインフラに頼らない、自然共生型のホテル、allbeans。
今回のテーマは「オフグリッド」です。
目次
オフグリッドとは?
オフグリッド型ホテルでの滞在
allbeansが描くローカルインフラ
新しい仲間を募集しています!
株式会社allbeans
オフグリッドとは?
allbeansは太陽光から電気を、雨水から水を自給するオフグリッド型ホテル。
オフグリッドとは既存のインフラに接続せず、電力や水を自給していることを指します。
allbeans Kochiが佇む土地も、実は10年もの間、耕作放棄地でした。
もちろん、電線や水道管といった既存のインフラは繋がっていません。
好きな場所に置くことができるのが、オフグリッド型ホテルのメリット。
絶景を見渡せる場所や海辺、秘境の地でもホテルを始めることができます。
allbeansのキャビンをひとつ置くだけで、地域に眠っている土地に価値を与え、増え続ける遊休地の問題解決につながります。
オフグリッド型ホテルでの滞在
「オフグリッド型ホテルって、快適に過ごせるの?」
そんな疑問にお答えするため、allbeansキャビンのしくみについてお話させてください。
必要なエネルギーは自給自足
シャープなデザインのキャビンをよく見ると、太陽光パネルが一体になった屋根材を使っています。この太陽光パネルで発電し、蓄電池に電力を蓄えてまかなっています。
室内にはシャワーやキッチン、トイレを完備。
エアコンやドライヤーも使うことができます。
キャビンで過ごしていると、自然エネルギーで動いていることに気づかないほどです。
また、シャワーやキッチンには雨水を貯水し、濾過・滅菌したものを使用しています。滅菌しているので、安心してご利用いただけます。
トイレにはコンポストトイレを採用。
コンポストトイレは水を使わず、微生物の力で排泄物を処理する仕組み。
使い方も簡単で、においも気になりません。
ホテルの快適さはそのままに、
地球とつながる体験をお愉しみいただけます。
allbeansが描くローカルインフラ
allbeansのキャビンがある自然豊かな里山では、人口減少に歯止めがかからず、公共インフラは維持管理コストが限界を迎え、地域には耕作放棄地が増えるばかり。今後、人が住めなくなる地域はどんどん広がっていくことが予想されます。
こうした背景の中、「三次産業であるホテルを中心とした自然資本や経済資本が循環する仕組み(ローカルインフラ)」こそが、持続可能なローカルをつくると考え、allbeansは始まりました。
allbeansの特徴
オフグリッド型ホテルallbeansの特徴は大きく分けて四つ。
①どこでも設置可能
水道や電線などの公共インフラに依存しないホテルのため、どこにでも設置できます。導入予定地の状況や環境に合わせ、電力のみ自給自足など設備のカスタマイズも可能です。
②だれでも導入可能
運営方法もパッケージとしてサポートするため、宿泊事業者のみならず、1台から誰でも導入可能です。
③持続可能な開発
トレーラーハウスのため、基礎工事が不要です。
事業地の変更や撤退の場合にはCABINを簡単に動かせます。
環境負荷が少なく、事業の柔軟性も確保した開発を行っていきます。
④災害時のシェルターとして
既存インフラから独立してエネルギーを自給するため、災害などによる停電や断水が発生しても、緊急時の仮設住居や避難場所としてご利用いただけます。
このように、地域に眠っている遊休地の活用につながるほか、災害対策など地方が抱える課題への解決策をallbeansは持っています。
新しい仲間を募集しています!
高知県は人口減少やインフラの老朽化、巨大地震の切迫など全国に先駆けてさまざまな社会問題に直面しており、「課題先進県」と呼ばれています。そんな高知から、持続可能なローカルを創造したいと思い、自然共生型ホテルallbeansを立ち上げました。
allbeansは観光地でも、交通の要所でもない場所にも関わらず、たくさんの方に来ていただき、今後は必要とされる全国の中山間地域への展開を計画しております。また、宿泊事業で蓄えた開発ノウハウをもとに新事業創出も進め、ミッションである「持続可能なローカルの創造」を行ってまいります。全国展開を通じ、未来の里山のためにご一緒していただける方からのご応募を楽しみにお待ちしております。
株式会社allbeans
「持続可能なローカルの創造」をミッションに、電気と水を自給する自然共生型ホテル「allbeans」を運営。キャビンを通して「自由な時間」を提供し、人にも自然にも心地いい暮らしを実現します。
地球とつながる喜びを。
ホームページ:https://allbeans.jp/
Instagram:@allbeans.jp