allbeansは、「持続可能なローカルの創造」をミッションに、電線や水道など既存のインフラに頼らない自然共生型ホテルを運営しています。
このWantedlyストーリーでは、 allbeansの会社や事業についてご紹介してまいります。
allbeansホテルについて
allbeansは現在2拠点でホテルを運営しています。
1拠点目は、高知県の雄大な物部川のほとりに佇む「allbeans Kochi」
2拠点目は、兵庫県淡路島の穏やかな瀬戸内海を望む「allbeans Awaji」
今後も全国に展開予定です。
たとえば、この「allbeans Kochi」、一見すると一般的なリバービューの宿泊施設ですが、
実は電気と水を自給するオフグリッド型ホテルになっています。
あまり馴染みがないので「オフグリッドとは?」と思う方もいらっしゃるはず。
オフグリッドとは、電気や水道といった既存のインフラに接続せず、電力や水を自給している状態を指します。普通の宿泊施設に見えるこのキャビンも、実は電線や水道管といった既存のインフラに繋がっていません。
その代わり、電気は壁や屋根に設置した太陽光パネルで発電し、水は雨水を濾過・滅菌して使用しています。インフラを使わないので平時はホテルとして、災害時には避難所として活用できるのがメリット。
そして、土地を傷つけることなく、自然の力で運営するキャビンなので、人にも環境にも優しいホテルとなっています。
客室内の仕様
「allbeans Kochi」を例に、客室内をご紹介します。
キャビンは全部で2棟。自然と共生するホテルなので、お部屋にも植物の名前を付けました。
木々に囲まれた大きな中庭が隣接する「ASEBI」は、大人の隠れ家のような落ち着いた雰囲気。
おだやかな湖のほとりの「TSUTSUJI」では、まるで湖に浮いているような景色をお楽しみいただけます。1日2組までご宿泊が可能です。
大自然を一望できる大窓。
木の香りが漂うシャワールーム。
いつもより時間をかけて料理をしたくなるキッチン。
忙しい日々に疲れたら、allbeansで心と体を解きほぐす。
自分だけの「自由な時間」を過ごせる、そんなキャビンです。
わたしたちが考えるローカルインフラ
さいごに、ホテルに込めたわたしたちの想いをお話しさせてください。
allbeansがあるのは高知県の山あいの地域。
この場所から「持続可能なローカル」をつくりたい、そんな思いで始まりました。
自然豊かな田舎では人口減少に歯止めがかからず、公共インフラは維持管理コストが限界を迎え、地域には耕作放棄地が増えるばかりです。
今後、人が住めなくなる地域はどんどん広がっていくことが予想されます。
こうした背景の中、わたしたちは「自然資本や経済資本が循環する仕組み(ローカルインフラ)」の創造こそが、持続可能な中山間地域をつくるために必要であると考えています。その第一歩として、第三次産業であるホテル事業を中心としたローカルインフラの実現に努めています。
といっても、allbeansはまだ始まったばかり。
allbeansは様々なバックグラウンドを持った仲間を募集しています。
株式会社allbeans
「持続可能なローカルの創造」をミッションに、電気と水を自給する自然共生型ホテル「allbeans」を運営。キャビンを通して「自由な時間」を提供し、人にも自然にも心地いい暮らしを実現します。
地球とつながる喜びを。
ホームページ:https://allbeans.jp/
Instagram:@allbeans.jp