AKIND創業10周年記念として開催したイベント「春夏 冬会」のご紹介を通じて、AKINDらしさをお届けしたいと思います。まずは、メンバーの楢崎さんが用意してくれた「お土産」について。楢崎さんは、まちづくりに関するプロジェクトや、ブランドデザイン周りのクリエイティブ全般を担当してくれているメンバーです。
楢崎さんがきちんとAKINDらしいブランドデザインを表現してみようという熱意を持って挑戦したのは、イラストレーターのカワグチタクヤさん(神奈川県在住)のイラストを使用したオリジナルの手拭い。和洋折衷を感じるものの捉え方と、手触り感のある表現が特徴です。AKIND10周年記念イラストでは、3羽の鳥が風のふいている叢で仲良く自由に戯れている様子を描いていただきました。AKINDは前に出るのではなく、黒子のような動きをするところから、夜のイメージ。そして、3羽の鳥の中に書かれている星は、希望のかけらを夜にかけています。蝶々は新しい可能性や希望が羽ばたいていく。そして、それらが神戸という地と繋がっている、という印象で描いていただきました。
この手拭いと一緒に、神戸のショコラティエ「JHOICE」に依頼し、3方よしセットということで、3種類のチョコレートを一箱に詰めていただきました。さらに、いろいろな種類を楽しんでいただければ、ということで、3種の組み合わせの違うセットを3種類ご用意いただきました。それぞれの出会いと組み合わせの一期一会を皆さんに楽しんでもらい、JHOICEさんのチョコレートの奥深さや楽しさを知ってもらえたら幸いです。
これらのお土産を入れるお土産袋もオリジナルでデザイン。縁起物として「千歳飴」をテーマに、形状にこだわりました。印刷していただいたアサヒ精版さんは、数々のプロジェクトをご一緒させていただきました。これだけで終わらないのが、楢崎さん。「百年続く、三方よしの商いを共につくる」をビジョンに掲げるAKINDとして、自分たちで「三方よし」に繋がる言葉を検索しまくり、交流の仕掛けになればと、おみくじとしてお土産袋に結んでおきました。結果、こんな仕掛けなくとも、皆さん同士が会ったことがある方もない方も、自然に会話を楽しみながら、繋がっていただけたようでよかったです。